中央線沿線＊生藤山(952m)
JR高尾駅［7:26発］〜上野原［7:54着］〜タクシー〜石楯尾神社ＢＳ[8:35]〜生藤山登山口[8:49]〜佐野川峠[9:40/9:45]〜甘草水分岐[10:00]〜三国峠[10:35]〜
生藤山山頂[10:49/昼食/11:39]〜茅丸下[11:55]〜連行峰[12:11]〜山ノ神[12:40]〜一軒家[13:05/13:10]〜登山口[13:22]〜村の家[13:30/13:55]〜和田ＢＳ[14:35発]〜JR藤野駅[14:56発]
☆クリックすると地図が拡大します↓
☆高度記録拡大は画像をクリック↓
今回の参加者：このちゃん、菊丸、アヒルちゃん、ミユちゃん
実働時間：４時間
累積登高差：793m
踏破距離：7.9km
もともと生藤山を選んだのは副隊長のアドバイスによるところが大きかった。１０月３１日〜１１月１日の連休（振り替えだった）に同僚のミユちゃんと山に行く話が持ち上がり、「自信がないから軽い山で」ということでまず、陣馬高原下ＢＳから陣馬山〜栃谷温泉を考えた。副隊長にこういうルートは初級編としてはどう？と聞くと「それは初級というよりむしろエスケープルートだね。生藤山から回って陣馬山に抜けるくらいでちょうどいいんじゃない？」と。ありがとう、その案もらった。しかし、結局は悪天候で足下も滑りやすいため、山ノ神から降りる道をとったけれど。
三国山、生藤山、連行峰など、今日通った道は歩きやすく、ずっと傘でも苦ではなかった。山頂付近だけ滑りやすいので気を遣った。おかげで、翌日は珍しく筋肉痛になった。霧にけぶる森は静かでしっとりと風情があった。尾根沿いの桜の紅葉も「いとあはれなりけり」という感じ。桜の花の咲く頃にまた来たいものだ。それにしても、雨なのに傘差してまで山登りなんて、３年前には考えもしないことだった。今では雨は山行中止の理由にならないけれど、いつの間にこんなになっちゃったのかな、私たち。誰のせいかな〜（笑）、ねえ、隊長、副隊長？
不思議と、雨で濡れて体が冷えるはずなのに心はほかほか。ミユちゃんと、アヒル・菊丸は今日が初対面なのにまるで幼なじみのようだった。冗談が飛び交って雨の中ずっと笑いが止まらなかった。これぞガールズトークの醍醐味かも。また私たち一人一人の人柄がいいせいだわ、ねえ、そうでしょう？隊長、副隊長？（笑）
山道のこと、霧にけぶる景色の味わいのこと、ご主人と来たときはここから町が見下ろせたとか、こんな一軒家に住んでみたいとか、奥入瀬を彷彿とさせる沢だとか、果ては息子の受験やお嫁さんのこと、更年期のことetc.…。この雨の中、それでもすれ違った人が何人かいた。トレイルランのお兄さんと単独行の寡黙なおじさん。みんな日常から逃れ、非日常を求めて山に来る人だろうか。女というのは、日常と折り合いながらその中でも結構楽しくたくましく生活しているものだ。たとえ山に日常を思い切り引きずって来たとしても、とりとめのないおしゃべりの中で自然に解消してしまうのだ。一日ずっとおしゃべりして笑いまくって、とどめは帰りの電車で話題になった菊丸ご推薦の「キャベツのミルフィーユスープ」。その日の夕食は各家庭が皆その献立で家族に「おいし〜い！！」と、喜んでもらったそうだ。ガールズトーク、万歳！！
