コースタイム：

ＪR中央線　立川駅[6：43]〜大月駅[7：40]〜富士急行線[7：49]〜河口湖駅[8：45]〜バス　天下茶屋下車[9：44/9：50]〜旧御坂峠分岐[10：12]〜八丁峠[11：07]〜清八山まで20分の標識分岐[11：32]〜清八山峠[12：06]〜本社ヶ丸[12：42/13：15]〜宝鉱山跡への分岐[14：00]〜角研山[14：25]〜30号送電鉄塔[15：00]〜庭洞山[15：30]〜50号送電鉄塔[15：46]〜笹子駅[16：10]〜高尾駅行き乗車[16:21]
 

今日の目的地は本社ヶ丸。多くのメンバーが昨年より希望していた山だ。アヒルさんの参加が急遽決まり総勢７名、白一点はウッディさん。

大月から富士急行への乗り換え口は富士山人気を反映して長い行列だった。走行中に富士山の全貌が見えてくると電車は速度を落とし写真タイムのサービスをしてくれた。今日の眺めは期待できそうだ。

河口湖駅からバスに乗車、ほとんどの人が三ツ峠入口でおりていく。天下茶屋で下車するとくっきりと大きな黒い富士山が見える。雲の多い夏にこれだけはっきりと見えるのはめずらしい。上空は秋の気配なんだろうか。空気も心なしか少しひんやり感じられる。とはいえ今日は甲府最高気温35°の予報が出ている猛暑日。水分摂取をして出発。

旧御坂峠の分岐、７月初めに黒岳に行った時はここを左折したんだっけ。今日は右手の道へ。小さなアップダウンを繰り返しながらサクサクと歩く。やはり暑い！水飲みの小休止を頻繁にとる。清八山に着いたのがちょうど正午頃で本社ヶ丸まで約35分の案内。

さあ、あとひと踏ん張りだ。フロウ草やミヤマトウヒレンの可憐な花々に励まされて最後の岩を登る。地図には危の記入があるが今日は岩はカラカラに乾いており問題ない。登り切ったところが目的地だ。ヤッター　遂に頂上だ。眺望はすばらしく、三ツ峠、富士山、鶴ヶ鳥屋山、笹子雁ヶ腹摺山・・・思えば昨年の三ツ峠はまっ白で何もみえず、今日借りを返すことができた。

カンカン照りの山頂でそそくさとお昼を済ませ下山開始（暑くて長居はできません）。約3時間の道のりだ。宝鉱山跡への分岐で小休止。さあ、これから急な下りが待っていると気合を入れる。角研山から一気に下降、気の抜けない急坂が延々と続く。30号鉄塔を経て庭洞山からの最後の下り、下界の音が騒がしくなってきた。木段をおりほっと一息。あとは笹子駅まで歩くだけだ。

空は真っ青、熱風が吹いていたが充実感いっぱいだ。きっと日頃の行いのいい私達にすばらしい天気をプレゼントしてくれたのかもしれない。（ひろ）