番外編  マンマ・ミーア!山行ご報告

その27
中央線沿線*棚横手山(1306m)・甲州高尾山(1091.9m)
2011年10月8日(土)   p111008  
コースタイム:中央線「高尾」駅[8:20]〜「勝沼ぶどう郷」駅[9:33着/9:50](タクシー2800円くらい)〜大滝不動尊奥社入口[10:12/10:18]
大滝神社奥社[10:25]展望所(富士見平)[10:52/10:54]〜林道からの上がり口[11:07]〜稜線分岐[11:23/11:25] 棚横手山[11:52/昼食/12:53]〜
分岐[13:20]〜富士見台[13:26/13:28]〜甲州高尾山山頂標[14:04]〜林道[14:19/14:22]〜送電鉄塔[15:15]〜大善寺[15:40/15:52]〜(タクシー)〜
天空の湯 [16:07/17:10]〜(タクシー)〜「勝沼ぶどう郷」駅
[17:22発]〜高尾[18:44着]\(^0^)/
 
トレイルマップ
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 高度記録
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今回の参加者:菊丸、あきちゃん、のんちゃん、なおちゃん、このちゃん
実働時間:4時間10分
累積登高差:(+)509m  (−)997m
踏破距離:7.0km

 のんちゃん・なおちゃんと「今週も山行」に行こうと決めていました。メンバーはあきちゃん、菊丸を入れて5人の「女子会」という雰囲気。目的地は久しぶりのメンバーもいるので「甲州高尾山」に決定。冬には入れない奥社までタクシーで入れれば、高低差500m、棚横手山往復をオプションでつけても、全行程4時間くらいです。
  タクシーを奥社入口で下車、「棚横手山はこちら」という矢印(林道)でなく、階段を上って奥社の裏手で沢を渡り、南方向にトラバースしながら登っていきます。実は橋に「こちらの道は工事中」と書いてあり、実際に崖が崩れた所を直すパワーショベルカーが働いていました。でも、そこは「女子会」。笑顔で「すみませ〜ん、通させてもらっていいですか?」「気をつけて通りますね〜!」という感じでちゃっかり通させてもらいました。工事現場の先は林道につきあたり、すぐ富士見平の展望所で、今日はガスって見えないためすぐ引き返し、林道を道なりに進むと斜めに登っていく場所があります。そこから15分で稜線に出ました。
  稜線はとても見晴らしが良く、大きな木がありません。数年前に何度も山火事になったため、今、養生中なのだそうです。そちこちに黒く焦げて立ち枯れのようになった木が痛々しく残っているところもあります。舗装した林道を横切ってなおも登り、棚横手山に着きました。富士山は見えませんでしたが、小金沢連峰からお坊山や御坂山塊の山々が見えて、空が広く感じます。昼食も充実。フルーツあり、手作りおかずあり。また子育ての話、無農薬白菜に付いていたナメクジを飼った話まで盛り上がってまさに「女子会」!男性がお酒のんで発散するのと同じように、女性には「ガールズトーク」がストレス発散の源なのです。
  棚横手山に1時間もいたので、少し下山は急がなくてはいけません。分岐まで引き返し、富士見台を越えて、草原状の尾根道を甲州高尾山に向かって進みます。センブリ、フデリンドウ、キキョウなどのほか、コナラの若木にドングリがいっぱい。山火事跡の地面をよく見ると、植林した場所以外にもコナラのドングリから出た芽が小さなコナラの苗木となって風に揺れているものがたくさんあります。秋の山も生命の息吹を感じさせるものがたくさんあるのですね。
  甲州高尾山は、山頂標がある場所より、地図上の山頂(高宕山・剣ヶ峰)がかなり西でした。どやどや賑やかに抜かしていった韓国のパーティは、剣ヶ峰の先の林道で休憩中に「甲州高尾山の山頂の場所、ありましたか?」と、追いついた私たちに聞いていました。韓国人の山登りグループはどこで遭遇してもみんな元気。大きな笑い声とパワフルな人なつこさで、すぐ仲良くなりました。後日、そのパーティのリーダー、ハンさんが送ってくれた写真はこちらです。
  林道から先は、小ピークのアップダウンがいくつかあった後、少し勾配がゆるむあたりが中央線のトンネル(新深沢トンネル)の上で、そこら辺でまた韓国パーティに追い越されつつ記念写真を撮りました。(22番の写真)その先の送電鉄塔から大善寺へはかなりの急下降。滑らないとように慎重に下りました。一日の行程の最後に急下降が続くルートだったので、メンバーの調子によっては大丈夫かなと、少し心配していましたが、心配無用。復帰後初のあきちゃんを初め、なおちゃんものんちゃんも健脚で、かえってこの急下降を余裕で下りきったことで自信をつけたようでした。
  大善寺からはタクシーを呼んで、天空の湯へ。途中、遅く残れないのんちゃんと菊丸は勝沼ぶどう郷駅で降りて直帰。残る3人で天空の湯を楽しみました。天空の湯でもまたハンさんたちに会い、夕焼けの写真をもらいました。(ハンさんのグループのブログ日本山行イルボンサンヘンはこちら
  さて、次はまたどこに出かけましょうかね?山にはまっている私たちです。


           〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始
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【1】大滝神社奥宮から滝に向かって階段を上ります。
2011年10月08日 10時19分
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【2】滝が幾筋も見えます。上にある赤いのが奥宮。
10時21分
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【3】奥宮の裏手、画面の左の方にある橋を渡り、トラバースしながら登ってきます。
10時26分
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【4】展望台まで往復したけど、ガスっていてあまりよく見えませんでした。
10時54分
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【5】林道が終わり、ここから稜線に向かって登ります。
11時07分
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【6】この花、調べたら「関屋の秋丁字(せきやのあきちょうじ)」という名前でした!
11時08分
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【7】稜線の光がすぐ先に見えています。
11時25分
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【8】稜線に出ました。バックの小高い丘が富士見台です。
11時23分
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【9】センブリの花。
11時26分
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【10】山火事の跡が残る、草原状の尾根を行きます。
11時30分
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【11】薄の穂が秋の深まりを感じさせます。
11時36分
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【12】マイペースでゆっくり登りましょう。
11時46分
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【13】林道を渡り、この階段から尾根に戻ります。
11時44分
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【14】棚横手山に着きました。
11時52分
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【15】わいわい楽しいお昼の後、さあ、引き返して今度は甲州高尾山目指します。
12時53分
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【16】フデリンドウ。
2011年10月08日 13時21分
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【17】富士見台の丘の上から見た景色。
13時26分
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【18】甲州高尾山の山頂。見過ごしてしまいそうな地味な山頂です。
14時04分
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【19】キキョウの紫色は秋にふさわしいです。
14時45分
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【20】ナナカマドの赤い実。
2011年10月08日 14時45分
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【21】後続の集団の元気な声がどやどやと…
14時49分
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【22】近づいて追い越していったと思ったら、韓国の方たちでした。一緒に記念撮影。左端がハンさんです。
14時57分
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【23】大善寺に向かって、足がつりそうな急下降の道を行きます。
15時15分
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【24】大善寺裏手の萩の花。
2011年10月08日 15時33分
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【25】天空の湯の野天風呂から見た夕焼け。(ハンさん提供)
16時56分

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