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マンマ・ミーア!山行ご報告

その103
大菩薩周辺*上日川峠〜小金沢山 

2014年9月23日(祝)

コースタイム:

JR中央線「立川」[643]〜JR中央線「甲斐大和」[801/810]〜(バス 1000 円)〜上日川峠=ロッヂ長兵衛[850/905]〜福ちゃん荘[935]〜富士見小屋[940]〜勝緑荘[943]〜大菩薩峠(介山荘)[1010/1022]〜熊沢山[1038]〜石丸峠[1052] 〜P[1126/1132]〜小金沢山[1204/昼食/1240]〜牛奥ノ雁ヶ腹摺山[1310/1315]〜林道[1355]〜ペンションすずらん[1430/(入浴 500 円)/1600]〜(バス750円)〜JR中央線「甲斐大和」[1632/1642]〜JR 中央線「高尾」[1742]\(^0^)/

トレイルマップ
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高度記録
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小金沢山は「2014m 」。今年一番熱い山!?・・・今年中に行かねば!ということで、飛び石連休の最終日のマンマミーア山行が決まった。

大菩薩峠からの富士山を期待して、今日こそは!と上日川峠・ロッヂ長兵衛から福ちゃん荘、富士見山荘へ、そこからまるで遊歩道のような道をたどって大菩薩峠へと向かった。行楽シーズンということもあって、子ども連れの登山者も多い。途中の勝緑荘は小説「大菩薩峠」を中山介山が執筆したという山小屋。山小屋とその前の沢は鄙びたいい雰囲気を醸している。家族やグループでのんびりコーヒータイムというのもいいかもしれない。

大菩薩峠に向かう間にどんどん曇ってきた。怨念か祟りか?今回も残念ながら大菩薩峠からの富士山はお預け。大菩薩湖と塩山の甲府盆地辺りは見渡せるが、上空には厚い雲が覆いかぶさっていて、まったく富士山、御坂方面は晴れる気配がない。あーあ。大菩薩が人出の多い山だという理由は、遊歩道のような山道が整備されていて老若男女が楽しめるということはもちろんだが、きっと私達のように何度来ても富士山に会えないために、さあ次こそは!というリピーターが多いせいではないだろうか?

大菩薩峠での小休憩の後、気を取り直して今日の目的である小金沢山を目指す。 介山荘を過ぎるとすぐに雰囲気のいい苔むした樹林帯の道が続く。武蔵国と甲斐国を結ぶ裏街道であったという風格を感じるこの道へと足を延ばす登山者は少なく、古道の趣たっぷりの静かなる山歩きを楽しむ。

熊沢山の標識はあるが、頂上を通らず少し下を巻いている。そこを過ぎると突然展望が開け、笹原が広がる。石丸峠から狼平、小金沢山へと辿る尾根道を見渡せる気持ち良さと言ったら〜!防火帯を一気に下って石丸峠を過ぎる。日差しが戻ってきて気分も上々、感激してぐるりと辺りを見渡すと、「むむっ!」ふわ〜っと浮かぶ南アルプスではないか!テンションが上がる。大菩薩湖のきらめく湖面と雲に浮かぶ南アルプスを堪能。

狼平の笹原の後、小金沢山の登りとなる。再び鬱蒼とした樹林帯となるが、アップダウンはさほどなく、淡々と歩ける。 小金沢山で、お目当ての「2014m」の標識をしっかり確認した。やはり富士山方面には厚い雲が立ちはだかっている。富士山との対面はあきらめてお昼ご飯を食べていたところ、ほんの 5 分ばかりではあったが、顔を覗かせてくれた。いやいや、ありがたいご褒美。

