マンマ・ミーア!山行ご報告

その95
奥秩父*瑞牆山(2230m)
2013年10月21日()    p131021
コースタイム:
JR中央線「スーパーあずさ1号」(松本行き)「立川」駅[720発]〜JR中央線「韮崎」駅[837/850〜(バス2000円)〜みずがき山荘前[1005/1015]〜富士見平小屋[1055]小川山分岐[1113]〜天鳥川渡る(桃太郎岩)[1121/11:26]〜大ヤスリ岩[1218]〜P1(行動食食べる)[12:24/12:29]瑞牆山山頂[12:43/昼食/1315]〜天鳥川渡渉[14:10]〜富士見平小屋[14:30]〜みずがき山荘前[15:02/15:25発韮崎行バス]〜韮崎駅[16:46/16:53発あずさ26号新宿行]〜立川[18:09]\(^0^)/ 
トレイルマップ
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高度記録
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今回の参加者: トミ、このちゃん
実働時間:4時間(昭文社の地図のコースタイムでは5時間)
累積登高差:(+)999m   
踏破距離:6.2km
   
  このちゃんの代休と、平日行きが主の私の予定が重なり、うれしい山行きとなりました。あずさ使いでこのあたりまで来られることに感激です。「韮崎に下りたら絶景だった!」(写真を撮っておくべきだったことに後で気づき悔しがりました。)茅ヶ岳、八ヶ岳はもとよりマンマミーア隊が先日登った甲斐駒が至近距離、地蔵岳のオベリスクもくっきり。またバスの運転手さんが、山の説明以外にも八ヶ岳の溶岩でできた台地を南北に伸びる川が、河岸段丘を形成しながら削ったこと、車窓からその屏風のような七里岩がみえること、さらにサスペンスドラマのロケ地の説明など、あっという間に75分のバス旅が終了。

  平日のため、最終便15:25に乗るためには、コースタイムどおりのピストンです。昼休憩を取るためにも「サクサク」行くことに。ミズナラの中を、まだ初々しい紅葉をめでながら一気に富士見平小屋まで。天鳥川河床までは登ったのがもったいないくらいの下りです。途中、皆さんが12月に予定している小川山への分岐があり、このちゃんがかなり興奮していました。(ルートは、違うかもしれませんが)

  ここからは覚悟の登りです。気合を入れすぎて、はしご脇の桃太郎岩を見逃しました。本に「初級者の山」と書いてあったのに、ジグザグの急登、大岩越え、巨岩すり抜け、ウェッティなロープ掴み等いろいろな技を駆使しなければなりませんでした。行動食で元気をもらい、登りつめ大ヤスリ岩のそびえ立つ傍らへ。さらに北側へ回り込むようにシャクナゲだらけの間をぬけます。「頂上に着いたら真っ白だった!」下では見えたはずの山々が、いや、瑞牆山自体の特異な奇峰の重なりさえ・・・。ここまで来られたことと、このちゃんにお湯を沸かしていただき昼食を済ませられたことに満足しました。下り際に、岩の端ににじり寄りシャッターを切り、ここがとんでもなくそそり立つ岩山の頂上なのだということを実感しました。(撮影時、このちゃんの足を押えている私です。)

 バスの時刻と慎重に下山することを気にしながら歩きます。というより、両手をうまく使い、クッションいっぱいのお尻を使って上手に着地をするといった降り方でクリアーする箇所も多くありました。普段の生活ではありえないポーズだらけ。ショートスカートのこのちゃんでしたが、「失敗したわ。今日はパンツ、せめてキュロットが正解だったネ〜(笑)。」と終始話しながら下りました。天鳥川を渡るところに到着したことと、「バスの出発前にビール飲めるかも!」発言でがぜん元気が出て、慎重ながらもハイペース。小屋を過ぎ、舗装されていない林道からは山容が見られます。里の宮参道の表示を下ること数分。

  そこは、朝よりもきっとひとがんばりだけ進んだ紅葉が待つ瑞牆山荘バス停でした。途中で抜いた方たちが後で下りて来て、私たちの手のビールと笑顔を見て笑っていました。ビールもハイペースで飲んで満足し、予定のバスにのりました。ミニ奥入瀬といわれる流れ、朝見たのが忘れられない山々など美しい山梨の景色を堪能してあずさに乗りました。誘っていただきとても感謝しています。マンマミーアの皆さん素敵な山行き重ねてくださいね。byトミ)


           〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始
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【1】みずがき山荘前から登り始めます。
2013年10月21日 10時13分
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【2】はじめはこんな感じ。ミズナラとカラマツの林です。
10時17分
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【3】富士見平に着きました。
10時55分
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【4】富士見平小屋は窓辺に花鉢など飾った雰囲気の良いログハウスです。
10時56分
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【5】小川山への分岐を通過。
11時13分
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【6】天鳥川を渡渉します。
11時21分
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【7】川を渡ったここの右に桃太郎岩。でも、見逃した!
11時22分
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【8】桃太郎岩から先はずっとこんな岩の道。
11時47分
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【9】シャクナゲのトンネル。花の時期はさぞ美しいことでしょう。
11時52分
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【10】初々しい紅葉。
12時02分
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【11】すっごい岩だね〜!
12時07分
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【12】こんな大岩をくぐる場所もあります。
12時15分
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【13】大ヤスリ岩。頂上はもうすぐです。
12時18分
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【14】ロープ、楽しそう!
12時38分
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【15】頂上に着きました〜!
12時43分
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【16】この大岩でお昼ごはん。八ヶ岳や甲斐駒、鳳凰三山、金峰山などが見えるそうですが、今日は真っ白。
13時11分
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【17】大岩の向こう側は…断崖絶壁です!きゃ〜っ。
13時13分
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【18】岩は滑るので、腰かけてよいしょっと下りました。
13時55分
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【19】「あ〜っ、魚!」二人が同時に気づいて声を上げた石。魚そっくり!
14時04分
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【20】下るときの方が紅葉が深みを増してきたように感じるのは、気のせい?
14時30分
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【21】富士見平の少し手前で。紅葉したてという感じのきれいな色。
14時41分
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【22】ご主人がプレゼントしてくれたストック。本日初使用!
14時41分
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【23】最後はこれが楽しみでスピードアップしました。ビールで乾杯!
15時11分
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【24】太陽館の前にて。甲斐駒ケ岳と鋸岳。
16時23分
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【25】鳳凰三山、アサヨ峰から甲斐駒ヶ岳、鋸岳。朝は全部見えていたのですが…(笑)
16時23分

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