トレイルマップ
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高度記録
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上州子持山、日帰りで行けるの?と思っているような所に連れて行ってもらった。副隊長チョイスの理由は、子持役場にお勤めの高校OBがいらして、一度登ってみたかったそうな。
街のビルの上半分がモルゲンロートで美しく光っているのを料金節約のために乗った鈍行高崎行きから眺めた。高崎で乗り換え(時間を大人買いしたA氏はここで合流)、渋川へ向かう車窓からは富士山、右に赤城山塊、左に榛名山塊、その横奥に浅間山、正面に子持山もくっきり見えて、こりぁ今日は絶好の山日よりだ!とワクワク。
渋川からはタクシーで子持神社奥の院手前の7号橋で下車。ここまで道路補修のために通行止めがあり、迂回したために登山開始が予定より遅れる。子持山ハイキングコースの案内板に描かれた楽しげなファミリーの絵に、これは楽勝の山でしょの声が上がる。
登山開始からすぐにせせり立つ大岩が現れ、反り返って見上るとひっくり返りそうになる。長時間乗り物に乗ったせいかなんだか体が慣れずにふらつく。沢づたいから離れ急な道を登っていくと屏風岩横に出た。岩の先に登っている人もいたが私達は先を急ぐ。急な斜面を手も使いながら登っていくと尾根に出る。この尾根が岩脈の上を歩いているのかと思うような痩せ尾根で岩と木の根で、ちょっとふらついたらどちらに倒れても落っこちる・・怖い・・と思いながら気を引き締めて歩く。子持山は全体にこのような左右が切り立っているところや急な岩場が多く、とってもじゃないけど楽勝ファミリーコースではない(特に私にとっては)。
獅子岩が見え始めると、ちゃんと雌ライオンの頭部に見える人と、お猿の顔の上にケロッピ帽子を被っているというとんでもない姿に見える人に分かれる。正面には青空をバックにそそり立つ獅子岩、振り返った東側には薄雪をまとった黒檜山が目立つ赤城山系、南には渋川の町を蛇行して流れる利根川が光っていて、はるか関東平野が広がる。ああ、なんと気持ちの良いこと!獅子岩も登るとそれは素晴らしい眺望が得られるのでしょうが、今回はその時間は無く、獅子岩下では右に巻いて行く(下山後の温泉で仕入れたひろこさん情報によれば、地元のおばちゃんは大晦日に岩に登り、日の出を見るとか!?)。ここから山頂まであとひと頑張りだが、出発が遅れたせいで、これは山頂のお昼も立ち食いだなと副隊長。途中振り返って獅子岩を北側から見るようになると、たてがみを持つ雄ライオンということで意見が一致した。山頂直下はこれまた急な岩場があり、よじ登る。ロープが所々ついているが、ここをまた下るのかと思うと恐怖。
南北に細長い山頂に着くと十二山神と書かれた石碑がある(子持山の西方には十二が岳というのがあるらしい)。北は雪を被った谷川岳がくっきりと美しい。谷川岳がこんなによく見えるのは珍しいと副隊長。沼田から尾瀬方面、赤城山系、榛名山系の中腹には忘年山行で泊まる伊香保温泉街が見える。草津白根山も雪を被っている。遠く八ヶ岳の左には甲斐駒ケ岳も確認できた。北アルプスもちょこっと見える。とまあ、とにかく天気が良くて素晴らしい!風もなくて寒くない。しかしお昼はお湯も沸かさず立ち食いで下山開始。
下山は後ろ向きにロープを伝ったり、木や岩を掴んで慎重に。来た道を柳木ヶ峯まで戻り、大タルミへとこれまた気の抜けない急な下りが続く。大タルミを過ぎ、浅間へと向かうようになると、ようやく左右どちらに倒れても滑落の心配がない普通の山道が続いて安心する。途中、獅子岩を西側から眺めるようになると、今度は鷲が羽を広げたような形に見える。今日は獅子岩をぐるりと違う方向から眺められて楽しめた。しかし皆、下山は早い!コースタイムをだいぶ稼ぎ、浅間から5号橋までまっしぐら。予約しておいた朝のタクシー2台に予定より早く来てと連絡したくらい。
おかげで立ち寄ったユートピア赤城温泉(時間制限無し500円、広い施設)ではゆっくりできた。渋川駅で予定通りの数少ない特急を待っていると、なんと!機関車の汽笛が聞こえたと思ったら、入線してくるではありませんか!思わぬご褒美をもらった気分。夕日に映えて美しく赤味を帯びた子持山にさよならして、朝の鈍行に比べたら夢の超特急で大宮下車。いづみや本店では丁度良い席に恵まれ、楽しいお酒に酔った。 Ahiru記
今回の参加者:副隊長、アユラシ、あひるちゃん、ひろちゃん、なおちゃん、このちゃん
実働時間:3時間30分
累積登高差(+):775m
踏破距離:6.1km
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