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「いぃDay!」山岳会日本支部   


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第398回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2015年8月8日(

行き先【北高尾/小下沢

コースタイム:

JR高尾駅北口BS(小仏行)[8:12]〜大下BS[8:25]〜小下沢林道入渓[8:45/身支度9:00]P[9:52/10:10]〜2P[11:02/11:07]〜昼食[11:50/12:25]〜林道にて着替え[12:25/12:43]〜小下沢林道歩き〜日影BS[13:40/13:42]JR高尾駅[14:00/14:10]〜八王子駅[14:18]〜稲荷湯[14:25/15:00]〜ロマン地下(昭和漂う飲み屋横丁)〜八王子駅〜立川駅〜ギョーザ会館

トレイルマップ
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高度記録
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 私にとっては、いぃday!山岳会では初めての沢歩きデビュー。北海道で沢登りを数回したことがあるが、その時は地下足袋にわらじ(最後あたりはフェルトのわらじになった)に学校の防災用ヘルメットにもちろんジャージ。それ以来25年ぶりの沢である。まずはいでたちから新調しなくてはということで、ちょうど誕生日に石井スポーツにて、渓流シューズ、渓流スパッツとソックス、渓流グローブ、インナーバック、ヘルメット、半ズボンにもなるパンツ、そしてウォーターウォーキングの本と一式大人買いをしてしまった。こうなったら、ウォーターウォーキングには毎回参加しなくっちゃ!…という意気込みで今回参加した。

7:50に高尾駅着。トイレを済ませて北口の駅を出て左奥にある小仏行のバス停に向かう。隊長、副隊長、なおちゃんはすでに並んで待っている。この暑いのに、登山姿の中高年がかなり並んでいる。幸いバスは臨時増発便が用意された。

大下(おおしも)バス停で下車。他にも登山者が数名降りる。車道を戻り、小下沢林道を歩く。20分ほど歩いたところで沢へ下りる踏み跡があったので、そこから沢に入り身支度をする。久ぶりの沢歩き、ドキドキする。ぴよぴよ隊もだいぶ沢歩きに慣れてきて、下に水着を着るなど用意は万全。

9:00いよいよ歩き始める。水はさほど冷たくはない。浅いところはよいが、少し深くなったり、黒っぽい岩があったりすると、川底が見えにくく足が不安定になる。ただ渓流シューズのおかげで滑りにくいし、ソックスのため川の水が体温で温められ足は全然冷たさを感じない。また靴底が厚いため足裏に石が当たって痛くなることもない。すぐに擦り切れてしまうわらじとは大違いだ。

最初はあまり深いところを歩くのは躊躇し、小さな段差で滝のようになっている所は水から出て岸を歩いていたら、副隊長に「だめだめ、中央突破しなくちゃ。」と喝を入れられた。小さくても滝のような流れの下の釜になっている所は、結構深くなる。一度腰まで濡れてしまうと、水中をじゃぼじゃぼ歩いて進むのはとっても楽しい。積極的水に入るとは、こういうことなんだとよくわかった。沢登りというとザイルを使って滝を登攀したり、バリエーション並みに滝を巻いて登ったりと、結構緊張の連続だった記憶が残っていたが、ウォーターウォーキングはまさに大人の水遊びだと納得。

途中、堰があるところは巻いて、橋があれば身をかがめてくぐって進んでいく。残念ながらこの日は薄曇りだった。できればギンギンの日差しがあればさらに涼しさを満喫できただろう。やがて、5m?くらいの大きな滝が出てきた。さすがにここを登るのは無理と、高巻くこととする。これくらいの滝になると、釜もかなり深そう。ゴーグルを用意してきた隊長はざぶーんと飛び込んだ。そして気持ち良く泳ぎ出す、と思ったら悲鳴のような叫び声とともにあっという間に上がってきた。背中に水が入るとさすがに冷たかったようだ。上流に進むにしたがって、沢幅が狭くなり両脇からの木の枝が垂れ下がってきて、バリエーションのようになってきた。先頭を行く副隊長は蜘蛛の巣よけが大変。

