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井手山岳会日本支部

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248回:井手山岳会日本支部登山のご報告    

期日:1月8日()

行き先【奥秩父/武川岳(1,051.7m)・二子山(882.7m)

コースタイム:
西武鉄道「横瀬」駅[8:43着]〜(タクシー)〜一の鳥居[9:03/9:09]〜妻坂峠[10:00/10:03]〜武川岳[10:36/10:43]〜蔦岩山[11:03]〜焼山[11:50/昼食/12:30]〜二子山雄岳[13:19/13:29]〜二子山雌岳[13:24/13:29]〜浅間神社[14:10]〜西武鉄道「芦ヶ久保」駅[14:46着/15:19発]〜西武鉄道「西所沢」[16:30着]

ルートマップはこちら     高度記録はこちら
(提供 Konochan

 海外を飛び回り、超多忙の隊長から「1月は後半がシンガポール〜インド〜ヨーロッパに出張なので、8日は行けそうだ。」と、直前に急な連絡が来ました。目的地は「帰りに西所沢のそば処『久呂無木(くろむぎ)』に寄れる所」。山が初めにあるのでなく、打ち上げの場所から先に決まるのは、井手山岳会ではよくあることですが、登るのは武川岳になりました。
  西武鉄道「横瀬」駅からタクシーで一の鳥居に。武甲山への登山口でもあるので駐車場には車が数台止まっています。初めは針葉樹林の沢沿いを登り、巻きながら尾根に上がって妻坂峠に到着。そこから武川岳まで気持ちのいい稜線歩きです。スタートから1時間半ほどで武川岳に着きました。冬枯れの尾根からは見通しが大変よく、右手には関東平野に筑波山、新宿高層街やスカイツリーも見ることができました。蔦岩山を過ぎ、アップダウンの連続の後、最後、針葉樹林の急登を登りつめて焼山に着きました。ここは絶景。南の秩父の山々からぐるりと、浅間山、谷川連峰、上州や日光の山々まで一望できます。(パノラマはこちら)そこで360度の展望を楽しみながら昼食にしました。
  アヒル、菊丸、私(このちゃん)がそろうと、ついデザートなどを持ってき過ぎて満腹になってしまうのですが、(いつも副隊長に苦笑いされる!)本日もいい気分でちょっと食べ過ぎて体が重くなってしまいました。ところが、焼山からの下りが思いの外急で、これは膝に堪えました。この先も見るからにアップダウンが連続しそうな道。林道の分岐点に来たとき、ここからエスケープルートに変更して二子山はパスしようか…との声も上がりました。でも、行く手の二子山の個性的な双子峰は「おいで、おいで。」と呼んでいるし、菊丸の「パスなんて軟弱な!」の一声で初志貫徹、二子山経由で芦ヶ久保まで急下降を歩き通しました。
  芦ヶ久保の駅には双子山、武川岳、武甲山方面の「ハイキングマップ」が積まれていました。今日のコースも載っていましたが、イラスト入りのかわいい絵地図の割には急峻でハード。高尾山や都民の森周辺の絵地図とはわけが違うなと思いました。気軽なハイキングに奥秩父方面の山を選ぶ人たちはもともと健脚な地元の人が多いのかもしれませんね。

  そうそう。本日のメインイベント(?)とも言える蕎麦処「久呂無木」のお料理は心に残るものでした。マレーシアへの出発準備が大変で山には来られなかった副隊長と、タマちゃんと、ウッディさんも加わって美味しいものづくしで盛り上がりました。マスターが自分の畑で栽培収穫したサツマイモを三度揚げにして甘みを凝縮させた天ぷら(写真30番)など、食材選びから調理まで一つ一つがこだわりの逸品です。そしてメインの蕎麦がまた旨いこと!キュッとしまった腰のある細麺に、こだわりのめんつゆ。「蕎麦は数秒の違いですぐのびてしまうから、即!召し上がってくださいねっ!」マスターの言葉にもなるほど、と納得。
  1月16日からマレーシアに発つ、蕎麦好きの副隊長のために隊長が選んだこの店で、出発前に味わう日本食がこの味だったことも印象深い夜でした。

