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井手山岳会日本支部

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247回:井手山岳会日本支部登山のご報告  produced by H.Tanuma  

期日:12月11日()

行き先【道志山塊/御正体山(1,681.6m)

コースタイム:
富士急行線「都留市」駅[849900](タクシー)〜林道細野鹿留線ゲート[925935]〜池の平[1005]P1[10301035]〜林道終点[1048]〜竜の口[1101]〜上人堂跡[11351145]〜峰宮跡[12251230]〜御正体山[13051340]〜峰宮跡[1358]〜林道[1439]〜御正体入口[1515](タクシー)〜泰安温泉[15301605](タクシー)〜富士急行線「都留市」駅[16151634]

ルートマップはこちら     高度記録はこちら
(提供 Konochan

  海外出張前の忙しい中の副隊長と、この半年間超多忙の隊長とやっとスケジュールが合い、今年の登り納めと副隊長の壮行会兼忘年会は12月11日に決まった。目的地は御正体山。富士急線都留市駅よりタクシーで池の平に直行するつもりだったが、ゲートが閉まっていてやむなくそこで下車。実はタクシーの窓から、桃みたいなお尻みたいな山(文台山)が気になっていたので、細野鹿留林道ゲートから向こう岸にわたって文台山へというコース変更も検討してみた。が、見るからにアキレス腱伸びっぱなしの急登に加えて、今日は副隊長の壮行会のため新宿に6時半に着いていなくてはいけない。壮行山行は「思い出に残るバリエーションルート」という考えもあったが、やはり無難なコースで初志貫徹、御正体目指してスタートした。ゲートから池の平登山口まで足早に歩き30分で着いた。登山口には竹の杖が数本置いてある。御正体山は展望はそう期待できない…ということで、「富岳十何景」などの地図表示はない山だが、今回は密かな期待があった。それは、何年か前に皇太子殿下がお忍びで池の平から登ったと聞いていたからだ。殿下が来られたのなら、きっと頂上には御休憩所として白木のベンチかなんかが設置されていて、富士山の見えるところは何カ所か伐採して見やすくしているんじゃないかな…なんて!
  登ってみると、御正体山は大きな山だった。近くの山々より一段風格が上というか、山塊そのものが大きい、根が深い山の感じがした。池の平から登り始めて間もなく体がほかほかしてきて、1時間ほどで竜の口に。水の湧き口が竜の口のようということだそうだ。そこから着々と高度を上げ、御堂跡に到着。その後も順調に登り、文台山や三ッ峠山を見下ろすようになり、富士山が真正面に見える峰宮跡分岐に着いた。「うわー、雁ヶ腹摺山から見た富士山もすごいと思ったけど、それよりもっとど迫力だね〜!♪♪」アユラシ、菊丸そろって感嘆の声を上げる。山頂に向かいアップダウンも少しあり、雪の足下を慎重に踏みしめて進む。そして山頂へ。そこには、もくろみ通りの白木のベンチに、テーブルまであるではないか。今日はお腹いっぱいになるくらい富士山も楽しんで、鮭寿司入りお稲荷さんとおにぎりとデザートまで付いて優雅なランチだこと。
  さて、下山はつい慎重になってしまった。だって北側斜面は特に雪が滑るから。「ハッハッハ、そんなに慎重にこわごわ進む必要ないんだよ。尻餅ついたって落ち葉ばかりでたいして痛くないだろう?」と、スルスルどんどんほぼ「グリセード」で滑り降りていく副隊長。頭ではわかっていても…シリセードならいいけどグリセードはバランスが難しいのよ…あ、痛〜!尻もちついてころんじゃったぁ。すべり下りるのはとても快適…らしい。副隊長は「膝も楽チンだったよ。」とのこと。しかし結局修行の足りない素人にはグリセードは高度な技すぎた。林道まで30分ちょっとで下りたのち、さらに30分で御正体入り口まで。途中、道坂トンネルから今倉山、二十六夜山が見渡せる場所もあった。小金沢連峰の右奥に雲取山までよく見えた。タクシーで泰安温泉に直行、一風呂&缶ビールののち、都留市駅前の御用達スーパーで酒肴を仕入れた後、新宿までホリデー快速の向かい席でくつろいだ。
  その後の、新宿「美禄亭」でオールスターズと合流の後の副隊長マレーシア壮行会が大盛り上がりだったのは言わずもがな。「たかが半年なんだから、そんなに大げさに言わないで」と副隊長は言うけど、私たちにとっては大打撃。隊長も超多忙で世界を股にかけて飛び回っているし、分隊長(?)の私たちが隊長・副隊長のアドバイスを受けつつがんばらねば。でも来年がいい年になる希望の話題は盛りだくさんだった。嬉しいことに長いこと膝の故障で山から遠ざかっていたヤマショウビン氏が、釈迦ヶ岳〜黒岳(富士山真正面コース)や入笠山コースなどに乗り気なこと。タマちゃんの笑い声と凹凸ブラザーズそろい踏みで来年はもっと参加したい!と宣言してること。ヒロマは今年3月に生まれた愛娘あーちゃんを背負ってハイキングが、今年来年の抱負なこと。クボッチ、アユラシは「車で登山、みんなでまた行こう!!」と乗り気なこと。11月に交通事故で足を怪我したWoodyさんが新年から復活とのこと。今年も登って呑んで笑っていい年が過ごせたけど、来年も干支のウサギのようにみんなが飛躍の年でありますように!!(Konochan)


参加者:隊長、副隊長、このちゃん、菊丸、アユラシ
壮行会参加者:+ヤマショウビン、タマちゃん、凹さん、凸さん、Woodyさん、クボッチ、アヒル、ヒロマ

天候:快晴
今回の実働時間:4時間45
今回の累積登高差:1,286
今回の踏破距離:11.8km

〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始
img0000.jpg【01】ゲートが閉じていたのでここからタクシーを降りて歩きだす。思わぬ誤算。
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【02】林道を黙々と進む。
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【03】池の平に到着。
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【04】ここからが本来の登山開始。ところで何を見上げているのか・・・?
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【05】竜の口。水はそんなに冷たくない。
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【06】富士山が見えた。
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【07】妙心上人御堂跡。結構広い。
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【08】文台山と奥に三つ峠山。
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【09】峰宮跡の分岐。
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【10】圧倒的迫力の富士山が望める。
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【11】雪が付いているので下りは慎重に。
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【12】山頂直下。陽射しが嬉しい。
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【13】山頂にて。ところで右手で何をしようとしたのか・・・?
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【14】立派なテーブルとベンチ。皇太子効果か?
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【15】さて下山。
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【16】こういう下りは滑る降りるくらいの気持ちが丁度良い。
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【17】こんな小さなウロには入れないだろ!と思わず突っ込みたくなる。
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【18】眺めの良いところに出た。凹んだところが道坂トンネル。
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【19】今倉山。
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【20】大菩薩連嶺。右端に雲取山も見えている。
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【21】駅前スーパーで酒と肴を仕入れ、これから電車の中で盛り上がる予定。

副隊長マレーシア長期出張壮行会

【A】ちょっと照れながら副隊長の挨拶。
【B】アユラシ、凹凸ブラザーズ、タマちゃん、副隊長、ヤマショウビン氏。
【C】タマちゃん&クボッチ、美女二人に囲まれて。
【D】こちらも美女よ。アヒル、菊丸とヒロマ。今日は奥さんのレイちゃんは生後8ヶ月の娘あーちゃんとお留守番。

【E】コノ、クボッチ、Woody K、隊長。もー今日は飲み過ぎだよ〜、隊長!

【F】こう見えて私たち、高校の同級生で〜す。