番外編 マンマ・ミーア!山行ご報告
その9
中央線沿線*雁ヶ腹摺山(1874m)2010年11月14日(日) コースタイム:
調布インター6:40〜大峠登山口8:20発〜P1[9:17/9:25]〜雁ヶ腹摺山山頂[9:36/9:56]〜林道[10:37]〜姥子山東峰[10:55/昼食/11:45]〜P2[12:48/12:58]〜雁ヶ腹摺山山頂前[13:00]〜
大峠[13:45/14:00]〜勝沼インター〜調布インター[16:00]トレイルマップ
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高度記録
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今回の参加者:アユラシ、菊丸、アヒルちゃん、このちゃん
累積登高差:702m
踏破距離:6.1km紅葉は駆け足で通り過ぎゆく…と思うと、毎週末がそのまま終わってしまうことがもったいなくて仕方がない。13日が仕事でもせめて日曜日は…ということで、山行の計画をしていた。当初、御坂山塊の釈迦ヶ岳と黒岳をペアで攻めて富士山真正面…と思ったがくぼっちが急用のため不参加になり、では、と電車案に切り替えようとしたところ、アユラシが参加表明とともに「車を出してもいい」という提案。やった!二転三転で申し訳ないが渡りに船、車で行くならなるべく高いところまで行って、富士山がよく見える山で…と考え、雁ヶ腹摺山が思い浮かんだ。この山はかねてより菊丸、アユラシが「登ってみたい」と言っていた山だ。聞くと、アヒルもその奇妙な名称から前々から興味があったという。かくして、アユラシ号は美女3人を乗せて勝沼インターから大峠を目指すのだった。
大峠の駐車場はほとんどいっぱい。黒岳〜小金沢山方面に行く人が多いようだが、タクシーで来て、雁ヶ腹摺山経由で金山鉱泉の方まで抜ける健脚組もいるようだ。私たちは本日は軟弱(?)コースだけど、考えたら10月10日以来1ヶ月以上、毎週末出歩いているので、今日は飲み会は無しで品行方正に帰宅し、夕飯を作って団らん…という選択もありといえるよね。隊長副隊長に対するいい訳が少し頭をよぎり、楽しい山行は始まった。
本日の一番の幸運は、なんと言っても澄んだ空気だった。朝から曇っているのに、やたらと富士山はくっきりして、墨絵のように大きく見えた。頂上付近にうっすらと冠雪した黒い姿を堂々と見せている。大峠で木の枝の間から見えていた富士は、高度を上げるたびにぐんぐんと全容を現し、その稜線の美しさが際だってくる。
そして、頂上付近の草原へ。旧五百円札の看板があり、富士山の手前の山々の名前の説明がなされている。三つ峠山はわかっていたが、その手前が鶴ヶ鳥屋山、そのさらに手前の山が滝子山と知り、胸が高鳴った。それに伴って本社ヶ丸も、清八山もこれだとわかった。何気なく見ていた五百円札の風景は、一つ一つが登って親しんだ山々だった。
雁ヶ腹摺山だけではあまりにあっけないので、一つ先の姥子山まで足をのばした。少し角度の違う景色と大パノラマが清々しかった。
ピークで会った年配のご婦人が「晴れていても靄がかかって富士山が見えない日もあるのに、今日は本当にくっきりと見えていて…。何度もこの山に来ているけれど、初めてですわ。こんなにきれいな富士山は!」と話しかけてきた。
名残惜しいが、富士の余韻を胸に下山。大峠のアユラシ号の前に着いたときにはもう半分自宅気分。みんなで持参のビールで(アユラシはノンアルコールビールで)乾杯!ご機嫌な車中の人となった。
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スライドショウの開始