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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第532 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2019年3月9日(

行き先【丹沢/袖平山(1431.8m)

コースタイム:

JR立川駅[6:53](大月行)⇒JR藤野駅[7:24/7:30]⇒タクシー(6400円)神ノ川ヒュッテ[8:05/8:07]→休憩[8:50/8:53]→休憩[9:45/9:50]→チェーンスパイク装着[10:22/10:29]→袖平山[11:25/11:42]→姫次[12:00]→八丁坂ノ分岐[12:22]→チェーンスパイクを脱ぐ[12:40/12:45]→休憩[13:00/13:03]→林道に出る[13:33]→鶴屋旅館(日帰り入浴・600円)[14:10]⇒タクシー(2400円)⇒風里[15:43/17:00]→藤野駅[17:29]⇒高尾駅[17:42]

トレイルマップ
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今回の山行は、その存在は気になっていたけれども、なかなか行くチャンスのなかった袖平山に登る計画だ。数日前東京は雨だったが、山間部は雪だったようなので、雪歩きの期待も高まる。

藤野駅からタクシーで30分ちょっとの神ノ川ヒュッテからスタート。神ノ川公園橋を渡るのに、早速階段が現れる。沢を越えた後はまた階段の上りである。中央線沿線の駅からやって来たが、やはり丹沢の山なのだと認識させられる。この後も階段攻めが待っている事であろう。

樹林帯の登山道に入ると、道は階段だったり、木の根が浮き出ていたり、石がゴロゴロしていたり、変化を楽しみながら徐々に高度を上げて行く。黙々と登ること1時間半、風巻ノ頭まで上がると、雑木林が混じる尾根道となり、展望が少し開けて来た。大岳山、雲取山など奥多摩の山々が青空を背景にすっきりと見える。

標高1200m近くになって、ようやく積もった雪があちらこちらに現れた。チェーンスパイクを装着したが、雪が融けて土が露出している所も多い。さらに進んで、辺り一面雪に覆われ、冬の雪山っぽくなって来た頃、前方に袖平山山頂が見えて来た。

あと一登りという所で、また階段の登場だ。やれやれ・・と後方を振り返ると、大室山とその右肩に真っ白に雪化粧した白根三山が見えた。さらに右に視線を向けると、ちょっぴり白くなっている大菩薩連嶺が見え、その後ろから赤岳が白い頂を覗かせている。南側の尾根には、薄ら雪が付いた檜洞丸と蛭ヶ岳が大きく見える。富士山の頂は雲に隠れてしまい、裾野がちょろっと見えるだけだ。

歩き始めてから3時間20分程、ようやく袖平山に到着。袖平山山頂には樹木やススキがあり、眺望はいま一つ。登る途中の方が眺めは良かった。

山頂より少し下にあるベンチの所で小休止した後は、先を急ぐ。姫次辺りまで来ると、安定した積雪があり、ようやく冬の雪山らしい雰囲気になって来た。緩やかな東海自然歩道にもそれなりに積雪があり、雪歩きを楽しみながら先へ進む。八丁坂ノ分岐から青根目指して下る。北斜面なので、標高が下がっても雪が残っていた。雪が消えた後は単調な九十九折れの連続で、だんだん飽きてきた。分岐から1時間ちょっとで林道に出た。

青根の鶴屋旅館に日帰り湯があるというので、立ち寄ってみた。想像していたより、ずっと明るく綺麗なお風呂で湯加減もちょうど良かった。いやしの湯まではさらに30分程歩かなければならないので、大助かりである。しかも食堂を併設しているので、風呂上りのビールの心配もない。願ったり叶ったり!

思ったより積雪は少なかったが、大室山と南アルプスのツーショットという珍しい景色を眺められて、有意義な一日であった。いつの間にか日が長くなっているのに驚かされた。充分歩き、充分飲み食いしてから藤野駅に向かったが、まだ明るいせいで帰る気にならず、高尾でもう一軒寄ってしまった。 (なお)

今回の参加者:副隊長、ウッディーさん、ひろちゃん、なおちゃん
実働時間:5時間23分
累積登高差(+):1143m
踏破距離:11.8km

☆ 日帰り温泉はこんな所 
☆ 打ち上げは第一弾はこんな店 

☆ 打ち上げ第二弾はこんな店 


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始
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01 神ノ川ヒュッテ前からスタート。
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02 正面の風巻尾根を登る。
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03 ここが登山口。
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04 東海自然歩道らしく立派な橋が架かっている。
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05 尾根に取り付くと急登。
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06 風が結構冷たい。
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07 731m峰で小休止。
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08 風が無ければポカポカしてくる。
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09 Woodyさん、快調。
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10 径はそれなりに整備されている。
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11 振り返ると大室山。
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12 九十九折の急登。
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13 もうすぐ袖平山までの中間点。
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14 富士がチラリ。
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15 ちょっとだけ雪。
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16 ここが風巻ノ頭か。
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17 立派な東屋があった。
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18 こういう尾根。
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19 色々なところで、いつの間にか歩いている。
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20 風が無ければ昼寝ができそう。
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21 ちょっと下る。
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22 大岳山が見えた。
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23 鎖場があった。
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24 鎖場のトラバース。
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25 登りはあと約400m。
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26 遠くの奥多摩の山もちょっとだけ白い。
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27 雲取山をズーム。
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28 標高1,150m付近。
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29 そろそろチェーンスパイクを付けるか。
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30 背中が痛いWoodyさんを手助け。
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31 気温が高いので、雪がスパイクにくっつく。
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32 あと0.8km。
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33 ベタベタな雪。
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34 だいぶ登ってきた。
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35 良く見ると先行者の踏み跡有り。
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36 蛭ヶ岳。山頂に小屋が見える。
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37 雪が増えてきた。
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38 山頂直下はガレ場。
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39 丹沢名物。
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40 大室山と南ア・白根三山。
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41 クローズアップ。
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42 大菩薩連嶺の奥に八ヶ岳。
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43 クローズアップ。
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44 富士山は雲の中。
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45 大室山東尾根はすっきりと長い。
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46 手前の尾根を辿ってきた。
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47 こちらは檜洞丸。
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48 あちらが蛾ヶ岳。
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49 袖平山山頂に着いた。
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50 記念撮影をもう一枚。
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51 山頂から見た大菩薩連嶺。
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52 眺望はもう一つ。
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53 周りの木々が伸びたのだろうか。
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54 姫次へ向かう。
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55 ここは山頂でもないのに?
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56 この辺りが一番雪が豊富。
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57 それでも寂しい雪の量。
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58 ここから主稜線を外れる。
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59 北斜面もまあまあ雪がある。
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60 あれは黍殻山。
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61 もうすっかり雪は無い。
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62 ビールが待ち遠しい。
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63 ここから林道歩き。
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64 ビールまであと2.4km。
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65 ビールまであと30分。
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66 ちょっと、とうがたったフキノトウ。
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67 上青根の集落。
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68 鳥井立はどれか。
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69 鶴屋旅館に到着。
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70 一番風呂かな。
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71 予想以上に広くてきれい。
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72 待ってました、風呂上りビール。
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73 藤野駅前のここにも寄った。
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74 高尾駅前のここにも寄った。

〈全天球画像〉731m峰 / 袖平山まであと0.8km地点 / 袖平山が見えた / 袖平山の登り / 袖平山山頂 / 袖平山直下 / 姫次分岐 / 八丁坂登山口 / 鶴屋旅館の食堂

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