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井手山岳会日本支部 p130420
第292回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告 2013年4月20日(土) 行き先【中央線沿線/権現山北尾根〜権現山 JR中央線「高尾」[7:26]〜JR中央線「上野原」[7:54/8:15]〜(バス690円)〜初戸BS[8:52]〜鶴川への下り口[9:28/9:38]〜登山口 [9:45]〜1P860m[10:32/10:37]〜2P1084m [11:10/11:15]〜権現山[12:10/(昼食)/12:45]〜浅川峠 [13:40]〜登山道終点[14:15]浅川BS[14:35]〜タクシー乗車[14:55]〜(タクシー3860円)〜湯立人鉱泉 [15:15/16:40]〜(タクシー1160円)〜JR中央線「猿橋」[17:09]〜JR中央線「高尾」[17:42/17:50]〜「立川」[18:07]
ミツバツツジを愛でるつもりで浅川〜権現山〜三ッ森北峰〜鋸尾根を計画していたが、3月下旬のアクシデント以来無念にも山を休んでいた副隊長が復帰できることになり、コース変更。権現山北尾根から登ることとなった。 今回ミッチーが初参加。フットサルで鍛えているミッチーだが、「おじん、おばんの山登りだとバカにしていたけど、凄かった!」とのこと。(ふふふ・・・なかなかやるでしょ!) さあ、その凄いコースを紹介しよう。 初戸で下車し、鶴川沿いに林道を上る。松浦本に従って、まずは登山道30分を目安に鶴川へ下りる道を探すが、わかりにくく地元の方に確認した。白い橋を渡った後、古い民家(松浦本の記述では人が住んでいないとあったが、現在は住んでいる。)の玄関先を通って、堰堤を右手に見ながら赤い橋を渡る。対岸の階段を左上に上っていく。いよいよ権現山北尾根の登り口である。 いきなりの急登で、四つ這いを余儀なくされる。 頼る情報は松浦本だが、「○○mでいったん緩む」と書かれているが、体感としてはまったく急登は緩まない。雨降山の電波塔が確認でき、730mを越えたんだなとわかる。登ることに必死になっているが、ちょっと目を上げると芽吹きのやわらかな黄緑や山桜のうすい桃色が目を楽しませてくれる。 それにしても、松浦氏の記述にはいつも感激する。端的な表現が私達をコースに導いてくれる。「970mで南寄りから尾根筋を進む。」「1084mを過ぎるとコンクリート杭があり・・・」そのとおり、そのとおり。ただ、やはり急登が緩むという記述は安易には信用できない。 その松浦氏が「よじ登り」と記述している1200m超の斜面を南西に登る箇所に来た時には、さすがに気合いを入れ直した。時に幹につかまりながら、時に四つん這いになって急登を登り切った。“露岩状”の細い尾根を過ぎて権現山山頂に至った。 山頂での昼食を終える頃、パラパラと小雨が降り始めたため、浅川峠へのノーマルコースで下山することになった。 薄緑の柔らかい芽吹きの木々の中を歩くのは、本当に気持ちがいい。かわいいスミレが・・・、ヒトリシズカも・・・。春の山は素敵だな〜とぼんやりしながら歩いていると、「目が合った!あれ!」とミッチーが指差す。見ると、なんとムササビが顔を出している。初めてのお目見えに一同感動!木の洞に枯れ葉等を敷き詰めて巣を作っていることが十分観察できた。 山を下り、いよいよ雨が強くなってきた。でも、山桜、八重桜、桃、菜の花・・・里よりも遅い春の花の美しさを楽しみ、おしゃべりを楽しみながらタクシーを迎え、湯立人鉱泉へ向かった。 湯立人鉱泉では、ゆったりお湯に入り、今朝掘ってきたというたけのこの煮物をいただきながら、お風呂上がりのビールを味わった。 いつも通り〆は立川「弁慶」。隊長も参加し、就職が決まったミッチーに熱いアドバイス。隊長のまじめな(笑)話はとても新鮮だった。 byのん 〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜 |