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第301回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

20136月22日(

行き先【中央線沿線/十二ヶ岳(1683m)・節刀ヶ岳(1736m)

コースタイム:
富士急行線「河口湖」駅[9:33] ⇒(タクシー2,690)⇒ 文化洞トンネル[9:5510:01] ⇒ 1241.5m地点[10:45/10:48] ⇒毛無山[11:32/1142] ⇒ 一ヶ岳[11:50] ⇒ 二ヶ岳[11:50] ⇒三ヶ岳1500m[11:53] ⇒四ヶ岳[11:59] ⇒ 五ヶ岳[12:06] ⇒ 六ヶ岳1520m[12:13] ⇒ 七ヶ岳(大岩)[12:15] ⇒ 八ヶ岳[12:21] ⇒ P1[12:35/12:40] ⇒ 十一ヶ岳[12:37/12:42] ⇒ 吊り橋[13:00] ⇒
十二ヶ岳[13:21/昼食/14:00] ⇒
金山[12:45] ⇒ 分岐[14:56] ⇒ 節刀ヶ岳[15:00/15:04] ⇒ 分岐[15:10] ⇒ (カッパ着用)[15:30/15:35] ⇒ 金堀山[15:41] ⇒ 大石峠[15:56/16:14] ⇒ トンネル入口[16:55] ⇒(タクシー乗車3500円〜3590円) ⇒ 河口湖温泉寺[17:15/18:10] ⇒(タクシー1250円)⇒ 富士急行線「河口湖」駅[18:24]発 ⇒ 大月[19:20/メキシコ料理で打ち上げ/20:37かいじ124号] ⇒ 立川[21:14着] ⇒ 三鷹[21:27着] ⇒ 新宿[21:39着]


ルートマップはこちら

高度記録はこちら   (提供 Konochan 



 まだ雪のあるうちからリクエストに上がっていた十二ケ岳行き。梅雨の晴れ間を縫ってやっと実現された。山行の案内メールの「鎖から手を離さないように頑張りましょう」という副隊長のコメントに、準備と気合十分で当日を迎えたのに、京王線の人身事故のためにこのちゃん、ひろさん、菊丸は30分以上の遅刻。河口湖駅でなんとか皆と合流することができた。

毛無山には文化洞トンネルの登山口から登った。すっかり夏の装いの歩きやすい登山道を進んでいくと、やがてきれいなカラマツ林が現れる。足元にはウマノアシガタやニガナ、ヤマオダマキなどが咲いて目を楽しませてくれる。山頂近く1450mあたりでやっと眺望が開けて西湖と大室山、さらに河口湖を見下ろすことができた。富士山はまだ雲の中だったが、やっと富士山麓に来たという実感がわいてきた。

毛無山ではさっと記念撮影を済まして、目的の十二ケ岳へ向かう。この日、はじめてロープのぶら下がる急坂を前にして「出た、出た!」という声があがり、ちょっと緊張が走る。ここは慎重に急降下をクリア。それからは、ロープのある急降下と急登、狭い尾根の繰り返し。四ケ岳を下りたあたりの、ちょっと平らになったところから見えた十二ケ岳はまだ遠かった。

両手両足を駆使してよじ登ったり下りたり、ピークの立札を見て納得したり、頭の中を空っぽにして、とにかく進むのみ。太いロープのぶら下がる岩と根っこの壁をよじ登ると、ようやく十一ケ岳の立札が出現。目指す十二ケ岳が大きく見える。そして、崖を下りた先にお楽しみのつり橋が登場。ひとりずつ慎重に渡る。しっかりした金属のつり橋だけれど、キャー、やっぱり揺れるのよ! 橋を下りてすぐ目の前の小さな崖をよじ登り、安全地帯にたどりついて振り返ると、わざわざよじ登らなくても橋から左に登りやすい道がついていた。落ち着いていたつもりでも、まわりを見る余裕がないほど夢中だったのね。

十二ケ岳山頂では思いがけず大パーティーに遭遇。最近、ひと気のない山を登ることが多いので、少しでも人がいると混んでいるなあと思ってしまう。山頂で西湖をバックにまだ雲をまとった富士山のパノラマを楽しみ遅い昼食をとった。そこで、隊長、副隊長の合議により下りのルートが変更に。金山から節刀ケ岳をまわって大石峠からプチペンション村の方に下りることになった。