小金沢山山頂で出会ったトレランの若者とともに、牛奥ノ雁ヶ腹摺山を経由してペンションすずらんを目指す。ここからのコースは第348回で下ったので記憶に新しい。縞枯れの木立はなんとも不気味な感じがする。この登山道には笹がはびこり足元が見えないほどである。そのあと、枝が覆いかぶさるような狭い登山道を下っていく。ところどころで早くも色づき始めている木々と出会う。木の階段が出てくると、下山口は近い。背が高く茂った笹藪で視界が遮られているせいで、ふいに林道に出た感じがする。

この林道を渡ると右方向に、「県道バス停方面」と書かれたかまぼこ板のような看板を見ることができる。ペンションすずらん=すずらん昆虫館前バス停への案内板である。笹藪を切り開いた幅1mほどの登山道が整備されている。この登山道はあっという間に林道に出て暫く林道歩きとなる。林道の左手は植林中で開けている。大きく右にカーブするところで、道の左方に注意して、バス停への手書きの案内板を見落とさないようにしよう。それにしたがって再び登山道に入る。植林地の脇を迂回するように続く道である。そのまま進むとバス道に出て、ちょうどペンションすずらん=すずらん昆虫館前バス停である。

ペンションすずらんには 9 15 日にくまちゃんとの二人山行で訪れていたので、おかみさんが「あらっ」と気付いてくれた。お風呂に入ったあとは、ビールでのどを潤し、バス待ちの時間をまったりと過ごす。これからの時期はキノコ狩りに訪れるお客さんも多いとのこと。

翌日出勤のため打ち上げはなし。ただし、甲斐大和駅からの車中で本日初参加のロジャー持参の福島「大七」の梅酒を頂戴し、気分良く帰路に着いた。\(0)/ (by のん

今回の参加者:このちゃん、ロジャー、のんちゃん、なおちゃん
実働時間:4時間25分
累積登高差(+):808m
踏破距離:10.9km


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始
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01大菩薩嶺登山口、いざ出発!
2014年09月23日 09時11分
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02この辺りの雑木林はどの季節も良い。
2014年09月23日 09時12分
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03林道がすぐ脇に見える。
2014年09月23日 09時17分
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04もう秋だね〜!
2014年09月23日 09時34分
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05雅子様が歩いた道を歩けるなんて光栄です!
2014年09月23日 09時34分
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06良く整備されている。
2014年09月23日 09時38分
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07介山荘横、1本だけ真っ赤に色付いている。
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08大菩薩峠、残念ながら曇り。
2014年09月23日 10時09分
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09富士山が見えるはず・・。今日も心の目か。
2014年09月23日 10時14分
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10石丸峠を目指して登る。
2014年09月23日 10時21分
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11苔むして良い感じ。
2014年09月23日 10時28分
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12熊沢山の標識あり、気づかずに通り過ぎそう。
2014年09月23日 10時37分
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13急に視界が開け、笹原が広がる。
2014年09月23日 10時41分
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14道じゃない所をわざと下って来たよ。
2014年09月23日 10時50分
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15北岳、間ノ岳、農鳥岳が見えた。
2014年09月23日 10時53分
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16一気にテンション上がるのんちゃん。
2014年09月23日 10時58分
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17南アルプスと大菩薩湖。
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18小金沢山山頂に到着。
2014年09月23日 12時00分
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19富士山の頂きが5分ほど見えた!やった〜!
2014年09月23日 12時13分
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20山頂で昼食、ロジャー棒ラーメンを堪能した。
2014年09月23日 12時26分
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21標高2014mを入れなくちゃ、意味がない。
2014年09月23日 12時37分
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22牛奥ノ雁ヶ腹摺山山頂、富士山はもう見えない。
2014年09月23日 13時08分
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23シラビソが縞枯れていて、独特な景色。
2014年09月23日 13時14分
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24大菩薩湖が綺麗に見える。
2014年09月23日 13時21分
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25林道に出る。ペンションすずらんももう少し。
2014年09月23日 13時53分
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26すずらんのご主人が切り開いた道。
2014年09月23日 14時00分
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27すずらんの庭先に咲くコスモス。
2014年09月23日 15時08分

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