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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第388回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2015年5月30日(

行き先【丹沢/不老山(928m)

コースタイム:

小田急線新宿駅[6:45](あさぎり1号)〜JR駿河小山駅[8:08/8:15]〜タクシー(3090円)〜明神峠[8:35/  8:40]〜明神山〜湯船山[9:24]〜白クラノ頭[9:40/9:45]〜大涌谷から愛鷹山のビュー開ける[10:12]〜バラ出現[10:29]〜サンショウバラの丘[10:33/10:41]〜世附峠[10:47]〜不老山南峰(展望台)[11:18]〜不老山[11:23/昼食/11:47]〜不老山南峰[11:52]〜鉄塔[12:15]〜生土分岐[12:25]〜神縄断層[12:47/12:54]〜小山町富士山見える所[13:22]〜ゲート[12:55]〜駿河小山駅[13:35/14:01]〜山北駅[14:14]〜さくらの湯[14:15/14:55]〜ポッポ駅前屋[14:58/16:00]〜山北駅[16:08]〜松田駅[16:17]〜小田急線新松田駅[16:23]〜登戸駅[17:26]〜JR登戸駅[17:33]〜稲田堤[17:38]〜たぬきや

トレイルマップ
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高度記録
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2年ぶりの不老山へサンショウバラを愛でに行ってきた。
山行の計画が出た時から、私はサンショウバラではなく、ポッポ駅前屋に行きたくて行きたくて妄想していた。昼下がりのちょっとトーンが暗い座敷で、吹き抜ける爽やかな風を感じながら、風呂上りのビールをぐびっとやる気持ちよさ。記憶というものはかなり強調されるものだが、あの心地よい爽やかな“風”を忘れられないでいた。

新宿から特急を奮発し、さらにタクシーで明神峠を目指す。駿河小山から明神峠までのバスは1日1本。サンショウバラの見頃はほんの1〜2週間なので、必然的にサンショウバラの見頃となるとバスは満杯、登山道も混んでしまうので、今回は大人の選択である。あさぎり1号は小田急からJRに乗り入れて駿河小山まで乗り換えなし、おまけに車内が木調で落ち着きがあったのでお得感があった。

明神峠から不老山までは本当に楽チンなハイキングコース。歩き始めてすぐに箱根連山と愛鷹山がよく見えるポイントがあった。「サンショウバラの大木」という看板を見つけ、脇道にそれる。まずまず花とつぼみをつけたサンショウバラに出会えて、ちょっとホッとする。つぼみは濃いめのピンクだが、開花しているものは淡いピンクから白っぽい色になっており、盛りは過ぎてしまったように見える。サンショウバラは開花すると2日くらいで散ってしまうので、見頃に合わせて来るのが難しい。

明神山の標識はなく、わからないまま通り過ぎる。富士スピードウェイの音が耳障りでない程度に聞こえていて、時たまド〜〜〜ゥンと自衛隊演習場からの大砲の音も聞こえてくる。一方で鳥のさえずりも楽しめる。ヒガラ、ウグイス、ホトトギス、ツツドリ・・・。(わかればもっと楽しい山行になるのだろうな〜)おまけに木陰に爽やかな風が渡る素晴らしいハイキングコース。湯船山、白クラノ頭も順調に過ぎる。

峰坂峠もどこだったかわからずに過ぎたが、視界が開けで再び箱根連山と愛鷹山を十分に眺めることができた。大涌谷は5月連休から火山活動のレベルが上がっており入山制限されていることが、空に湧き上がっている噴煙を眺めると納得できる。5月29日に爆発的噴火を起こした口永良部島のことや今後の地震のことなどが話題になった。

お〜、サンショウバラだ!登山道の両側に続くサンショウバラ。だが、ちょっと残念。やはり少し遅かったようだ。でもしっかりピンクっぽい色づきを残しているものもあり、なかなか良かったのではないだろうか。サンショウバラの丘にはサンショウバラの群生はないが、眺めが良いので小休止。目指す不老山はこんもりしている。またまた箱根連山を眺める。

ほどなく世附峠。ここのサンショウバラは花付きが多く、ドンピシャであったならどんなにきれいだったことだろう。
不老山南峰から富士山を眺める。(^0^)
不老山本峰のサンショウバラもかろうじて花を残してくれていた。\(^^)/

下山ルートは神縄断層経由と決めている。不老山までのご機嫌なハイキングコースとは違って正直あまり楽しくない植林帯を通るが、富士山を眺めるポイントもあった。生土山分岐を過ぎてすぐ、砂利道の林道に出る。そこから歩くこと20分で神縄断層に到着。神縄断層は本州と伊豆半島が衝突した場所。向かって左側が本州の凝灰岩、右側が伊豆半島の礫岩。明らかに違う地層に、おー!と感嘆の声が上がる。神縄断層を確認できて、何だか歩きがのんびりしてしまったが、「電車に間に合わなくては!」「ビールを駿河小山の商店で確保しなきゃいけないし・・・」ということで、また気合いを入れ直して先を急いだ。ポッポ屋の風!!!を妄想して。

無事駿河小山の酒屋で冷えた缶ビールを調達し、ホームにて喉を潤す。山北駅裏のさくらの湯。前回までと男女のお風呂が入れ替わっていた。今回は女子ランナーの団体がバスで来訪していたので、多分その混雑を見越してお風呂を交換していたのだと思う。

Q:私は「待ってました、ポッポ屋!」と勇んでポッポ屋に向かいましたが、店に入って「あ・・・ガッカリ!」 さ〜て、どうしてガッカリだったのでしょうか?

