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「いぃDay!」山岳会日本支部


第310回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2013年10月12日(

行き先【中央線沿線/棚横手→シャトーメルシャン・ハーベストフェスティバル


コースタイム:

JR中央線「高尾」[726]〜JR中央線「甲斐大和」[833/840]〜(タクシー3410円)〜三角コンバ登り口 [855/903]〜三角コンバ[955/1008]〜(道探し)〜林道[1328]〜大滝山(宮宕山)登り口 [1040]〜深沢峠[1100]〜大滝山より100m南[1115]〜棚横手山 [1130/(昼食)/1143]〜林道渡る[1150]〜分岐[1158]〜林道[1203]〜分岐・展望台[1208/1213]〜大滝不動尊[1222]〜不動尊下[1225/(タクシー待ち)/1235]〜(タクシー2060円)〜天空の湯[1250/600円)/1335]〜(タクシー1250円)〜シャトーメルシャン・ハーベストフェスティバル[1342/1530]〜(無料送迎バス)〜JR中央線「勝沼ぶどう郷」[1540/1603]〜JR中央線「大月」[1632/1649]〜JR中央線「立川」[1734]


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   (提供 Konochan 


 今日から三連休、その初日に宮宕山を副隊長が選んでくれた。なんでも「いいday山岳会日本支部では大菩連嶺の西側にある山塊の深沢峠と棚横手の間が未トレース域であるためその中にある宮宕山がターゲットとなった」というわけだ。ただし最大の理由はこの日から行われるメルシャンワイナリーのハーベストフェスティバルへの参加。勝沼に近い山がベストだったという理由もあるようだ。
 
 高尾駅にて集合、このちゃんが京王線に1本乗り遅れたが滑り込みセーフで間に合い、全員そろって甲斐大和駅までの1時間、おしゃべり(先週の甲斐駒ケ岳よかった〜〜 などなど)であっという間に過ぎて行った。 甲斐大和駅には専属?の小泉運転手さんが待っており2台で出発、高山荘BSを通過し境沢橋よりちょっと過ぎた地点で下車する。

 三角コンバと書かれた矢印の標識あり。副隊長曰く「取り付きはいつも迷うけど結局はたどりつけるんだ」そうで案の定いきなりの急登、道なき道を必死で登る。登り始めて何分でもないときに私(ひろ)は左足が抑えきれずに斜面を滑りそのまま体も34メートル滑り落ちてしまった。落ち葉がこんなに滑りやすくずるずる落ちるものだと実感した。決して山を侮ってはならないと気を引き締める思いだった。 三角コンバに到着。キノコ採りのおじさんに出会う。今年はあまり収穫は期待できないとの話だった。

 深沢峠はちょっと薄暗い、倒木が道をふさいでいるような道を巻いて歩いていく。副隊長「巻いて巻いてたぶん宮宕山を通り過ぎちゃってるんだろう。このままいくと棚横手も巻いてちゃうなあ〜」と言い立ち止まる。このちゃん「この上、登ると尾根にでると思う」。副隊長「このあたりだろう」と上に向かって登り始める。そのあとを必死でついていく。30分ほど登っただろうか、ふっと尾根に出る。副隊長は左へ。このちゃん「宮宕山は右だよ〜」。副隊長「宮宕山には行かないよ〜〜」。このちゃん「だってこの先すぐだよ〜」。

 女性陣は宮宕山方面に向かうが副隊長は動かず。ちょっと行ってうしろを振り返ると姿は見えず。このちゃん「宮宕山は100M先みたい。やめましょう」と引き返すが、副隊長は姿、形もなく、私達はせっかくきれいに見えるんだからと富士山の写真などをとりつつ後を追いかけた。尾根道から棚横手山が見える眺望のよいところまでくるとやっと先をゆく副隊長の黄色いリュックサックが小さく見えた。「副隊長!まっててぇ〜!」と叫ぶとちらっと振り向いたように見えたが、足は止めずに歩いて行ってしまった。やっぱり、頭の中はハーベストフェスのこと考えてるのかしらん・・。

