番外編  マンマ・ミーア!山行ご報告

その17
北信越*飯縄山(1917m)
2011年5月4日(水祝)              p110504       
コースタイム:
練馬インター[4:30発](関越道・信越道)〜信濃町インター[7:00]〜神告げ温泉(チビッコ忍者村)手前の駐車場[7:35/7:55発]〜登山道[8:09]〜鳥居[8:41]〜P1[9:00/9:05]〜アイゼン装着[9:05/9:10]〜アイゼン着脱など[9:25/9:30]〜[飯縄神社[10:23]〜飯縄山山頂[10:34/昼食/11:15]〜駐車場[12:40]〜神告げ温泉(入浴・休憩)[12:50/14:25]〜(車)〜JR長野駅[15:10/15:50発新幹線あさま536号]〜JR三鷹駅[18:12着]
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トレイルマップ
緑色の線がルート。クリックすると地図が拡大します

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 高度記録
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今回の参加者:クボッち、このちゃん
実働時間:3時間35分
累積登高差:781m
踏破距離:9.5km

自分にとってのゴールデンウィーク第2弾の山は悪友クボッちのお誘い(誘惑?)により戸隠高原の東、飯縄(いいづな)高原の飯縄山に白羽の矢をたてました。ここは、登り2時間で360度のパノラマ(越後の山々から後立山連峰、中央アルプス…)が楽しめる展望の山です。
  朝4時に調布を出発してから練馬インター関越道経由で信越道に入り、信濃町I..C.で高速を下ります。駐車場は早朝なのでガラガラ。8時前から登り始めることができました。林道沿いに神告げ温泉とその奥のチビッコ忍者村の手前の林道がVの字に折れるように尾根の裾とぶつかるようですが、手前をショートカットして尾根に取り付く場所があったのでそこから登りました
初めはルンルン気分のハイキング道でしたが鳥居をくぐって神の領域(?)に踏み込んでいくと傾斜がきつくなり、1600m標高付近から雪が多く滑りやすくなったのでアイゼンを装着しました。そののち、鞍部にさしかかると雪が一度消える場所があったのでクボッチはそこでアイゼンを脱ぎ、その後も凍っているところや滑落しそうな崖も無いのでツボ足で通しました。私は靴の裏が滑るのがイヤなのでアイゼンは履いたまま登りました。しかし、頂上でも登山道でも出会う人でアイゼンを履いている人は他に一人もいませんでした。
  稜線を登ると、樹林はいつしかまばらになり、北信の山々や北アルプス、後立山連峰が姿を見せてきます。雪は陽の光を浴びてだんだんグサグサになり、展望はどんどん開けて行きます。ここが頂上か!と上り詰めたらそこは1909m峰で山頂はさらに10分先でした。「山頂は人だらけですよ。」とは、下りてくる人たちから得た情報でしたが、私たちが頂上に着いたときには誰もおらず、すばらしい展望をしばし独り占めする幸運に恵まれました。
  北信五岳(斑尾山、妙高山、黒姫山、戸隠山、飯縄山)というそうで、頂上にはその説明やパノラマ解説が載っていました。戸隠山の左奥には白馬岳をはじめとする立山連峰、後立山連峰が勢揃いです。野口五郎岳、鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳、赤沢岳、スバリ岳、針ノ木岳。昨夏の北アルプスの思い出が甦ります。この景色を見ながらの食事は最高!ところが私たちが湯を沸かしカップラーメンを食べていると、続々と登ってくる人が増えてきました。みんな一の鳥居方面から北に直登してきた人たちのようです。みなアイゼンなど使わず軽装で、家族連れで来ている人も多く、飯縄山は地元にとって人気の山なのだということもよくわかりました。
  さて、食事はしても、風は強く雪の上は結構寒く、下り始めることにしました。一の鳥居に下りてタクシー呼んで朝の駐車場に戻る…とも考えましたが、早い下山が得策かと、もと来た道を戻ることにしました。下まで一気に1時間半弱でおり、駐車場の前にある「神告げ温泉」で汗を流し、生ビールを飲み干しました。(クボッチはキリンのゼロ、ノンアルコールビール)帰るとき、神告げ温泉は超混雑していましたが、外の道は「チビッコ忍者村」駐車場までの2kmを越える長蛇の列。一の鳥居に下りてタクシー呼んでなんてとんでもないことだったことがわかりました。
  JR長野駅まで送ってもらった後は長野新幹線車内で今日の山行を振り返り、コーヒーと駅前で買った生どら焼きで幸せな気分に浸りました。クボッチは渋滞を避けて明日の早朝浅間山近くの「篭ノ戸山」(私たちは2008年4月に実績あり)に登ってから帰ることに。私は大宮から埼京線経由で帰路に就き、夕方6時半には自宅に着き、部活の合宿帰りの娘たちの夕ご飯を余裕で作ることもできたわけです。これだけ遊んでこれだけいい思いをして、最後ゆっくりと自宅でくつろぎながら写真を見てすばらしい景色を振りかえる…!幸せです!ホント。


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜
スライドショウの開始
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【1】駐車場から後ろに見える飯縄山へ出発。忍術の印を結ぶこのちゃんと、手裏剣を使うくぼっち。
2011年05月04日 07時54分
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【2】チビッコ忍者村の門の前を過ぎて林道を進みます。
8時03分
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【3】飯縄山登山口。ここからショートカットで尾根に取り付きます。
8時09分
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【4】鳥居と祠。
8時41分
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【5】結構アキレス腱が伸びそうな急登です。
8時49分
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【6】枝がうるさいけど、戸隠山が見えているんです。
9時09分
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【7】雪の急斜面なのでアイゼンをつけました。凍っていないから…と、クボッチはツボ足です。
9時22分
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【8】左手に高妻山が迫力の姿を見せています。
9時22分
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【9】高妻山の左が戸隠山(ちょうど木の葉の辺り)その左は朝日岳です。
9時22分
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【10】期待通り北アルプスも。真ん中が唐松岳左が五龍岳です。
9時31分
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【11】太陽が雲に見え隠れしながら残雪を輝かせ、クボッチの足ははやります。
10時01分
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【12】ここがピークと思いきや…飯縄神社(1909m峰)でしたぁ!本当の山頂はクボッチの指さす先です。
10時23分
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【13】山頂を前にして黒姫山・妙高山と記念撮影。
10時25分
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【14】左の高妻山に右の黒姫山。その後ろの丸いのが妙高です。黒姫の左奥の雲と見まがうのが火打山。
10時25分
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【15】ここが山頂です。一瞬人が少なかったのですが、あっという間に家族連れが続々と登ってきました。
10時34分
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【16】360度の展望の説明盤。
10時35分
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【17】もう一度、黒姫山と妙高山のアップ。
10時39分
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【18】高妻山は稜線が鋭くシャープな山。
11時19分
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【19】右から小蓮華山、白馬岳、杓子岳・鑓ヶ岳、唐松岳。
11時20分
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【20】山頂を後にして飯縄神社のお地蔵さん方向に戻ります。
11時23分
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【21】さあ、あとは後立山連峰を見ながらグリセードで滑り下りるぞ〜!
11時35分
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【22】あっという間に最初の鳥居へ。駐車場まで1時間半で下りてきました。
12時15分
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【23】神告げの湯で汗を流した後長野へ向かう道からもう一度飯縄山を振り返る。
14時23分
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【24】道沿いに水芭蕉の群生地がありました。
14時33分
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