A:縁側のガラス戸が閉まっていたから。

冷房営業だったのです。私はポッポ屋の“風”を楽しみにしていたのに〜。妄想通りにはいかなかった。 玄関と縁側を開け放して流れる風が何とも気持ちいいのに〜。あ〜残念。

でも、風呂上りのビールは五臓六腑に浸みわたり、やはり格別。今日も、いい山行だった。山、風呂、ビール!!!  \(^0^)/  

[追記]
副隊長、なおちゃん、のりちゃんはさらにもう一軒。そこは、私が欲していた“風”を感じながら黄昏の景色を見てボ〜っとできる空間だったようだ。

その後、小笠原沖で起きた地震の影響で電車が止まってしまい帰宅に影響したとのこと。昼間、箱根や口永良部島の地震、噴火の話をしていたと思ったら・・・えらいこっちゃ! (by のん)

今回の参加者:副隊長、ウッディーさん、アヒルちゃん、のりちゃん、のんちゃん、なおちゃん
実働時間:4時間11分
累積登高差(+)789m
踏破距離:14.9km
 

☆ 日帰り温泉はこんな所  Check!
☆ 打ち上げはこんな店  Check!
☆ 打ち上げ第二弾はこんな店 Check!


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始
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01 今日は往路から「あさぎり号」。
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02 MSE60000形の落ち着いた内装。
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03 駿河小山駅に到着。
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04 ここで下りる客は、ほとんどがゴルフ客。
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05 明神峠行バスの発車時刻はまだ先だが、もう結構並んでいる。
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06 ここは富士山が良く見える。
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07 酒匂川を渡る橋から。
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08 クローズアップ。
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09 明神峠。
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10 歩き始めて直ぐに見えた箱根連山。
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11 こちらは愛鷹山。
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12 さっそくサンショウバラ発見。
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13 ちょっと盛りは過ぎている様子。
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14 でもまあ、まずまずか。
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15 ともかくも咲いていて良かった。
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16 全くサンショウバラは難しい。
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17 緑のトンネルをゆるゆる進む。
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18 所々、個性的道標が現れる。
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19 結局、何処が明神山なのか判らなかった。
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20 どうもあれは御正体山のようだ。
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21 ひっそり湯船山。ここが本日の最高点。
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22 ブナの大木。
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23 ヤマツツジも咲いていた。
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24 吹き抜ける風が気持ち良い道。
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25 白クラノ頭に到着。
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26 大室山が見えているようだが定かではない。
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27 これは二人静どころではない、四人静?
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28 また箱根が見えた。
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29 サンショウバラが現れた。
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30 いちおう証拠写真。
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31 これは大ぶりだ。
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32 所々、つぼみも残っている。
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33 これは今日咲いたようだ。
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34 こちらはガクウツギ。
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35 上手くすれば両側が咲いていたはずだが・・・。
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36 これもガクウツギ。
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37 ここがいわゆるサンショウバラの丘。
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38 あれが不老山。
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39 ・・・だそうだが、・・・?
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40 ここも眺めが良い。
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41 この木も花付きはいい。
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42 大涌谷の噴煙も良く見える。
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43 盛りはほんの数日前だろうか。
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44 もしタイミングが合ったら、思わず万歳を叫びそうだ。
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45 不老山南峰に到着。お、富士山が見えるんだ。
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46 北側の本峰へ。
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47 タニウツギ。
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48 不老山本峰でサンショウバラの木をバックに。
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49 山頂標識と共にもう一枚。
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50 これはニシキウツギと、のんちゃん。
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51 サンショウバラとは逆に、段々赤くなるらしい。
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52 また逢う日まで。
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53 眺めが良い処に出た。
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54 アヒルちゃん曰く、大野山らしい。
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55 ミズキだろうか。
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56 富士山もちょっと顔を覗かせた。
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57 日なたが暑いと感じるようになった。
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58 スイカズラ。黄と白が同居するらしい。
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59 あそこが神縄断層の案内板。
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60 衝突の現場との表現。
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61 この縦の線が断層。
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62 山に登っているといろいろ勉強になります。
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63 下界は暑い。
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64 おんや~、見慣れない鳥だ。
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65 アカショウビン師匠によれば、イソヒヨドリだそうである。
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66 今日は富士山がまあまあ良く見えた。
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67 駿河小山駅に近い書店。でもほとんど本が無いが・・・。
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68 ハクセイキレイだそうです。
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69 湯上りはここでビール。
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70 仕上げに稲田堤までやってきた。

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