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「いぃDay!」山岳会日本支部

第296回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2013年5月18日(

行き先【中央線沿線/大谷ヶ丸西尾根】


コースタイム:
JR中央線「高尾」[801]〜JR中央線「甲斐大和」[904/915〜(バス300円)〜景徳院入り口[920/925]〜登り口(「205号に至る」の道標)[945]〜1P[1008/1013]〜2P1199[1100/1105]〜3P[1155/1200]〜4P[1252/1255]〜北峰 [1320]〜大谷ヶ丸[1330/(昼食)/1405]〜米背負峠 [1450]〜大蔵沢大鹿林道[1450]〜やまと天目山温泉[1600/500円)/1730]〜(バス300円)〜JR中央線「甲斐大和」[1740/1807]〜JR中央線「高尾」[1907/1911]〜「立川」[1929]











 

先週は雨で計画変更となり、おいしいお蕎麦とお酒を楽しむ山行だったが、今回は「花もだんご(蕎麦)も二の次、久々に本格的藪こぎになると思いますので、それなりの覚悟(準備)をよろしく」という案内。「藪こぎの準備」とは、藪がささってほつれたりしてもいいようなシャツやズボン。暑くても長袖、長ズボン。サングラス、手袋、スパッツ必須。

女性陣は「藪こぎ」にウキウキ、わくわく!前日には、アユラシと副隊長との次のようなやりとりがメールに入ってきた。

  「できれば、藪は避けていただけないかなぁ。久々なんで。」
  「承知しました、と言いたいところですが、そうはいきません。頑張っていきましょう。」
 
 こうして、参加者それぞれが覚悟(準備)して当日を迎えた。

 景徳院入口でバスを降り、車道を道なりに上がり、分かれ道を右に進む。大谷ヶ丸西尾根の取りつきは東電巡視路205号に至るの道標から。つづれ折りのあと、急登がきつい。ちょっと一休みした後、芽吹いたばかりの“ベビーグリーン”のやさしい緑に包まれ、気持ちのいい木立の中をもくもくと歩く。登り口から1時間15分で1199峰に到着。すぐさま一旦急下降。再び急登あるが、そのあとは気持ちいい尾根歩きができる。心地良い風とエゾハルゼミの鳴き声、富士山も見えて言うことなし。

 笹藪が現れた。が、期待?するほどの高さにはなっておらず、あっという間に藪は終わってしまい、なんだか拍子抜けしてしまった。

 もう昼だというのにまだ麻生山。ディーゼル発電機が放置されている。山頂の印はない。行けども行けども大谷ヶ丸に着かないような気がしてきた。露岩まじりのアップダウンあり、さらに、そこそこの斜度が続く。疲れたなあ〜、飽きたなあ〜と感じているところでまたもや急登、四つん這い。きつい!さすがバリエーション!大谷が丸付近は芽吹きが始まったばかり。ミツバツツジのピンクが鮮やか。地面に目をおとすと、二葉からちっちゃなもみじの葉っぱが出たばかりで、なんともかわいい。山の芽吹きのエネルギーをいただき、北峰目指して気合いを入れ直す。

北峰のあと、10分ほどで南峰(大谷ヶ丸)に到着。登り口から何と約4時間。やっと着いた〜!南峰からは、南アルプス、北岳や甲斐駒ケ岳を眺めることができた。

 下山は米背負峠経由。沢の道が気持ちいい。峠から30分ほどで大蔵沢大鹿林道に出た。そこからやまと天目山温泉目指して、林道歩き1時間。

 今回は「藪こぎ」の覚悟より、登り4時間のロングコースの覚悟が必要だったようだ。期待の「藪こぎ」は別の機会に持ち越しとなったが、長い登りを頑張れたことに大満足だった。

アユラシ〜!久々の山なのに、頑張っちゃったね!         byのん

    
メンバー: 
副隊長、アユラシ、このちゃん、菊丸さん、なおちゃん、のんちゃん

今回の実動時間:
今回の累積登高差:
今回の踏破距離:


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始
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01 景徳院入口でバス下車。降りたのは我々だけ。
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02 右の林道に入る。左は砥草庵。
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03 尾根の取り付きは東電巡視路を借用。
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04 アユラシ休憩中。
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05 なおちゃん、のんちゃんは藪漕ぎやる気満々。
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06 ヒロコさん、このちゃんだって準備万端。
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07 気持ちのいい尾根歩き。
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08 コンドウ丸辺りか。
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09 細かい上り下り。
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10 富士山が顔を覗かせた。
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11 ちょっと笹薮が出てきた。
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12 1,170m付近の鞍部。
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13 やっとバリエーションらしくなってきた。
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14 麻生山山頂付近にある、古びたディーゼル発電機。
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15 最後の登りを前にして再び下り。
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16 やせているところもある。
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17 砂地で崩れやすい。
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18 ミツバツツジ。
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19 アユラシ、早く靴はいてね。
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20 山頂付近はまだ芽吹きが始まったばかり。
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21 大谷ヶ丸北峰に到着。いやー長かったね。
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22 南峰からは甲斐駒ヶ岳や北岳が見えた。
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23 南峰にて。
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24 米背負峠。
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25 あとは、やまと天目山温泉目指して下るばかり。
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26 菊丸を前後から撮影。
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27 林道にでた。
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28 この林道は長いが、この季節は気持ちいいので我慢できる。
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29 眺めも悪くない。
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30 このトンネルを抜ければ、やまと天目山温泉は近い。
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31 汗を流した後は、甲斐大和駅のホームでまた一杯。
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