11:50、狭いながらも河原があり、小さな湧水が流れている場所で昼食を摂ることになった。それぞれ分担の食材を用意する。ところが何と副隊長のガスが残りわずかだったことが判明。とりあえずノンちゃん持参のそうめんを半分だけゆでる。川の水はあまりきれいではないので、隊長が水がわき出ている所まで行ってそうめんを冷たくさらしてくれる。他にもなおちゃんの煮豚、このちゃんの卵焼きなどおかずもたくさんあり、これで腹ごしらえも十分。やっぱり沢の食事の楽しみは、そうめんにつきる。

12:25林道に上がり、着替えをして、てくてく林道を下りていく。少し日が照ってきた。スニーカーに履き替えたが、これまた靴底が薄くて林道の砂利が当たって痛い。濡れた一式が入っているザックはぐんと重くなった。あとは、お風呂とビールを妄想して林道をだらだらと下りていく。沢は林道のほんのすぐ下を流れていて、上から眺めるとあーここを歩いていたんだと、楽しいひと時を思い出す。この林道を登っている人から見ると、ヘルメットを被ってじゃぶじゃぶ歩いている我々の姿はどう映ったのかな?

13:40日影BSに到着し、幸い13:42のバスに間に合った。帰りもバスは増便されていた。高尾駅に戻ると、隊長は体の不調を訴え京王線で帰るとのこと。この後のお楽しみの飲みをパスするとは、よっぽどのこと。針ノ木山行を控え早く回復してほしい。残りのメンバーは、八王子の稲荷湯にてさっぱりし、新しく八王子の店を開拓した次第。これについては副隊長のブログをご覧あれ。次の沢歩きも楽しみ、楽しみ!(by くま)

今回の参加者:隊長、副隊長、このちゃん、くまちゃん、のんちゃん、なおちゃん  夜の部のみ:アユラシ、アヒルちゃん
実働時間:3時間40分
累積登高差(+):356m
踏破距離:8.1km
 

☆ 銭湯はこんな所  Check! 
☆ 打ち上げ第一弾はこんな店 Check!
☆ 打ち上げ第二弾はこんな店 Check!
☆ 打ち上げ第三弾はこんな店 Check!


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始
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01 沢の水温が低いので霧が立ち上っている。
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02 そろそろ準備できましたか?
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03 隊長、久しぶりの水の感触。
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04 出発前の集合写真。
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05 さて遡行開始。
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06 沢底の感触を確かめつつ。
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07 水は気持ち良い。
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08 ちょっと良い感じ。
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09 エイっとよじ登る。
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10 倒木は比較的少ない。
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11 そんな端っこじゃなくて、真ん中へどうぞ。
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12 まだ、おっかなびっくり。
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13 おっと、カエルがへばり付いていた。
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14 こんなに緩やかなところもある。
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15 ここはちょっとだけ深い。
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16 全体的にとても穏やかな沢だ。
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17 ちょっと一休み。
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18 今日の陽気は、いま一つ沢日和ではない。
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19 ここは景信山への登山路。
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20 沢沿いの花と云えば、タマアジサイ。
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21 左岸は林道。
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22 水中を覗いてみた。
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23 ここは何故か、コンクリートの破片が積み重なっている。
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24 2つ目の堰堤は、林道へ退避。
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25 2回目の小休止。
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26 沢に入浴中?の隊長。
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27 渓が狭まってきた。
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28 流木をホールドにして突破を図る。
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29 右上は通りすがりのハイカー。お好きですね〜、とは云われなかった。
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30 ここはちょっと難所。
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31 2段5mの滝。
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32 隊長、滝つぼで遊泳中。
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33 どうやらかなり冷たかった様子。
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34 別のアングルから。
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35 ちょっと水量が多いので、ここは高巻いた。
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36 上から見るとこんな感じ。
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37 このちゃん、林道へ這い上がるところ。
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38 さて、そうめんタイム。
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39 隊長、そうめんを流水に晒す図。レアもの。
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40 では、いただきます。
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41 おや、サワガニがおこぼれを頂戴しに来たか。
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42 さて、さっぱりしたので帰ろうか。
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43 沢沿いとはいえ、やっぱり陸の上は暑い。
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44 今日はここで汗を流すことにした。
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45 風呂上がりはここに寄ってみた。
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46 では、お疲れさん!
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47 ついでにこの店も覗いてみた。
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48 いい調子になりました。
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49 仕上げはここ!
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50 目出度く、あひるちゃん、アユラシと合流。
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