 11:30すぎに棚横手山山頂。カンカン照りで暑いが眺望はいい。超特急でお昼を済ま
す。なんでもお昼タイムは13分ほどだったとか・・。

 
 下山は早くてすぐに大滝不動尊の大展望についてしまった。奥の院にタクシーを回してもらうよう依頼する。大滝は今年は水がすくないのかちょろちょろとやっと水が落ちてきている状態であった。

 タクシーはご指名の小泉運転手が来てくれた。「いやあ、早かったね、13:30頃かと思って気を抜いてましたよ(笑)」と言いつつ、かなりのスピードで見通しのきかない狭いカーブをスイスイと飛ばしていく。 早く下山したので天空の湯にて汗を流す。まだ、昼すぎ、こんな明るいうちから湯につかっている。露天風呂より魔利支天と甲斐駒ケ岳がよく見えた。

 シャトーメルシャンの会場へ行くとギターの生演奏が流れ、テントには氷水に冷やしたいくつものワインが並んでいる。椅子とテーブルを確保するがとにかく暑かった。だが、真っ青な空の下でおいしいワインを堪能しつつ、ゆっくりとくつろいでいると暑さもわすれて幸せな気分に浸っていった。 秋、この時期でしか味わえないワインの企画をしてくれた副隊長に感謝。ほろ酔いで帰路につくが、途中副隊長の提案で大月よりホリデー快速富士山号に乗り換える。快適な乗り心地であっという間に立川へ到着となった。

 夕食は立川の狸穴(まみあな)。サバ タイ サンマ カワハギの刺身がおいしかった。個人的にはイワシのなめろうを初体験。う〜ん、日本酒にあいますね〜。山もしっかり登り、ワイン 日本酒を味わい、充実の一日だった。(ひろ)

メンバー: 副隊長、このちゃん、なおちゃん、ヒロちゃん、のんちゃん
今回の実動時間:2時間50分
今回の累積登高差:637m
今回の踏破距離:7.3km
☆ シャトーメルシャン、詳しくはこちらから  Check!


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始
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01 今日も堺沢橋がスタート地点。
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02 登り始めてすぐ、踏み跡を見失う。このあたり、けもの道を含め、様々な踏み跡が錯綜している
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03 踏み跡が見つかれば順調に高度を稼ぐ。
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04 修復された道標。逆さまにしたのは苦肉の策か。
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05 ウチワカエデが色付き始めている。
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06 三角コンバに到着。
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07 富士山が見えた。まだ雪がない。
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08 あれが宮宕山なのだが・・・
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09 巻き道を離れ強引に直登する。
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10 尾根に出ると眺めが良い。
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11 大谷ヶ丸や笹子界隈の山々が見える。
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12 大富士見台こと、棚横手に到着。
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13 甲府盆地を見下ろす。遠く南アルプスもよく見えている。
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14 大滝不動尊。滝は濡れている程度の水量。
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15 今日は天空の湯で汗を流す。
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16 やってきました、シャトーメルシャン。
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17 勝沼のあわ2012(ボトル一本1,850円)と記念撮影。
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18 天気が良いので暑いが、気分はサイコー!
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19 桔梗ヶ原メルロー・シグネチャー2007。一杯1,300円。ボトル一本15,300円なり。それなりかどうかは別として、旨い。
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20 ブドウ踏みガールズが、愛想を振りまいている。バックは甲州高尾山。
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21 ハイテンションのまま、これから立川に移動。
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22 立川/狸穴に到着。
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23 狸穴風サラダ。
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24 タコ入りだし巻き卵とは珍しい。明石焼きに近い?
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25 カキのオイル漬け。これも酒飲みにはたまらない。
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26 ここの店のウリは日本酒。刈穂という秋田の酒を注文。ラベルがカワセミだった。
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27 生サバ、タイ、サンマ、カワハギの刺身。サバ以外は肝と一緒に。タイは鯛酒盗との組み合わせが絶妙。
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28 イワシのなめろう。ヒロコさん、初体験。
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29 ごぼうの油揚げピザ。生地が油揚げという、なかなかのアイデア料理。
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30 焼き味噌。蕎麦屋には定番だが、居酒屋では珍しい。旨い!
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