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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第392回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2015年6月27日(

行き先【中央線沿線/白谷ノ丸南東尾根〜牛奥ノ雁ヶ腹摺山(1994m)

コースタイム:

JR高尾駅[7:46](河口湖行)〜JR大月駅[8:28/8:35]〜タクシー(6670円)〜大峠手前林道入口[9:05/9:10]〜休憩[9:55/10:00]〜1750m峰[10:25]〜休憩[11:05/11:10]〜白谷ノ丸[11:20]〜黒岳(昼食)[11:38/昼食/12:00]〜川胡桃沢ノ頭[12:30]〜牛奥ノ雁ケ腹摺山[13:05/13:12]〜林道に出る[13:50]〜登山口[14:00]〜ペンションすずらん[14:20/16:00](栄和交通バス)〜JR甲斐大和駅[16:30/16:42]JR高尾駅[17:42/17:50]〜立川駅[18:07]

トレイルマップ
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高度記録
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今回は復習をした・・・と言うのも、地図の赤線ではないところを登ったからだ。のっけからの急斜面・藪漕ぎ、変化にとんだ尾根、また仮登山口が作られていた(標識に注意)日川側登山口。メンバーの話通り、ペンションすずらんは、いい湯と季節の山の幸でもてなしてくれた。

いつも通り、4時に起床し家を出る、雨は無いようだ。大月駅からタクシーで30分ほど、『ここで止めて下さい』、林道の湯ノ沢峠口と大峠の中間点のゲートで降りて(タクシーの運転手さんにとっては、ここで下すのは初めての体験だったようだ)、入山。

副隊長の『この辺りから登ります』に続き、登山開始、白谷ノ丸の南東隣り1750m峰を目指す。 山道は無い、這うように登り、今日のテーマ:藪漕ぎスタートである。鹿の糞にたびたび遭遇した、ここは鹿道のようである。藪漕ぎしながら高度を上げていく・・・結構きつい。 山頂に近づくにつれ、枯れた笹が目立つ。数十年に一度の世代交代の年のようだ(ここ数年は笹の花が一斉に咲いていた、との解説)。笹と広葉樹林を抜け1750m峰到着。

1750m峰を20mほど下り、白谷ノ丸山頂を望む鞍部に出る。木立が無く、すがすがしい風が通り、空まで飛んでいきそうな解放感がある。白谷ノ丸山頂から黒岳に向かう途中、楓の群生地あり、秋には絶景との事(山梨の森林100選、黒岳)、季節を通して楽しませてくれる山並みなのだ。黒岳山頂にて昼食。木は伐採され手頃なスペースが確保されている。

黒岳を出発。川胡桃沢ノ頭、牛奥ノ雁ケ腹摺山へと向かう。この辺りの尾根は、針葉樹林とその倒木が多い。倒木にコケが生じて、日本的な静かな山道となっている。松の先端は、黄緑の新葉とオレンジ色の小指の先大の松ぼっくりが鮮やか。梅雨時に一気に育つのでしょう。 

梅雨時期で富士山を望めないが、自然を楽しませてもらった。牛奥ノ雁ケ腹摺山到着。今日は登頂記録撮影が多い。バリエーションをつけるように立ち位置を考える。

牛奥ノ雁ケ腹摺山から、標識『下山道』にしたがって日川方面に下山。シラビソ、オオシラビソの立ち枯れた林を抜ける。下山のスピードは速い。今回は下山の助けに、膝にテーピングをしてきている。大菩薩湖とダムが見える。そろそろ林道か・・・林業作業中で、伐採・整えで昨年とは景色がちがうようだ。林業チームの方々が親切に声をかけて教えてくれた。仮登山口を下りて、ペンションすずらんへ向かう。

ここが、噂に聞いていた「ペンションすずらん」である。風呂で汗を流し、筋肉の疲れを取る。ペンションの食堂で、山菜をいただきながらビールで乾きをいやす。オーナーも、我々を覚えていてくれているようで、嬉しくなる。『うどの塩漬け』を買うメンバー。あれっ! 郷土の初夏の味、『行者にんにくのしょうゆ漬け』があるよ、旨そうだ・・・土産とした。季節感があり、懐かしい味あり、富士山を望みたいし、また来なければ。

甲斐大和駅に向かうバスは空いていて、この辺りの「いぃDay!山岳会」の山行解説を聞けた。天目山温泉手前で、雲の切れ間に大きな富士山のお見送り。(by和尚) 

今回の参加者:副隊長、和尚、のりちゃん、ひろちゃん、のんちゃん、なおちゃん  夜の部:くまちゃん
実働時間:4時間10分
累積登高差(+):663m
踏破距離:8.92km
 

☆ 日帰り温泉はこんな所  Check!
☆ 打ち上げはこんな店  Check!
☆ 打ち上げ第二弾はこんな店 Check!

〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜 

スライドショウの開始
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01 大峠の手前の林道分岐からスタート。
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02 周囲はこんな雰囲気。
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03 湯ノ沢峠へ向かう林道を少々進む。
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04 ここが良さそうだと取り付く。
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05 崩壊した法面を強引に這い上がる。
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06 すぐ右手には、大峠へ繋がる林道のガードレールが見えている。
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07 笹薮突入。
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08 笹は背丈を越える程。
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09 斜度があるので少々キツイ。
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10 この辺りは笹が枯れている。
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11 赤布発見。
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12 枯れた笹はポキポキ折れるので、手掛かりにはならない。
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13 この辺りの笹はすっかり枯れた状態。
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14 おかげで扱かれずに済む。
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15 笹薮が終わり、傾斜がぐっと緩くなる。
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16 ここが1750m圏ピークだろう。
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17 標識は何もないが、証拠写真。
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18 ピークを下るとすぐ、こんな場所になる。
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19 あの辺りが白谷ノ丸だろう。
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20 天気はいまいちだが気分は上々。
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21 ヤマツツジの花もまだ残っていた。
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22 藪漕ぎの苦労も報いられるというものだ。
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23 草原を横断してまた樹林帯へ。
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24 ダケカンバの森。
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25 シカ道が所々あるので、進むには支障がない。
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26 また草原に出る。
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27 草原を登る。
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28 どこでも適当に登れる。
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29 雁ヶ腹摺山はなかなか姿を現さない。
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30 1890m圏ピークに到着。
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31 ウマノアシガタ。
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32 この草原で、咲いている花は主にこれぐらい。
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33 1890m圏ピークで休憩。
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34 向こうに見えるピークが白谷ノ丸。
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35 白谷ノ丸到着。風が結構冷たい。
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36 ここは特異的にハウチワカエデが多い。
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37 紅葉の頃が素晴らしいが・・・
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38 この季節の瑞々しさも悪くない。
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39 カニコウモリ。
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40 この辺りはいわゆる黒森。
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41 黒岳到着。
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42 ここでランチ。
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43 シロバナイチゴ、でしょうか。
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44 この白い葉っぱはマタタビかな。
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45 これはサラサドウダンでしょうか。
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46 少々岩っぽいところ。
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47 また笹が出てきた。
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48 心眼で富士山を望む。
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49 石楠花沢源頭の草原に出た。あの向こうが牛奥ノ雁ヶ腹摺山。
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50 和尚、草原に舞う。
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51 気持ちが良い登り。
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52 残念ながら花は見当たらない。
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53 川胡桃沢ノ頭を振り返る。
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54 本家の雁ヶ腹摺山が見え出した。
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55 こちらは源次郎岳方面。
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56 何かが囀っている。
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57 黒岳も見えてきた。
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58 牛奥ノ雁ヶ腹摺山の登り。
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59 本家の方が明らかに低い。
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60 牛奥ノ雁ヶ腹摺山到着。
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61 いつもここは天気が悪いようだ。
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62 今度来る時はもう少し晴れますように。
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63 さて、ペンションすずらんへ下ろうか。
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64 立ち枯れの風景。
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65 何故こんな風に枯れるのか、メカニズムは不明らしい。
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66 こんな場所もあるが、今日の天気では素通り。
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67 落葉松林に入った。
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68 空が明るくなってきたようだ。
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69 大菩薩湖が見えた。
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70 伐採作業中だった。
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71 そのせいで、道は仮設ルートに変わっていた。
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72 かなり大規模にやっている。
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73 仮設道は判りやすくなっている。
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74 舗装道路に出た。
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75 結構、機械化が進んでいる。
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76 再び山道。
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77 クサタチバナ。
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78 今年も会うことが出来た。
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79 ペンションすずらんに到着。
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80 レストランすずらんでのんびりしました。
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81 ペンションの庭にはハマナス。
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82 甲斐大和行のバスから一瞬、富士山が見えた。
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83 今日の打ち上げはここ。
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84 勢いで池袋まで行きました。

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