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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第523 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2019年1月5日(

行き先【中央線沿線/鳥井立(御牧戸山)(1047.7m)〜阿夫利山(729m)

コースタイム:

JR高尾駅[7:47](河口湖行)⇒JR上野原駅[8:08/8:35](無生野行バス)釣場BS[9:07/9:08]→取り付き点[9:33/9:39]→鳥井立[10:56/11:00]→大タギレ[11:24]→池ノ上[11:36/11:57]→阿夫利山[12:51/13:00]→井戸沢ノ頭[13:12]→金剛山[13:38]→ゲート[14:00]→秋山ネスパ[14:17/15:35]⇒タクシー(3250円)一福食堂[15:49]→上野原駅高尾駅立川駅

トレイルマップ
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2019年の新年山行は冬枯れの静かな山歩きを楽しもうと、上野原駅に降り立った。バス乗り場が南口から北口に移動して初めて来た。十二分に広々としたスペースになり、行き先案内表示も新しくてピカピカだ。以前南口でオリジナルの手書き地図を作り、乗り場案内をしてくれていたおじさんが、その親切丁寧な説明と共に健在でいらしたので、ちょっと安心した。

無生野行きバスに乗り、釣り場BSで我々が下車すると、バスは空っぽになって出発して行った。30分程林道を歩いた所で、先頭を歩く副隊長の足がピタッと止まった。ここが取り付き点のようである。確かにはっきりした踏み跡があるが、「ここを登るの〜?」と声が出そうな急斜面。今年はいきなり急登からのスタートだ。

すぐに緩やかな尾根道になってホッとしたのも束の間、またすぐに急登になった。まもなく緩やかな道になり、再び急登になり、これを何度も繰り返しながら杉や檜の植林帯の中を登って行く。途中冬枯れの雑木林になったり、また植林になったりしながら、落ち葉が積もってズルズルする急斜面を耐えながら登る。

と、山頂に電波塔が見えて来て、鳥井立に到着。木々の合間から雲取山や飛龍山が見える。その先の尾根を進むと富士山が一瞬見えた。やはり日本一の山である。たとえ山頂に雲が掛かっていても、「新年早々から富士山が見えた!」と一応の満足感を与えてくれるのだから。

アカマツが点在する、気持ちの良い尾根をしばらく歩いた後は大タギレに向かって急斜面を250m程一気に下る。激下りとは聞いていたが、予想以上の激しい下りであった。下り終わってホッとする間もなく、今度は登り返しが待っていた。雑木林と植林(植えたばかりらしく木はまだ小さい)の間の急斜面を登る。振り返ってみると、今下って来た斜面が壁のように聳えている。

10分ちょっと登り返すと池ノ上に到着。木々に覆われて眺望はないが、ここで昼食を摂る。その先もアップダウンが何度も続く。冬枯れのお陰で、木々の合間から山の連なりが眺められるのがせめてもの救いだ。阿夫利山の少し手前で急に眺望の開けた所に出た。大岳山、御前山、三頭山などの奥多摩の山々が青空を背景に綺麗に見渡せる。

ようやく阿夫利山に到着、地図には「展望なし」とあるが、冬枯れの時期ゆえに木々の合間から奥多摩の山々を眺める事ができた。さて秋山温泉に向かって下山開始。もうひたすら下りかと思いきや、大きく下った後にまた登り返す。岩っぽい所を登り切ると金剛山山頂であった。まだ新しそうな小さな祠がひっそり佇んでいる。ここからは落ち葉のフカフカした道を下る。樹林で冬の弱い日差しが遮られ、もう日暮れ時のようだ。

ゲートを潜ると長閑な富岡の集落が見下ろせた。静かな里山の景色にはいつも癒される。ここから程無く秋山温泉に着いた。

温泉の後に上野原駅前の一福食堂にも立ち寄ってみた。バス乗り場移動の影響を受けていないか、密かに心配していたが、杞憂であったようだ。変わらずに繁盛していた。

アップダウンが激しく、しかも何度もあって疲れを感じたが、その分充実した山歩きができた一日であった。 (なお)

今回の参加者:副隊長、くまちゃん、アヒルちゃん、菊丸、ひろちゃん、なおちゃん
実働時間:4時間29分
累積登高差(+):1028m
踏破距離:10.9km

☆ 日帰り温泉はこんな所 
☆ 打ち上げはこんな店 
☆ 打ち上げ第二弾はこんな店 


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始
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01 釣場BSから暫くは林道歩き。
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02 ここが鳥井立北尾根の取り付き。
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03 始めはいつものように急登。
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04 北尾根でも日差しがあって有難い。
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05 ちょっと緩やかなところ。
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06 また急登。
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07 根っこごと倒れている。
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08 昨年の台風の影響か。
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09 副隊長は独り静けさを求めて。
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10 雲取山辺りが見えているらしい。
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11 山頂直下も急登。
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12 あともうちょっと。
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13 アンテナ塔が見えた。
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14 これが鳥井立の三角点。
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15 山頂の標識。
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16 山頂にはこんなに塔が立っている。
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17 あれが雲取山。
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18 富士山には雲が懸かっている。
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19 稜線を東へ。
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20 こんな立派な標識があるが、径は良く分からない。
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21 とにかくここを下る。
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22 約250mを激下り。
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23 ここは標識を付けるようなところではない。
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24 漸く下が見えた。
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25 ここが大タギレ。ここにも標識あり。
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26 池ノ上へ登り返す。
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27 ここも径はあるような無いような。
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28 激登りはそれほどでもない。
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29 下りてきたところを振り返る。
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30 池ノ上。山頂標識はない。
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31 また下降。
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32 また登り。
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33 右側からやってきた。
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34 気持ちが良い尾根歩き。
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35 風が無いとぽかぽか。
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36 高見山への登り。
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37 ひっそりと高見山。
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38 高見山の北側にある無名峰からの眺め。
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39 今回の行程で唯一眺めがいいところ。
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40 ゆったりと阿夫利山へ向かう。
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41 阿夫利山山頂。
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42 証拠写真。
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43 副隊長はとっとと先へ進む。
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44 この標識は間違いでは?
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45 唯一、岩っぽいところ。
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46 金剛山に到着。
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47 この石の祠は新しそうだ。
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48 あとは下るだけ。
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49 フカフカな径。
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50 ゲートがあった。
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51 ゲートを抜けるとパッと眺めが開ける。
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52 目の前が富岡集落。
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53 秋山ネスパでまったり。
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54 久しぶりに一福食堂。
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55 ここの2階で打ち上げ。
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56 いつの間にか外は暗くなっていた。
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57 立川のここに寄った。

〈天球画像〉鳥井立山頂/大船小舟山頂/阿夫利山山頂/尾根の末端、下は富岡集落/ネスパ秋山にて /上野原駅前にて/立川駅前「玉河」にて

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