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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第167 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2019年1月13日(

行き先【奥多摩/サルギ尾根〜御岳山

コースタイム:

新宿駅[646](ホリデー快速武蔵五日市行)武蔵五日市駅[755/822]⇒上養沢行バス⇒大岳鍾乳洞入口BS(養沢神社)[847/850]→P[950/955]→高岩山[1037]→上高岩山[1110/(昼食)/1150]→芥場峠[1210]→分岐[1230]→綾広の滝→ロックガーデン→天狗岩→七代の滝→天狗の腰掛杉→武蔵御嶽神社→駒鳥売店[1455/1540]→ケーブル[1550/1610⇒ケーブル下BS1622]⇒御嶽[1637](ホリデー快速)⇒立川駅[1722\(^0^)/

トレイルマップ
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サルギ尾根は、私が「いぃDay!山岳会」に初参加したコースということで思い出深く、また、その後なおちゃんと二人で登った時に、思わぬところで道迷いを体験したので印象深い。

今回はこのちゃんの知人であるグアテマラからの留学生“ベン”が一緒に参加。彼のリクエストは御岳山と大岳山だったが、曇っていて富士山のご褒美がないことを理由に大岳山は断念して、芥場峠からロックガーデンを通って、名所を観光しながら山を楽しんできた。

サルギ尾根では、急な登りに汗し、露岩や倒木を乗り越えて歩くワイルドさを楽しんだ。ベンは、杉と檜の林を眺めては何度も写真を撮っていた。また、うっすらと残っている新雪に足跡をつけて喜んだ。うっすら雪がかぶっている静寂の景色は感動もの!

上高岩山の展望所からは都内が一望できるが、今日は曇っていて景色がうすぼんやり。ちょっと残念だったが、この開放感はうれしい。ベンも山でのカップラーメンとコーヒーの美味しさがわかったはず!

涼を求める初夏から夏、紅葉の秋には大勢のハイカーが訪れているロックガーデンだが、やはり冬季の来訪者は少ない。天狗岩では、鎖につかまり岩をよじ登り、ベンも緊張しながらもその経験を喜んでいた。七代の滝見物のために、階段梯子をいくつも下りていく。滝もいいが、さらに深く切れ落ちた崖の下の渓流を覗くのもスリリングがあっておもしろい。滝見の際には、階段上にザックを置いてから下りて行くことをお勧めする。

最後は武蔵御嶽神社への参拝である。七代の滝の階段のせいで、神社の階段を上るのが億劫になり、ショートカットできると見越して道なき道を登ってみた。ま、こういう経験も楽しんでもらえたかな?

武蔵御嶽神社は「おいぬ様」の神社として、愛犬の健康を祈願しに犬と共に参拝に来ている方が多い。私は昨年亡くした麻呂のことを思って、一緒に生活してきた日々を感謝した。

起伏のあるロングコースを歩いたので、ベンはかなり疲れたことと思うが、「サルギ尾根がよかった〜」と言うので、本当に山を好きになってくれたのだと感じた。次の機会には、一人でも御岳山から大岳山を往復するコースを歩きたいとのこと。研究と生活のストレスは大変なものがあると思うので、山を歩いて日本の自然・四季のすばらしさに触れて、元気に過ごしてほしいな〜と思う。

御岳山の旅館はどこも日帰り入浴を休んでいた。私とこのちゃんは、立川の高砂湯を目指し、精進湖周辺の山々に行っていた仲間と合流して打ち上げすることにした。

(参考)
武蔵五日市からのバスに同乗したグループの方々のザックにザイルが特徴的な形で結ばれており、その中に視覚障害者がおひとりいらした。上高岩山の展望所に上がって来た時に声をかけたところ、「六つ星山の会」という会だと知った。

登山経験のあるサポーターが前を歩き、障害者はそのザックに結ばれたザイルを片手で持ち、ストックで足元を探りながら歩く。後ろから別のサポーターが声をかけていくという。このような形で視覚に障害があっても登山できることに驚き、さらに結構大変な登山道を歩いていることに感心した。(のん) \(^0^)/

今回の参加者このちゃん、のんちゃん、ベン
実働時間:5時間10分
累積登高差(+)
踏破距離:


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