十二ケ岳から金山の方に少し進むと、またロープの下がる急降下があり、大きく登り返した。行ってみたい鬼ケ岳が見え、振り返ると歩いてきた十二ケ岳の山稜がうねうね見える。富士山も雲が少なくなって、ほぼ姿を現してくれた。気持ちのよい尾根を歩いて金山に登り返し、かわいらしい草原を通過。ほどなく節刀ケ岳に到着した。なんと十二ケ岳のギザギザを裏側から見ることができた。あんなところをよく歩いたよねと、皆自画自賛に浸った。

 金山を下りるころから空模様があやしかったが、とうとう雨粒が落ちてきた。カッパを着て金堀山を通過、大石峠に向かう。大石峠では雨上がりの色鮮やかなショウブが私たちを迎えてくれた。ここから眺める十二ケ岳はガスをまとって幻想的だった。隊長が交渉力を発揮してくれて、簡易舗装道路のトンネルのところまでタクシーに迎えに来てもらい、河口湖温泉寺へ。温泉寺はもと個人の屋敷だったそうで、なるほど豪華だ。座敷を囲む廊下に畳が敷いてあったり、2畳ほどもあるトイレには床の間があって掛け軸を眺めながら用を足すことができる。といっても和式なので長居はできないけど。広くて落ち着かないし。

河口湖までタクシーを飛ばし、富士急行の中で乾杯をして、珍しく大月のメキシコ料理で打ち上げ、さらに特急かいじ車中で仕上げて解散となった。(菊丸)

    
メンバー: 隊長、副隊長、このちゃん、菊丸、ひろちゃん、クマちゃん、なおちゃん、のんちゃん

今回の実動時間:4時間55
今回の累積登高差:1249m
今回の踏破距離:11.0km

〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始
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01 文化洞トンネル登山口
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02 最初はゆるゆると登り
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03 標高1,300m付近。赤松林が美しい
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04 キバナオダマキ(ヤマオダマキ)
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05 毛無山山頂直下は眺めが良い
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06 この季節の主役はアヤメ。ヒオウギアヤメかな
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07 毛無山山頂。残念ながら富士山は雲の中
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08 ここから先は次第に岩っぽくなる
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09 十二ヶ岳はまだだいぶ先
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10 ウスユキソウ
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11 待ちに待った十二ヶ岳登山を実感中
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12 西湖をバックに
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13 このちゃん奮闘中
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14 この辺りは穏やか
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15 ギンリョウソウ
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16 七ヶ岳に到着
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17 十一ヶ岳への登り
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18 十二ヶ岳は目の前だがここから急降下する
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19 先ずはそろりそろりと副隊長
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20 キレットに架かる吊り橋。揺れるので有名
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21 十一ヶ岳の下りは下まで見えない
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22 こちらは十二ヶ岳の登り。菊丸、楽しそうだ
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23 キレットの吊り橋を振り返る。渡っているのはこのちゃん
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24 十二ヶ岳の登り
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25 十二ヶ岳に到着。皆、頑張りました
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26 隊長、節刀ヶ岳に行くことを決断する
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27 十二ヶ岳の長い下り。
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28 次のピークから振り返ると、隊長はまだロープの上
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29 鬼ヶ岳と雪頭ヶ岳
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30 十二ヶ岳と富士山と鬼ヶ岳
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31 釈迦ヶ岳も見えた。良い様な悪い様な天気
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32 コダマのつもり
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33 草の小広場ってここですか?
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34 見えそうで見えない富士山頂
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35 節刀ヶ岳に到着
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36 来し方の十二ヶ岳。遠くに山中湖も見えた
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37 節刀ヶ岳から見るパノラマ
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38 大石峠のアヤメ
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39 大石峠から十二ヶ岳を望む
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40 今日は電車の中で宴会
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41 人目を憚る暇はありません
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42 大月駅前のメキシコ料理店に入るのは初めて
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43 店を出てふと見上げると月。明日が十五夜
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