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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第389回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2015年6月6日(

行き先【塩原/剣ヶ峰(1540m)

コースタイム:

JR上野駅[6:08]〜宇都宮駅[7:51/8:02]〜矢板駅[8:35/8:40]〜タクシー(7200円)〜大間々[9:17/9:22]〜八海山神社[10:22/10:30]〜矢板市最高点[10:39]〜剣ヶ峰[11:50]〜大入道[11:35/昼食/12:00]〜学校平(山の駅たかはら)[13:00/13:37]〜タクシー〜まことの湯[14:07/15:02]JR矢板駅[15:17]〜宇都宮駅[15:47/16:55]〜池袋駅[18:42]

トレイルマップ
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高度記録
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 シロヤシオの気品と美しさに特別の思いをもつ人は私だけではないと思います。今日登るのはシロヤシオで有名な塩原の剣ヶ峰。今年は雪解け後の夏みたいな暑さで、アカヤシオやミツバツツジなど花の情報も「例年より10日早い」「いや2週間早い」ということでした。おそらくシロヤシオも終わっているだろうな。でもきっと新緑はきれいなのでは。そんな期待で登山口を出発しました。

 大間々の駐車場から尾根沿いの見晴らしコースをたどり、剣ヶ峰、大入道をたどって八方ヶ原を抜け学校平バス停までぐるっと「大間々自然歩道」を周回してきます。古火山の形作った山はスコリア(赤や黒っぽい軽石状の火山噴出物)がごろごろした道です。ハイキングコースとして整備されているものの(ガッツリ冒険を好む人にはやや物足りないかも)、景色よし、多少のアップダウンもあり、縄文ツツジなど植生も興味深く、変化に富んだいいコースだと思いました。八海山神社の小社のある見晴らし所付近はミニラかステゴザウルスの背中状に割れた板状節理の安山岩の岩場です。「ピヨピヨチーチーピョークルルル。」見晴らし所近くの木の枝先でとても良い声で鳴いている鳥がいます。スマホでビデオを撮り、鳥のお師匠に送って、ビンズイの囀り(と縄張りの主張)とわかりました。

 花の時期はほとんど終わりでしたが、岩場を好むシロヤシオにとってこの山は棲み心地がよいらしく、スタートの駐車場から剣ヶ峰周辺までは左右ほとんどシロヤシオでした。花が満開の時期に来たらきっと息をのむ美しさでしょう。心の眼で満開のシロヤシオを感じながらウキウキと歩きました。シロヤシオ以外は、ミズナラなどの広葉樹林です。サラサドウダンかなという木もあります。大入道の東側はダケカンバが多く、「那須塩原と言えば、木肌の白い木が目立つ山」と私が勝手に持っているイメージがあるのですが、ここもそうだな、と思いました。木々の下草は笹原で、今、鳴きまくっているウグイスたちの大好きな笹原がこんなにあるから、さぞ鳥たちにも棲みやすいのだろうな、と思いました。八方ヶ原という平らな森に着くと、その周辺だけはヤマツツジが群生していました。

 変化に富んだ自然歩道を歩き、終点の山の駅「たかはら」で冷えたビールに舌鼓を打ち、那須塩原一帯の自然の豊かさをふり返るのでした。(by Konochan

<余 談> シロヤシオはご存知のように「五葉躑躅」とも言い、皇室の愛子さまの御印になっているお花です。五枚の葉が特徴的で、やや小ぶりな花が山いっぱいに咲いている時は命の息吹が聞こえるようです。私ごとですが、剣ヶ峰山行の一週間前に那須の「中の大倉山」へゴンドラで登った時、小さなシロヤシオの鉢を買いました。(写真)3ヶ月ほど下界で育てるとその土地の気候に馴染んで、秋ごろ地植えにすることができるそうです。いつか、満開の時期に剣ヶ峰を再び訪れる日を思ってかわいがっています。



今回の参加者:
副隊長、このちゃん、クマちゃん、なおちゃん
実働時間:3時間5分
累積登高差(+):546m
踏破距離:6.7km
 

☆ 山から下りたらこんな店 Check!
☆ 日帰り温泉はこんな所  Check!
☆ 打ち上げはこんな店 Check!
☆ 帰りに乗ったのはこんな電車
 Check!
☆ 打ち上げ第二弾はこんな店 Check!

〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜 

スライドショウの開始
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01 矢板駅に到着。晴れてきたが・・・
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02 大間々はまだガスの中。
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03 最初はこんな遊歩道から。
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04 ここから本格的な山道。
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05 何か見つけた?
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06 辛うじてレンゲツツジ発見。
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07 残り火状態。
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08 シロヤシオは葉っぱのみ。
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09 これはドウダンツツジ。
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10 花は見当たらないが、良い感じの道だ。
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11 見通しが利く場所に出た。
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12 残念ながら、ガスはなかなか取れない。
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13 たぶん、釈迦ヶ岳方面。
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14 先行パーティは、何処かの高校山岳部ボッカトレーニング中。
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15 散り掛けのシロヤシオ発見。
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16 岩岩したところに出た。
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17 鳴きつる方を眺むれば・・・
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18 ビンズイだそうである。複雑な鳴き声。
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19 もうすぐ八海山神社。
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20 岩っぽいのはこの辺りだけ。
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21 「古の」八海山神社とは、どおゆう意味?
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22 下界も見えてきた。
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23 ちょっとだけ、ヤマツツジ。
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24 ちょっとだけ、シロヤシオ。
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25 だそうである。誰か、山の名前付けてあげたら?
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26 分岐点が剣ヶ峰かと思ったら違っていた。
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27 ぱっとしない剣ヶ峰山頂。
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28 でもまあ、とりあえず証拠写真。
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29 さっさと先を急ぐ。
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30 こっちは緑が濃い。
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31 陽が出ると緑がまぶしい。
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32 良い雰囲気。
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33 ダケカンバの大木。
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34 この山は、普段見慣れた植生とはだいぶ違う。
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35 くまちゃん、こけた。
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36 シロヤシオの巨木。
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37 こんなシロヤシオの木は見たことが無い。
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38 この辺り、シロヤシオの木だらけ。
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39 こんなシロヤシオもあった。3000年以上経っているってこと?
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40 これもツツジのうちとは思えない。
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41 大入道。食事が済んで片付け中。
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42 出発前に証拠写真。
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43 大入道の山頂付近
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44 牧歌的な場所に出た。
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45 レンゲツツジに再び出会う。
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46 また遊歩道に戻ってきたようだ。
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47 こんな看板があった。
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48 これが女王らしい。
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49 学校平への道が見つからない。
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50 どうやらここが、そうらしい。道標は全く不親切。
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51 ここにも最後のレンゲツツジ。
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52 この道を見つけられて良かった。
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53 ここはこれまでの牧歌的雰囲気とは違う。
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54 この山塊は変化があって面白い。
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55 また明るい笹原に出た。
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56 学校平に到着。
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57 辿ってきた道。
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58 ウマノアシガタ。
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59 山の駅たかはら。
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60 やっぱりこれでしょ。
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61 汗を流したのはここ。
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62 我々が登った山には、まだガスが懸っていた。
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63 矢板駅から宇都宮駅へ移動。
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64 ここで宇都宮餃子を喰った。
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65 池袋へ。
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66 珍しく大宮を素通り。
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67 なおちゃんは、何時もここでひとり生ビールをグビっとやるらしい。
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68 今日の締めはここ。めでたくアユラシと合流。
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69 なかなかよさげな店。おっと、おねえさんと目が合った。
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70 小料理BARだそうである。気になる。

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