マンマ・ミーア!山行ご報告
その77 丹沢*鍋割山 |
2013年1月13日(日) p130113 |
コースタイム: |
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今回の参加者: くまちゃん、なおちゃん、このちゃん 実働時間:4時間50分 累積登高差:(+)1306m 踏破距離:11.9 km |
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でも、今回ひさしぶりに丹沢の山に行き、その良さを再発見できた。丹沢の山の魅力をお知らせしよう。 〈丹沢の魅力 その1:アクセスのよさ〉 まず、アクセスの良さをあげたい。小田急線、新宿7:31の電車で、8:45には、もう目的地の渋沢まで着いた。しかも、この前後10分おきくらいに急行電車がある。1時間に1本あるかないかの中央線や、富士急行線とは大違い。それだけに塔ノ岳へのコースはけっこう人が多く、人気の山なのがよくわかる。登山者が少ない冬の季節がお勧めかもしれない。また、今回は行楽客が少ないため帰りの電車も座れたが、箱根の行楽シーズンにはまず座れることはないと思った方がよい。これがちょい、つらい。 〈丹沢の魅力 その2:多様なコース〉 当初は、渋沢からタクシーで県民の森ゲート前で降り、小丸経由で鍋割山を目指すことにしていた。しかし、このコースは急登続きというのと、展望がよいという「金冷シ」(隊長が大好きなネーム…)まで行ってみたいとのメンバーの希望で急きょ、掘りの家〜花立〜金冷シ〜大丸〜小丸〜鍋割山というコースに変更した。約1時間ほど歩程が伸びたが、この天候ならさほど問題なし。このコース変更は大正解!花立山荘からの展望はすばらしかった。大山の鋭角的な頂、二ノ塔、三ノ塔から塔ノ岳へつながる稜線、はるか前方には海が広がる。伊豆半島、伊豆大島、彼方には千葉もうっすら見える。山から海が見えるって、すてき!気持ちがゆったりしてくる。 ただ、金冷シは大外れ。隊長にすっかり感化されてしまった我々は、「金冷シ」というその名前だけで興味をそそられたが、周りの木立のせいで展望もなく、「金」を冷やすような切り立った尾根というようでもない。地名ができた当時とは様相が変わってしまったのだろう。残念…。 〈丹沢の魅力 その3:展望の良さ〉 金冷シ〜大丸〜鍋割山への稜線からの展望は、見応えがあった。塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳、檜洞丸、などの山々が連なる。ちょうど、このちゃん、菊丸が11月に縦走したコースである。一日でよくこんなに歩いたものだと、感心する。ここで、私は一つ失敗をしてしまった。右手に見える丹沢の山々の名前を確かめようと思い、地図を見ながら歩いていたら、木の根っこにつまづいて転んでしまった。地図を持っていたため、手の平が先に出なくてとっさに出た右手小指あたりを捻挫してしまった。すぐにこのちゃんが持っていた救急セットで手当をしてもらったが、このとき役立っのが小さなはさみと筒状のネット。これは救急セットに常備しておいた方がよさそう。 〈丹沢の魅力 その4:山の回復運動〉 堀山の家から大倉尾根に乗ったが、道がずいぶんと整備されていたのに驚いた。深くえぐられていた道はもう使われなくなっており、その左側に新たに木段が作られていた。ちょうど歩幅もよく登りやすい木段であった。また、その両脇には、ボランティアによる樹木の苗が移植されており、緑化が進められていた。所々に、苗を植えたボランティアの名前が書かれた看板が立っている。丹沢の山を守っているボランティアの方々に頭が下がる思いである。 私たちも山を荒らさないよう、気をつけなくてはね! 〈丹沢の魅力 その5:駅周辺の便利さ〉 途中途中で、展望をゆっくり楽しんでカメラで撮ったり、地図読みの復習をしたりで、けっこうスローペースのため、鍋割山に着いたのは14:13。(それはそれで、のんびり山行もよかった〜。)そこから、さくさくと降り始め、後ろ沢乗越からタクシーを頼み16:10に、県民の森ゲートに着いた。ただ、要注意なのは、タクシーを頼む時刻である。到着時刻になるとすぐにメーターを倒すと言われた。それでは、タクシーが到着する前に我々が先に着いていなくては損をしてしまう。ちょうど、我々が県民の森ゲートに着くとすぐにタクシーが来てくれたので、ぴったんこのタイミング。神奈中ハイヤーは、中央線の山ののどかなタクシー会社とは違い、都会のタクシー並みである。さっさとタクシーに乗り込み、渋沢駅へと向かう。 小田急線電車の中ではさすがに、缶ビールで乾杯はしにくい。16:25に駅周辺に着くやいなや、居酒屋を探し出し、そこで、生ビールで乾杯!しかも個室である。すっかりくつろいで、さっきまで山にいたとは思えない気分。でも、そこはマンマミーア山行。さくさくとビールをおかわりし、17:40(?)くらいには電車に乗り組む。これも、駅周辺がにぎわっている小田急線沿線ならではのこと。駅前が閑散としている中央線の山ではまずありえない。 |
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