番外編 マンマ・ミーア!山行ご報告
その11 中央線沿線*大滝不動尊〜棚横手山(1306.2m)〜甲州高尾山(1091.9m) |
2010年12月30日(木) |
コースタイム: 調布インター[6:15]〜勝沼インター〜大滝不動尊前宮[7:25/7:35]〜奥宮[8:30/8:35]〜再び林道に出て富士見平往復[8:57/9:03]〜林道から斜めに上がる分岐[9:11]〜尾根分岐[9:26]〜林道横切る{9:36]〜棚横手山[9:49/10:07]〜尾根分岐[10:23]〜富士見台[10:26]〜甲州高尾山{11:04/昼食/11:36]〜剣ヶ峰[11:39]〜 200m下りきった肩[11:53]〜送電鉄塔[12:21]〜五所大神社[12:39]〜大善寺[12:43]〜(タクシー)〜前宮[13:00]〜調布インター[14:10]\(^0^)/ |
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トレイルマップ ☆青い線が今回のルート。クリックすると地図が拡大します↓ ☆3Dトレイルマップはこちら |
高度記録 ☆高度記録拡大は画像をクリック↓ 今回の参加者:くぼっち、このちゃん 累積登高差:1044m 踏破距離:10.4km |
副隊長のマレーシア派遣壮行会が盛大に行われた後、12月26日に思い立ってランチの会を開きました。(写真はこちら) 楽しい忘年会が閉じ、さて、今年ももう終わりだなあと行く年を惜しみ、多忙で2〜3日放ってあったメールを開くと…なんと2日前にクボッチから山行のお誘い(誘惑!)が入っているではありませんか。こんな年の瀬に…(^_^;) で、でも行きたい!!年末の仕事や用事を詰めて結局、行ってしまいました。 今回の目的地は「棚横手山(1306.2m)」。前から甲州高尾山とセットで行ってみたいなと思っていた山です。クボッチは甲州高尾山は実績ありですが、なぜかその時は棚横手に行かなかったので、その宿題でこの山に白羽の矢を立てたのでした。彼女は2010年8月に荒川三山の悪沢岳に登り、日本百名山を完全制覇。そして「数えてみたら山梨百名山も棚横手で92座目に達するのよね。笹山(黒河内岳)や鶏冠(とさか)山など、手強いのが残っているんだけど。」とのこと。か〜、大したもんだね〜! 朝6時に車で調布を出発して中央高速を一走り、談合坂でパンなどを買っても7時半には大滝不動尊の前宮を出発することができました。年末年始は高速料金1000円はやめたそうで、さすがに大晦日の前日は空いています。林道を進んで大滝不動の奥宮に着いたとき、雪の上には私たち以外一人の足跡しかありませんでした。途中路面にびっしり氷が張っている箇所もあり、「前宮に車を追いてきて正解だったね。」と安堵しました。天気はまずまずですが冬枯れの山はそちこちが凍っています。岩清水はつららになり、滝も凍っていました。ただ一カ所、奥宮背後の稜線近くの鞍部からとうとうと水の流れ出る音が聞こえてきます。あんな高みから水がごうごう湧き出すなんて!不思議です。 さて、奥宮の裏手からは道は滝を横切って続いています。途中、何カ所か直登するトレースがあるようでしたが、「隊長・副隊長がいたらここを行くだろうね!(笑)」と、通り過ぎていきました。20分ほどですぐまた林道に合流。富士見の展望台と表示される突端にも往復5分で立ち寄りましたが、今日は空気が澄んでいなくて富士山や南アルプスは見えません。残念!もどって林道を行くと、枝分かれするように斜めに稜線方向へ登る道があります。ネットなどでは「見落としがち」と記載がありましたが、夏場、草丈が高い時期はそうかもしれません。そこから15分で稜線に出ました。突き当たりを左に行くと棚横手、右に行くと甲州高尾山です。私たちは初めに棚横手山を目指します。山火事後なので真っ黒く炭になった朽ち木がごろごろしています。この朽ち木、もってみるとスカスカで案外軽いのでびっくり。(写真16、17)15分で棚横手山頂。そこから北東方向の宮宕山までの道もはっきりあるし、多くの先人が歩いているように、ここから源治郎岳へ抜け、三角コンバから徳並沢の頭まで行ってみたいねぇ、いつか行こうねと、二人で意気投合していました。 棚横手から引き返した後は反対側の甲州高尾山目指して富士見台経由で進みます。今日は遠くが曇っていますが、晴れていたならさぞ富士は美しかろう…と想像するのもまた楽しいといえます。気持ちのいい尾根道ですが、アップダウンも繰り返し、変化があって飽きさせません。何度も見舞われた山火事後の草原なので、申し訳ないけど見晴らしは最高です。甲州高尾山山頂で昼食を摂りましたが、風が無く穏やかな気候なのが幸いでした。甲州高尾山の剣ヶ峰からは一気に200m急下降します。そのあとも勢いがついて止まらなくなりそうなほどの急な斜面で、結局1時間40分のコースタイムのところを1時間4分で大善寺まで下りてきました。 大善寺からは1時間半の歩きを省いてタクシーでショートカット。クボッチの車に乗り込みながらお風呂に直行するか迷いましたが、その瞬間に娘から「お母さん、何時に帰ってくる?」と携帯に電話があり、直帰に決定、2時半にはもう自宅に居るという贅沢な思いをすることができました。クボッチ、感謝!! |
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