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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第375回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2015年2月28日(

行き先【中央線沿線/大洞岩〜百蔵山(1003.4m)

コースタイム:

JR中央線高尾駅[7:46]〜猿橋駅[8:25/8:28]〜バス〜宮古橋BS[8:40/8:46]〜日露戦没記念碑[8:50]〜大洞岩[9:25/9:35]〜林道[9:46]〜標高820m(休憩)[10:22/10:27]〜 大同山[11:20]〜百蔵山[11:44/昼食/12:23]〜林道[12:56]〜バードゴルフ場[13:10]〜湯立人鉱泉[13:35/14:40]〜猿橋駅[15:21]〜高尾駅[16:10]

トレイルマップ高度記録 (今回は無し)

今日の山、もとから参加を正式表明した者は4名。先週は7名だったからその約半分。ところが体調が好ましくなかったり仕事が超多忙だったりで不参加となり、残りは2名。ちょっと淋しいですが副隊長のお兄さんの参加を期待しましょう。

朝からとてもよい天気。風はなくて絶好の山日和です。多摩川をわたる陸橋でいつものように見えるはずの富士山は霞がかかっているのか雲の中なのか、まったく見えません。春になりつつあるのでしょう。確実に季節は進んでいると感じました。

高尾駅で列車を待っているとすっーと近づいてくる方が。副隊長のお兄さん、マサテルさんでした。顔はよく似ているという訳ではないですが、話している時の雰囲気やちょっとしたしぐさにやはり兄弟だなと思わせるものがありました。なので何の遠慮もなくお住まいやお子さんのこと、山のキャリアなどをお聞きすると丁寧に答えて下さり、最初から話が弾みました。あっという間に猿橋駅に到着、バスに乗り込みました。10分程で下車、宮古橋バス停から歩き始めます。日露戦没記念碑の横、石の急階段(かなりの勾配でした)を登り、しばらく歩くといくつもの墓石がずらりと並んでいる開けたところに出ました。この地から日露戦争へ出征した方が多かったのでしょうか。

眺めがよくなってきました。この先からはバリエーションルート。岩が多くなって手と足をフル回転させて登ります。すぐ近くは岩殿山、高川山、その奥が鹿留山、杓子山、遠く富士山が顔をのぞかせていました。最後に岩をよじ登り大洞岩(おおぼらいわ)のてっぺんに立ちました。ここから大同山を経て百蔵山まで行きます。一度急降下してまた登らなければなりません。

下っていく途中で牛?の鳴き声が聞こえました。民家があるのでしょうか。林道に出るとトビが2羽、大空を旋回してピーヒョロロを鳴いてました。のどかな山あいの道です。 高度820mを通過、あと少しです。ちょうど百蔵山の左肩907m地点が大同山で、そこで一般道に出ました。あとは整備された登山道を歩き20分ほどで百蔵山に到着しました。山頂は何組もの登山者が三々五々休憩していました。真っ正面に富士山が見えます。冬の痛い程青空にくっきりと映えている白い富士山でなくて、春霞みにうすぼんやりとその姿を見せていました。

昼ごはんを済ませて湯立人温泉に向かって下山です。山頂直下は急勾配ですが、あとはゆるゆると下り林道に出ると、吉久保まで舗装道路です。

久しぶりの湯立人温泉は変わらずでしたが、お客さんは入っているようで女湯は地元のおばあさん達の社交場になっており、長湯(1時間以上は)をしておりました。あとから若い男性1人と、男性2人連れが訪れておりました。

せっかく来たのでいつもは素通りの日本三大奇橋の猿橋を観光することにしました。谷が深く橋桁がたてられない為に、橋桁を使わずに両岸から張り出した四層のはね木によって支えられているそうです。橋の真ん中で覗き込むと、たしかに谷は深く水面からはかなりの高度があります。はね木に屋根が付いているデザインが面白いです。猿橋駅から高尾駅へ移動しておそばやさんで打ち上げました。天気のよい満足な山行でした。

〈追記〉 
マサテルさんは山のベテランですが控えめな方でしんがりで登られました。大洞岩から大同山に向かう途中大木が横倒しになっており、またいで乗り越えるか下を潜ろうかと一瞬迷っていると、さっと後ろから来て、私が乗り越えやすいように木を両手で押さえてくれました。(もちろん副隊長もですよ)

また、百蔵山山頂でのお昼にはオイルサーディン、味付け玉子(自然食品だそうです)、ポンカンをごちそうになりました。ごちそうさまでした。ご一緒できて本当に楽しかったです。また来ていただきたいと思っています。ありがとうございました。(byひろ)

今回の参加者:副隊長、副隊長のお兄様(マサテルさん)、ひろちゃん
実働時間:3時間55分
累積登高差(+)
踏破距離:km


☆ 日帰り温泉はこんな所 Check!
☆ 打ち上げはこんな店  Check!


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始
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01 今日は宮古橋BSから出発。
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02 目の前は岩殿山。
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03 ここが大洞岩の登山口。
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04 かなり急な階段。
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05 途中からの眺め。
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06 手前は墓石の列。
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07 富士山が顔を覗かせた。
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08 これから先が岩っぽい。
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09 踏み跡は一応ある。
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10 所々、赤テープもある。
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11 富士山と岩殿山のツーショット。
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12 一番遠くの山が黒岳。
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13 あれが山頂のようだ。
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14 大洞岩からの眺め。
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15 滝子山も見えた。
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16 登頂を喜ぶひろちゃん。
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17 大洞岩を振り返る。
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18 ここが大同山南尾根の入口。
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19 松林をゆるゆる登る。
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20 830m圏ピークはもうすぐ。
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21 830m圏ピークから、かすかに大同山と百蔵山が見える。
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22 古びたストックがぶら下がっていた。
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23 幹が絡み合ったミズナラ。
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24 気持ちがいい尾根。
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25 大同山に到着。ここはそのまま一般道である。
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26 間違えて大間山と書いてあったものを鉛筆で修正してある。
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27 百蔵山到着。山頂には結構ひとがいる。
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28 隣の扇山。
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29 この道は深く抉られていて古そうだ。
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30 下りの途中から富士山。
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31 浄水場に下りてきた。
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32 結構、立派な建物である。
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33 オオイヌノフグリが咲いていた。
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34 これはなんですかね?
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35 湯立人鉱泉に到着。
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36 日本三奇橋の猿橋を観光。
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37 普通に渡れます。
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38 でももはや生活のために渡る橋ではない。
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39 国の重要文化財の水路橋。
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40 今日は観光客はちらほら程度。
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41 結局、猿橋駅まで歩いた。
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42 猿橋駅ホームから見る百蔵山と扇山。
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43 今日の〆はこちら。

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