コースタイム：

西武池袋駅[7：05](快速急行長瀞行)⇒飯能駅[7：49/8：00]（名郷行バス810円）⇒名郷BS〈トイレ有〉［8：55/9：05］→登山口→休憩[9:40/9:43]→休憩[9:57/10:05]→蕨山展望台（蕨山山頂の標識あり）[11：05/昼食/11：25]→藤棚山[11：45]→大ヨケの頭[12：10/12:16]→林道横断[12：23]→金毘羅神社跡[12：57]→金毘羅神社[13:28]→下山［13：30］→さわらびの湯［13：40/800円/14：40］→さわらびの湯BS［14：56］（飯能駅行518円）⇒飯能駅[15:44/15：45]⇒所沢駅[16:09]＼（＾０＾）／

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人の記憶の何とあてにならないことか・・・ 蕨山には行ったことがないと思い込んでいたが、しっかり登っているし、おまけに報告は私が書いていた（笑）。前回（2015.4.25）は山よりも、「山から下りたらこんな店」の方がインパクトがあって、その記憶ばかりが残っていたせいか・・・？ 今回は「紅葉に染まる静かな尾根歩きと蕨山展望台からの魅惑のパノラマ大展望」を楽しもうという山行である。

飯能からバスで55分の終点名郷BSからしばらく砂利道の林道を進み、その後小さな沢を渡って登山道に入る。登山道に入るなり、なかなかの斜度である。（痛てて・・・踏ん張る度に踵の上が擦れる。実はgoroの靴の履き初め。）そんな檜林を登って、尾根に出る。

地図にも「急坂の連続」とある尾根だ。木々の間から武甲山の小型版の採石場が見えたが、それは前回山行の出発地だった白岩の石灰石採石場だ。崖と雑木林の連続。ほう・・・紅葉だ〜 崖に根を張る木々の色づきが美しい。思い出した！ここはアカヤシオが咲いていたところだ。急坂を繰り返したのち、広く真っすぐに伸びた尾根に出た。地を這う蔦のような、楓のような木々の黄色、橙、赤の彩りがきれいな尾根である。

気持ち良く尾根を登り切ったところの分岐を左へ折れ、しばらく進むと蕨山に到着した。蕨山の展望台からは大持山、武川岳など秩父の山々から東武沿線の街〜赤城方面を見渡すことができる。今日は予報よりも雲が多いせいで、ガイド本の案内文「魅惑のパノラマ」とはちょっと言いがたいが、広がりのある風景を見られるのはやはり気持ちのいいものである。ここに蕨山の標識があるが、蕨山の山頂三角点は先程の分岐を右に折れた先にある。

山頂からは河又方面へ下りる。さわらびの湯まで約３時間の行程だというので、気を引き締める。下り始めはなだらかな気持ちのいい広めの尾根。紅葉の色づきも良い。途端に急な下りが現れたりもするが、概ね淡々と足を運ぶことができる。雑木林の紅葉が気持ちを癒してくれる。遠くに目をやると、奥多摩方面の尾根は錦に彩られている。

藤棚山〜大ヨケノ頭〜金毘羅神社跡までは快適な登山道で、下山のペースも衰えることがない。金毘羅神社は火災によって社殿を焼失し、祠のみが残っている。そして、より集落に近いところに新たに金毘羅神社を再建したということだ。ここまで下りて来ると、更に車の音が近くなった。程なく墓地脇からさわらびの湯BSへと下山した。山頂からここまで約2時間で下りてきた。

さて、お風呂に入って、ビールだ！せっかく時間にゆとりができたが、生憎さわらびの湯には食堂がない。缶ビールで喉を潤すのみとして、早めのバスで飯能に移動し、所沢で途中下車することにした。（のん） ＼（＾０＾）／

今回の参加者：ウッディーさん、のんちゃん、菊丸、ひろちゃん、なおちゃん
実働時間：4時間
累積登高差(+)：
踏破距離：