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井手山岳会日本支部
第267回:井手山岳会日本支部登山のご報告 2012年1月4日(水) 行き先【奥多摩/本仁田山(1224.5m)(ゴンザス尾根から)】 コースタイム: (提供 Konochan) 井手山岳会のWEBサイトの読者の皆様、明けましておめでとうございます。2011年のクリスマスイブに「念押し」忘年山行をしたばかりなのに、2012年の松も明けていないうちから「新年山行&新年会」に行って参りました。今回はマレーシアより帰国した副隊長が待望の1年ぶりの参加です。「副隊長、お帰りなさい山行」と名打っているものの、結局井手山岳会のメンバーは、ただの「山病」なのやら、ただの「飲んだくれ集団」なのやら…!(笑)行き先は、新年なので、富士山を拝みたい!ということで奥多摩駅からアクセスの良い、本仁田山を選びました。ルートはゴンザス尾根から。以前の実績(2009年4月)から、短い割には変化に富み、面白いコースだったと記憶していました。 ところが、行ってみると、記憶よりもきつい道でした。落ち葉がつもって滑りやすかったせいか、はたまたお正月の食べ過ぎが祟ったか…。思えば3年前、菊丸が公式山行に参加できなかったため、後日、真夏に単独でこのゴンザス尾根を登ったことがありました。「よく独りでこんな激しい道を登ったねえ。」と感心すると「いやぁ、若気の至りよ。」と菊丸。NHKのアンテナ局を過ぎ、平らと急勾配を何回か繰り返しながら高度を稼いでいきます。振り返ると鳩ノ巣城山や大塚山、御岳山、大岳山などの山々。(解説付きパノラマ写真)高くなるにつれて、左手に六ツ石山や鷹ノ巣山方面、さらに雲取・飛竜方面までも見えてきました。「真夏によく登ったといえば、アヒルと菊丸の鷹ノ巣山山行も、真夏だったっけ。」「あのときは雨で大変だったのよ。」アヒルちゃんは「きつい山はダメ、ホントは上日川から大菩薩くらいが私にはあってる。」と、以前は言っていましたが、菊丸と二人、かなりハードな行程をこなす健脚なのです。 登山口から実働2時間で花折戸尾根分岐に着き、そこからピラミダルな本仁田山を見ながら稜線を進んだ後、最後の長い急勾配を登り、やっと山頂に着きました。富士山を正月一番に拝みたくて本仁田山を選びましたが、残念なことに雲がかかっており、わずかに右の稜線が見えるのみ。2009年の2月に見たような凛々しい富士は今日は想像の世界でした。山頂で関東平野方面の展望を楽しみながら昼食を済ませ、時計を見るともう2時近くです。今日、「仕事始め」のため山行に来られなかったメンバーとは、新宿で6時に落ち合う約束をしています。時間・お風呂等を考えて隊長は、「ピストンにして最速でゴンザス尾根を下りよう。」と決定。「目指すはもえぎの湯だ。」「ラジャー。」 下りはとばします。以前、山頂からまっすぐ南に下りて支尾根に入り込み、苦労した(2009年2月1日)踏み跡も、間違わないように綱を張って整備されたため、スムーズに下山できました。ただし、つもった落ち葉には要注意です。ふかふかの枯れ葉に隠れた木の根や石で足首をくじくことがないよう、気をつけて下りました。緊張と急勾配のためか、アヒルちゃんの足が二度ほどつり、最後まで油断できないコースでした。 最速で下りてきて「もえぎの湯」に着いたのは3時40分。正味1時間50分で下りてきたことになります。「奥多摩発の電車は4時13分発。風呂はあきらめるか…?」一瞬、迷いましたが「入ろう!」と決定、どきどきしながらこれまた最速での入浴と相成りました。750円払いながら「2時間の料金だけど20分しか入れないから300円くらいにしてほしかったなあ…!」などとセコイことを考えつつ、カラスの行水。待ち合わせの4時に出口に出て、奥多摩駅まで走りました。万一、13分の電車に間に合わない人がいても、誰かが先に行って新年会に来たメンバーに会えていれば良し…との考えです。みんな走ってまた一汗。ついゆっくりお風呂に入っちゃったウッディさんも最後にすべり込んでセーフ。何とか目当ての電車に乗れました。 「あ〜焦らされた。間に合わないかと思った!」との声に副隊長は「隊長との山行では、こんなの全く想定の範囲内ダヨ。」と、余裕の微笑み。そういえばそうね、井手山岳会では、笹一酒造から笹子駅とか、玉翠館から奥多摩駅とか、携帯でバスや電車の時刻を調べちゃった後に、急遽走らされることがしょっちゅうでした! もくろみどおり6時1分に新宿に到着して美禄亭にすべり込み、夜からのメンバーと合流。明けて早々の新年会も大いに盛り上がりました。今日は喉の調子が悪く山を諦めて通院していたクボッチ、喉は気のせい(?)何でもないとわかり、飲酒についてもコメント無しということで「やった〜!」と心おきなく飲み、ついでにみんなに「お年玉」と大盤振る舞いの「札束!」…の包み紙入りチョコレートをプレゼント。クリスマスにアヒルちゃんからもらったクッキーに引き続き、足かけ2年の豊かな気分!凸さんと、飲み会初デビューのノンちゃんもそろい、盛り上がったのなんのって。 隊長の弁舌も最高潮に達し、二次会へとなだれ込んだところで、遅れて登場した最後の一人は今日のヒーロー。社会的立場上差し障りがあると、写真に加工をし、名前も伏せてあるが(ムダか?(笑))、ハーレム状態の酒宴はこんな風になっちゃったのでした! 今回の参加者:隊長、副隊長、Woodyさん、菊丸、アヒルちゃん、このちゃん |
〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜
スライドショウの開始
【1】奥多摩駅を出発。
2012年01月04日 09時36分 |
【2】トンネルの先を渡って、高台の住宅地へ上がっていきいます。
9時50分 |
【3】ゴンザス尾根の取り付きはこんなところです。
9時56分 |
【4】ここから上がっていきます。
9時56分 |
【5】手入れが行き届いている植林は見ていて気持ちがいい。
10時11分 |
【6】まだ松の内なのに山にうつつをぬかしている今日のメンバー。
10時12分 |
【7】そういう自分も。(右端:副隊長)
10時45分 |
【8】NHKのアンテナ施設に到着。いつも手先が冷えて真っ白になる隊長が今日は手が温かい。ほらね。
10時42分 |
【9】一本調子の尾根のようでも、こんなところがある。
10時50分 |
【10】送電鉄塔付近から展望が開ける。
11時02分 |
【11】正面の鳩ノ巣城山から右へ、大塚山、御岳山、奥の院。パノラマはこちら。
11時02分 |
【12】稜線から左手に鷹ノ巣山が見える。
11時08分 |
【13】六ッ石山と手前の無名峰。
11時09分 |
【14】こんな急登もある。
11時45分 |
【15】日差しが足りないのでじっとしていると寒い。
11時51分 |
【16】花折戸尾根との分岐に到着。まだ先は長い。
12時11分 |
【17】以前、下山の時にまっすぐつっこんで迷った支尾根に入り込まないよう、ロープが渡してある。
12時54分 |
【18】山頂直下まで急登が続くのでなかなか楽にさせてくれない。
12時56分 |
【19】山頂に到着。ハ〜、この尾根は正月に足慣らしで登るにはハードだったなあ。
13時00分 |
【20】富士山は、残念。」右の稜線がわずかに見えるのみ。
13時03分 |
【21】本仁田山山頂で昼食。
13時03分 |
【22】関東平野方面。
13時04分 |
【23】そろそろ下山に時間が気になりだしたので下山します。
13時44分 |
【24】急斜面に落ち葉が積もっているので滑りやすい。
13時50分 |
【25】アヒルちゃんの足がつりつり警報発令中。
14時08分 |
【26】ジオラマモードで海沢集落を撮ってみました。どお?
15時01分 |
【27】雪の重みか?2本だけ反り返ってたれている木があった。
15時22分 |
【28】ノンちゃんと凸さん、クボッチも駆けつけてくれました。
19時48分 |
【29】仕事先から来るもう一人は、まだかな〜?
19時49分 |
【30】やっと二次会に間に合いました。狂喜乱舞する美女達と笑いの止まらないA氏。修正無しにはお見せできません!!(笑)
22時36分 |