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井手山岳会日本支部 p130622
第301回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告 2013年6月22日(土) 行き先【中央線沿線/十二ヶ岳(1683m)・節刀ヶ岳(1736m)】 コースタイム:
毛無山には文化洞トンネルの登山口から登った。すっかり夏の装いの歩きやすい登山道を進んでいくと、やがてきれいなカラマツ林が現れる。足元にはウマノアシガタやニガナ、ヤマオダマキなどが咲いて目を楽しませてくれる。山頂近く1450mあたりでやっと眺望が開けて西湖と大室山、さらに河口湖を見下ろすことができた。富士山はまだ雲の中だったが、やっと富士山麓に来たという実感がわいてきた。 毛無山ではさっと記念撮影を済まして、目的の十二ケ岳へ向かう。この日、はじめてロープのぶら下がる急坂を前にして「出た、出た!」という声があがり、ちょっと緊張が走る。ここは慎重に急降下をクリア。それからは、ロープのある急降下と急登、狭い尾根の繰り返し。四ケ岳を下りたあたりの、ちょっと平らになったところから見えた十二ケ岳はまだ遠かった。 両手両足を駆使してよじ登ったり下りたり、ピークの立札を見て納得したり、頭の中を空っぽにして、とにかく進むのみ。太いロープのぶら下がる岩と根っこの壁をよじ登ると、ようやく十一ケ岳の立札が出現。目指す十二ケ岳が大きく見える。そして、崖を下りた先にお楽しみのつり橋が登場。ひとりずつ慎重に渡る。しっかりした金属のつり橋だけれど、キャー、やっぱり揺れるのよ! 橋を下りてすぐ目の前の小さな崖をよじ登り、安全地帯にたどりついて振り返ると、わざわざよじ登らなくても橋から左に登りやすい道がついていた。落ち着いていたつもりでも、まわりを見る余裕がないほど夢中だったのね。 十二ケ岳山頂では思いがけず大パーティーに遭遇。最近、ひと気のない山を登ることが多いので、少しでも人がいると混んでいるなあと思ってしまう。山頂で西湖をバックにまだ雲をまとった富士山のパノラマを楽しみ遅い昼食をとった。そこで、隊長、副隊長の合議により下りのルートが変更に。金山から節刀ケ岳をまわって大石峠からプチペンション村の方に下りることになった。 十二ケ岳から金山の方に少し進むと、またロープの下がる急降下があり、大きく登り返した。行ってみたい鬼ケ岳が見え、振り返ると歩いてきた十二ケ岳の山稜がうねうね見える。富士山も雲が少なくなって、ほぼ姿を現してくれた。気持ちのよい尾根を歩いて金山に登り返し、かわいらしい草原を通過。ほどなく節刀ケ岳に到着した。なんと十二ケ岳のギザギザを裏側から見ることができた。あんなところをよく歩いたよねと、皆自画自賛に浸った。 河口湖までタクシーを飛ばし、富士急行の中で乾杯をして、珍しく大月のメキシコ料理で打ち上げ、さらに特急かいじ車中で仕上げて解散となった。(菊丸) 〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜 |