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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第369回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2015年1月17日(

行き先【奥武蔵/周助山(383m)〜子ノ権現(640m)初詣

コースタイム:

西武池袋駅[705] 〜(快速急行長瀞・三峰口行)〜西武飯能駅[750/800]〜(バ ス名郷行)〜原市場中学校BS[825/835]〜周助山[918/925]〜ノボット(登 戸山)[944/946]〜林道[1005]〜登り口[1014]〜47号鉄塔(548m付近) [10 45]〜P[1108/1113]〜竹寺[1135]〜豆口峠・神送り場[1152]〜子ノ権現下 [1230/(昼食)/1247]〜子ノ権現[1253/1310]〜浅見茶屋[1334]〜秩父 御岳神社前[1355]〜休暇村・奥武蔵[1410/(入浴 630 円)/1525]〜(送迎バス) 〜西武吾野駅[1530/1537] 〜西武飯能駅[1558/1606]〜西武池袋駅[1658] \(^0^)/

トレイルマップ
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新春にあたり、足腰守護に霊験あらたかなお寺と言われている子ノ権現への初詣山行は、 「いぃ Day!山岳会」としては 6 年ぶり。ウッディさんはその6年前の「いぃ Day!山岳会」に初参加だったということで、今回は記念すべき山行。6 年前は伊豆ヶ岳から子ノ権現までのロングコースだったが、今回の出発は原市場中学校前 BS。「原市場」は国土地理院 2万5千分の1の地形図の図幅の名前になっており、地形図に親しんでいる方には馴染みのある地名らしいが、副隊長でさえ原市場は初訪問だとのこと。その原市場中学校 BS から 周助山、ノボットの尾根を経由して 548mピーク目指してバリエーションルートを歩き、そのあと、竹寺から豆口峠を経由して子ノ権現天龍寺へのコースである。

原市場中学校 BS から集落の道を、山の取りつきを探しながら進むが、登山口らしきとこ ろがなく、「ま、この辺から上がりましょうか?」と山を眺めながら、副隊長はとっとと登り始めた。「えっ?ここですか!」と思いながら道なき道をがむしゃらに登る。結果的に本日一番の難所は登り口であった。巻いているだけでは仕方がないので、尾根を目指して強引に登る。この強引さも快感になってきている私達。20分ほどで踏み跡のある枝尾根に上がり、その道を進んで行ったら、周助山への道標に出会った。さて、このしっかりした登山道はどこが起点だったのだろう?

周助山は 383m、さらに次のノボット(登戸)435.8mまで楽チンなハイキングコースだが、全く眺望なし。二日前東京に冷たい雨が降り、こちら秩父には雪が残っているだろうと思っていたが、まったく雪はなく、おまけに温かい。のどかな山歩きである。ノボッ トの先も548m付近の47号鉄塔へとさらに杉林のハイウェイを快調に進んだ。ところが、47号鉄塔を越えた辺りから、何となく風向きが変わり、風が冷たいな〜と思い始めたところ、1cm ほどの残雪が見られるようになり、グングン体感温度が下がってきた。奥多摩の山々に雪雲が見える。

46号、45号の鉄塔を越えたところ、山の西側が開けて向かいの鳥居観音、棒ノ折山が見通せるようになったところで、突風とともに小雪が吹きつけて来た。さらに体感温度が下がる。ここは奥武蔵と奥多摩の境。この界隈はこのように天気の変化が大きいのが特徴なのかもしれない。(第280回伊豆ヶ岳で見る見る積雪があってナルニア国のようになってしまったことがある。)

竹寺は『本尊牛頭天王[ごずてんのう]を祀り、薬師如来を配し、神仏混合の姿を今に残す東日本唯一の遺構。観音堂には聖観世音が祀られる、武蔵野観音の三十三番結願堂もある。』 という竹林の中に佇む風情のあるお寺で、精進料理をいただくことができるらしい。

