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井手山岳会日本支部
第290回:井手山岳会日本支部登山のご報告 2013年3月16日(土) 行き先【道志山塊/朝日山(赤鞍ヶ岳(m)】 コースタイム: ルートマップはこちら 高度記録はこちら 本日東京では、桜開花宣言。日本気象協会によると、統計開始以来2番目に早い開花とのこと。今年の春は、「春よ、来い!」なんてのんきに歌っている感じじゃなくて、情緒もなく強引に一気に来た感じです。先週は気温が上がり、ものすごい突風が吹き荒れ、関東一円は“煙霧”と呼ばれる砂や塵におおわれる現象がおこって、ビックリでした。黄砂はもちろん、PM2.5が中国から飛来して、戦々恐々。おまけに花粉!この突然の暖かさで、杉は黄色く色づいて、今日も山のあちらこちらから黄色い煙がなびいていました。 さて、今回の山は副隊長プロデュース。「昭文社の地図にも載っている真っ当なコース」との案内でしたが、点線です。久しぶりに「お~、アキレス腱が伸びる~」という“快感”を味わいました。が、この急登と急下降、ちょっと広めの尾根、分岐の踏み跡が分かりづらいなど、もともと人出がなさそうな山なので、積雪期には厳しいコースだと感じました。 さて、コース紹介です。 苔むした岩と枯れ落ちた杉葉を踏みしめながら、沢に沿って登っていく。この風景がなんとも幻想的で美しい。(P1) なかなかの急登を頑張り、サンショ平に到着。「平」と名は付いているけれど、それほど広いわけではない。見晴らしもない。記念撮影をして先を急ぐ。ここから朝日山(赤鞍ヶ岳)を目指してあと1時間!と気合いを入れ直す。サンショ平からちょっと下ったところから左へ折れるのだが、その標識が小さく、また道が狭く踏み跡も分かりづらい。積雪期にはこの分岐を見落としそうですから要注意。 尾根の左手、遠方に高尾方面が見えてくる。その山際、ドヨ~ンと厚い霞の層が見える。煙霧なのか?花粉の層なのか?灰色っぽいような黄色っぽいような霞。春独特の風景です。右手には北岳、甲斐駒からずっと小金沢連峰の大蔵高丸、白谷ヶ丸までも見えて、気分は上々!春うらら~!気持ちいい~! 朝日山頂上に到着。(標識は赤鞍ヶ岳となっている。)冬枯れのこの時期、ありがたいことに富士山が木々の間から眺められました。山頂からちょっと道志側に下りたところが開けていて、そこからドーンと立派な富士山が見え、加入道山、大室山も見えるので、昼食を摂るのはそちらをお勧めします。 道志に向かって急降下。大きな大室山を眺めながらどんどん下ります。杉林と雑木林が交互に現れるのが面白い。この道は本当にテンポ良く下りられました。1時間ほどで林道に。ここの標識にはちゃんと「朝日山」と書いてあります。加入道山を見ながらさらに10分ほどで、道志みちに出ます。 目指すは「日野出屋」・・・でしたが、残念なことに今日は休業。「お電話いただいていれば・・・。」とおかみさんも申し訳なさそうに言ってくれました。今度来る時は必ず予約をしておきましょう。(0554-52-2641)ということで、一行はくたびれた身体に鞭を打ち、「道志の湯」へあと20分頑張って歩きました。 ゆったり、ゆっくりお風呂に入ったあとは、タクシーを待つ間にビールを・・・まったりと。藤野までタクシーを走らせ、ちょうどいい電車に乗ることができました。風呂上がりのビールがほど良く効いて快適な気分で今日の山を終えることができました。 春が来たんだな~ これからの時期はかすんでしまって、見晴らしが悪くなってしまうけれど、次々にお花が咲くのが楽しみです。お花を追っかけて芽吹きの時期を楽しみましょう!!! (byのん) 今回の参加者:アヒルさん、菊丸さん、なおちゃん、ヒロコさん、のんちゃん
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