 

参加者:隊長、このちゃん、菊丸、アヒル
呑み会参加者:+副隊長、Woodyさん
タマちゃん

天候:快晴
今回の実働時間:4時間20
今回の累積登高差:859
今回の踏破距離:9.0km

〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜


スライドショウの開始
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【1】一の鳥居をスタート。
(2011年01月08日 09時09分)
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【2】7分後に林道を横切ります。
(09時17分)
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【3】暗く寒い沢沿いから分かれて尾根に向かって道をたどります。(09時31分)
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【4】アキレス腱が伸びる急登で汗ばんできました。尾根に上がったところで上着を脱ぎます。(09時33分)
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【5】妻坂峠に到着。下からピッタリ50分でした。(09時59分)
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【6】武川岳に向かう稜線をたどると左手に武甲山の表側が見えてきました。(10時05分)
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【7】気持ちのいい尾根歩きです。10時05分)
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【8】振り返ると大持山。その右、二つ目のピークが小持山です。(10時07分)
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【9】岩のごつごつした急登の場所もあります。(10時12分)
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【10】かと思うとこんな明るい稜線も。やはり、広葉樹林はいいね。
(10時29分)
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【11】南西には、蕨山の奥右手に大岳山、川苔山、蕎麦粒山など奥多摩から奥秩父の山々が見える。(10時31分)
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【12】武川岳に到着。本日の標高最高ポイントです。(10時37分)
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【13】蔦岩山へ向かう尾根からの景色です。関東平野の向こうに筑波山が見えました!(10時57分)
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【14】筑波山よりさらに右手を目をこらしてみると、スカイツリーと新宿ビル街も見えました。(10時58分)
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【15】振り返ると武川岳からもうこんなに進んできました。(11時01分)
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【16】蔦岩山(1004m嶺)に到着。
(11時04分)
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【17】結構、アップダウンの連続なのです。(11時27分)
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【18】林道が迫ってきますが登山道を進みます。焼山までもうひと登りです。(11時35分)
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【19】二子山が見えてきました。
(11時41分)
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【20】杉や檜の針葉樹林帯を抜けて、この先が激しい急登です。
(11時42分)
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【21】焼山に着いて早速ランチ。アヒルちゃん、レジャーシート敷いて遠足気分だね!と、シャッターを切る隊長。バックの雪山は谷川岳。(11時59分)
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【22】焼山山頂で記念写真。後ろは武甲山の横顔です。採掘の跡が階段状で、まるでピラミッドみたい。(12時33分)
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【23】激しい下りとアップダウンの後、二子山雄岳に到着。シャッターを切るのを忘れるほど急峻な道でした。(13時23分)
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【24】雄岳から雌岳までは10分足らずで着きました。(13時32分)
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【25】尾根沿いの道を下山道にしました。これは急坂を下ってすぐの岩の洞です。修験者が修行したのかな?(13時41分)
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【26】浅間神社の前。ここから左に尾根を分け、我々は芦ヶ久保駅方面に続く右の尾根を下りていきます。(14時10分)
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【27】線路をくぐって、一般の車道に出ました。ここから10分で芦ヶ久保の「道の駅」(ビール調達)とその隣の芦ヶ久保駅に到着。ご機嫌な車中の人となりました。
(14時37分)
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【28】西所沢の蕎麦処「久呂無木」にて、副隊長、ウッディさん、タマちゃんと合流。(19時32分)
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【29】理由は忘れたけど、何かですねちゃってカメラの方を向かない隊長と、みんなの笑顔。
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【30】久呂無木のマスターは、とことんこだわる職人。この金時芋は、昭和時代の品種を自分の畑で栽培して、しかも遠赤外線効果を考慮して三度揚げにした逸品。美味しかったよ〜!

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