小雪は止み、竹寺を過ぎる頃にはまた、温かくなってきた。豆口峠から子ノ権現までもアップダウンのないハイキングコースである。が、眺望なく距離があるので飽きる。 子ノ権現到着を前に、丁度いいベンチがある関東平野を一望できる場所で昼食とした。 スカイツリー、都心の超高層ビル群が見渡せる。

天龍寺は子ノ聖が創建したことに始まり、足腰守護の神仏として信仰されるようになったらしい。武蔵野観音の三十二番札所である。今後の無事を祈願し、ワラジのお守りなどを買った。境内にある重さ2トンの鉄のワラジは日本一、本坊は茅と杉の皮で葺かれていて名物になっているとのこと。山門に配されている仁王像はでっかくて圧巻である。この時季ちょうど福寿草が見頃であり、蝋梅も咲き始めて甘い香りが漂っていた。境内のお茶屋さんで「ビール」の文字を見てしまった副隊長は当然下山を急ぐことに。

休暇村・奥武蔵を目指すが、下山ルートを間違えてしまい、浅見茶屋の方に下りてきてしまった。送迎バスが限られているので、「ゆっくり入浴するには14時30分までには休暇村・奥武蔵に着かねば!」ということで、車道に出てからは早歩きでただただ先を急いだ。手打ちうどんで有名な古民家の浅見茶屋は素通りし、東郷神社にも秩父御岳神社にも目もくれず、一目散に休暇村・奥武蔵へと歩を進めるのみ。

ヤッター!休暇村・奥武蔵に到着。予定ルートでも1時間半かかる行程を遠回りに関わらず1時間で歩いた。この集中力と言おうか執着心と言おうか、凄すぎる!本日はロングコースで14.5kmも歩いているうえ、なんたって最後の早歩きで足はくったくた。上手い具合に早く温泉に着いたのでゆっくりお風呂に入り、冷えた身体を温めた。風呂上がりのビールが沁みた〜!!!

予定の送迎バスで吾野駅に向かい、吾野から一路池袋へ。きょうもいい一日だった。休暇村・奥武蔵と打ち上げのお店については副隊長のブログをご覧ください。\(0)/ (by のん)

今回の参加者:副隊長、ウッディさん、ひろちゃん、のんちゃん、なおちゃん
実働時間:4時間47分
累積登高差(+):1340m
踏破距離:14.5km


☆ 日帰り温泉はこんなところ Check!
☆ 打ち上げはこんな店  Check!


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始
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01 原市場中学校BSで下りると、周助山らしきものが見える。
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02 ここを登ることにした。
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03 仕事道らしきものがあったが・・・。
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04 途中からはテキトーに登る。
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05 出発前の集合写真を忘れたので、ここで。
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06 枝尾根に出た。
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07 こんな立派な道標があった。
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08 周助山山頂。
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09 ここがノボット。地形図にはノポットとなっている。
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10 林道に出た。
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11 ここが次の登り口。
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12 何か降ってきた?
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13 日が差しているのに雪だ。
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14 激しい降り。
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15 見通しが良い場所に出た。
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16 川苔山の方には雪雲がかかっている。
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17 山の中腹に巨大な観音像が立っている。
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18 空は晴れている。
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19 竹寺の上からは眺めが良い。
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20 スカイツリーが良く見えている。
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21 寺だが建物は神社形式。
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22 ここは神仏習合の寺だった。
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23 木の根が重なり合う坂道を登る。
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24 もうすぐ子の権現。眺めが良い処で昼食。
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25 巨大な手が山の中に置いてある。シュールだ。
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26 子の権現の境内で、ふと福寿草が咲いているのに気が付いた。
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27 ちょうど見ごろ。
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28 黄色が鮮やかだ。
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29 お守りを購入。
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30 お参りで足腰の祈願。
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31 蝋梅も咲いていた。
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32 甘い匂いが漂ってくる。
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33 川苔山?
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34 ここの仁王像は迫力あり。
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35 仁王像と記念撮影。
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36 茶屋も二軒、営業中。
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37 ここはうどんで有名だが、今日は素通り。
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38 休暇村・奥武蔵に到着。
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39 池袋へ移動中。
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40 ここで〆ました。

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