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井手山岳会日本支部

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第222回:井手山岳会日本支部登山のご報告  

期日:10月11日()

行き先【奥多摩/サルギ尾根〜高岩山(920m)〜御岳山(929m)

 

コースタイム: JR武蔵五日市線「武蔵五日市」駅[8:44](タクシー)〜養沢神社[9:159:25]〜大名子ノ頭(
P1)[10:00/10:10]〜P2[11:0011:05]〜高岩山[11:15]〜展望台[11:5013:00]〜岩石園[13:35]〜天狗岩/七代の滝[13:5014:30]〜御岳神社[15:00]〜山香荘[15:25/16:45]〜御嶽山駅[17:00](ケーブルカー)

ルートマップはこちら     高度記録はこちら
(提供 Konochan

   10月の三連休は好天が期待され、山行はどちらに出かけるのかと楽しみにしていました。ところが副隊長は膝の故障、隊長は別件でふさがり、私(Konochan)が力不足ながら隊長代行になってしまいました。さて、どこにしようか。Woodyさんは、留学先のオーストラリアから帰国中の息子さんエリピーを連れてくる、移動喫茶M君は研究室の論文がひと段落して「また山登り復活」と、張り切っている…。せっかくだから静かな山歩きときれいな展望をということで、またサルギ尾根に出かけることにしました。金曜日に「三連休に何も予定がなくてつまらないんだけど…。」「え?じゃあ、私たちと一緒に来ない?」と急きょ参加が決まったクマちゃん。当日の朝7時12分に「今日、参加します。」と連絡をくれて合流したアユラシを加えて総勢6名になりました。        
   ホリデー快速「あきかわ1号」を武蔵五日市駅でおり、バス停の行列を横目に見て、我々はタクシーで養沢神社へ。3320円也。トチの巨木の裏手、お墓の右の踏み跡から登り始めます。アキレス腱の伸びそうな急勾配から何度か平らになって大名子の頭にて少し休憩。そこから先、周りはだんだん雑木になっていきます。朴の葉やミズナラのどんぐりが落ちています。「やっぱり、林は広葉樹林がいいね。」「冬枯れの季節がまた楽しみ。」時々現れる岩は巻いたり乗り越えたりしながら、尾根を外さずに進みます。今年の夏に来た時より、左右色々に踏み跡が増えている気がします。テープも確実に増えています。そして高岩山に到着。   
   高岩山からは、一度降りてから登り返し、展望台のある上高岩山を目指して急斜面を進みます。7月に間違えて左の方向の踏み跡に行きかけた場所には、赤テープが2か所付いていていました。7月に「どうせなら赤テープを手前にもつけてよ。」とネット上で文句を言ったのを誰かが聞いてくれたのでしょうか?そして間もなく、展望所の土台石の下に飛び出し、石垣をよっこらしょと乗り越えて展望台へ。すでにいた先客の方々に「え?この人たち何?いったいどこから登ってきたの?」という目でじろじろ見られ、そういえば日の出山の北尾根から最後頂上広場に上がる時もこんな風に珍しがられたっけ、などと思い出しました。今日は天気がよく、大岳山や、反対側には関東平野が一望でき、筑波山も見えました。
   昼食と展望をゆっくり楽しんだあとは、御岳のお風呂目指してスタートです。展望所から芥場峠までは正規の登山道なので、標識がとたんに多く現れます。今日は大岳山から富士山がよく見えるだろうな。でも、このあとお風呂にもゆっくり入りたいので、大岳山はパスすることにしました。芥場峠方向へ少し進んでから、岩石園に直行して降りる道を選択。地図では点線のルートです。いきなりの鎖の連続と、一本ハシゴもあり。「へぇ〜これは結構下り甲斐のあるコースだ。」「でも、御岳山まで登り返すかと思うとちょっとやだね〜。」みんな健脚ですいすい降りましたが、肝心の写真を撮り忘れました。(^o^;)一気に下った次はなだらかな尾根になり、それが低まって綾広の滝からのルートに合流。その後天狗岩や、100m下の七代の滝も見てから御岳をめざしました。
 御岳山の神社下では今回も神代ケヤキ脇の山香荘で入浴。アユラシは入浴後一足先に帰宅しましたが、そのあとはエリピーのオーストラリアの話やピアノの話などで盛り上がりました。秋の陽はつるべ落とし。御嶽山駅に向かう頃には黄昏色の空になっていました。駅前の展望所からも開けた景色を見おさめして、ケーブルカーで下りました。      

 

今回の参加者:アユラシ、Woody K、エリピー、移動喫茶M、クマちゃん、Konoちゃん

今回の実働時間:4時間00

今回の累積登高差:1,012
今回の踏破距離:12.2km


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 

スライドショウの開始

養沢神社を出発。鳥居の左に立木の形をしたWCあり。

養沢神社名物のトチの巨木。

のっけから急勾配。杉と檜の植林。

大名子ノ頭から少し下る。今日は移動喫茶M君が先頭。

809m峰に向かうあたりから広葉樹林になる。これは朴の木。

露岩まじりになる。リョウブなどの木はだが美しい。

左手前方に大岳山が見える。

高岩山までもう少しだ。がんばろう。

高岩山に到着。

赤い実に秋の気配。岩をまき、尾根を外さずに進む。

シラヤマギクの仲間?

もう少しで展望台。

今日の眺めは最高。ゆっくり昼食とデザートを楽しめた。

西南西方向には大岳山。

北北東には御岳山。神社が見える。

東北東方向には日の出山。地平線近くに筑波山も見える。

今日は岩石園に直行する点線ルートを行こう。

リンドウが咲いている。周りは急勾配の鎖場。

やっと平らな尾根道になる。尾根は向かって左に低まり養沢川に突き当たる。

合流地点。東京の奥入瀬と呼ばれる渓谷。

今日、最後尾だったアユラシ、お疲れ様!

あれが天狗岩か〜。天狗の鼻のてっぺんに人がいる!

ちょっくら、登ってくるね!いっていらっしゃーい!

天狗岩を下から見上げたところ。エリピーがいるの、見える?

ウッディさん、天狗岩の上でハイ、ポーズ!

身軽なエリピーと七代の滝。

さて、そろそろゴール(お風呂)を目指して出発しますか。

御岳神社では吉宗公の鎧など国宝の展覧会を開催中。

「すいません。これからアッシー君をしに帰宅しなきゃ。」一足先に発つアユラシ。

ひと風呂浴びた後のカンパ〜イ!もう、病みつき。

山香荘入り口にて。

山香荘は神代ケヤキの脇。おなじみ駒鳥売店の裏手です。

「能保利」という旅館。なんとエリピーが小5の時に移動教室で泊まった宿でした。

話が弾んで、遅くなりました。日の出山北尾根の夕焼け。

ケーブルカーで。なんだか幼なじみみたいなクマちゃんとコノちゃん。

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