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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第350回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2014年8月13日(水)〜16日(

行き先【北アルプス/爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳〜八峰キレット〜五竜岳縦走

コースタイム:

〈1日目〉JR東京駅 長野新幹線あさま[6:24]JR長野駅[8:03]〜特急バス[8:30](2600円)〜扇沢BS10:15/10:27]〜登山口[10:38]〜1P[11:03/1107]〜ケルン2P[11:44/1150]1枚岩[12:30]〜3P昼食[12:39/1250]〜4P[13:42/1350]〜種池山荘[14:14]〜夕食 [17:00]〜消灯[20:00

2日目〉起床[400]〜朝食[500]〜種池山荘[5:45]〜爺ヶ岳南峰[6:30/640]〜爺ヶ岳中峰[6:56]〜冷乗越[746]〜冷池山荘[752/800]〜3P[846/850]〜布引山[9:10/9:15]〜鹿島槍ヶ岳南峰[10:06/10:30]〜北峰[11:05/11:15]〜八峰キレット[1209]〜キレット小屋[12:25]〜夕食[1700]〜消灯[1930]

〈3日目〉キレット小屋[4:55]〜休憩[5:36/5:45]〜口ノ沢のコル[6:05]〜北尾根の頭[6:35/6:45]G5[7:50/7:55]〜五竜岳山頂[8:40/8:47]〜五竜山荘[9:37/9:55]〜西遠見山[10:50/10:55]〜大遠見山[11:25]〜中遠見山[12:03/12:10]〜小遠見山[12:30]〜一ノ背髪[12:47/12:50]〜地蔵ノ頭[13:20]〜アルプスだいら[13:43]〜テレキャビン〜エスカルプラザ[13:57/15:00]〜ペンションABBY ROAD

〈4日目〉ペンションABBY ROAD[9:30]〜神城駅[10:13]〜松本駅[11:43]〜蔵のむこう〜松本駅[14:49](スーパーあずさ22号)〜新宿駅[17:24]

トレイルマップ
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1日目〉 晴れのち曇り
 今回は、前日参加表明のアユラシも含めて総勢9人という「いぃday!山岳会」始まって以来の大人数の夏合宿となった。今回の山行の課題図書である松本清張の「遭難」の現場をこの目で確かめることが大きな狙いである。

アユラシ以外の8名は6:24発の長野新幹線に乗り、1時間40分であっという間に長野駅に到着。天気は晴れ!明日からはあまり好天は望めないが、出発が晴れだと嬉しくなる。扇沢行きの特急バスは意外にもすいていて7割程度の乗車率であった。扇沢に着くまで新幹線以上に時間がかかる。やっぱり新幹線は速い。途中、バスの窓から北アルプスの山々が見え始めると、副隊長のタノマール発動。色々と山の名前を教えてくれた。あまり思い出せないが、蓮華岳のどっしりした山容が印象的である。

10:27扇沢BSに到着。そこには見慣れたオレンジ色のタオルを首から下げたアユラシが我々を出迎えてくれた。全員そろったところで、身支度を済ませ出発。ここで標高1443m。やっぱり、空気がひんやりとしている。扇沢はトロリーバスで立山方面に向かう人でにぎわっており、北アルプスの拠点の一つなのがよくわかる。

10分ほど車道を戻ると柏原新道登山口に出る。さあ、ここから縦走の始まりだ!ワクワクどきどき!先頭は副隊長、続いてヒロ子さん、のんちゃん、私(くま)、なおちゃん、ウッディーさん、このちゃん、アユラシ、隊長と9名の隊列は長い。

柏原新道は北アルプスで一番登りやすいと言われているだけあって、道はよく整備されている。始めはモミジ坂の九十九折りの急坂を登る。いつもバリエーションコースなどで鍛えている我々も、重いザックを背負うと疲れ方が違う。汗をかきかきあえぎながら登るうち、30分ほど経ったところで5分休憩。水を補給し、みんなの様子を確認した副隊長はあっという間に出発。慌てて我々も遅れじと、くっついていく。まるでカルガモの行列のようである。

10:44ケルンに着く。前の休憩から40分ほど歩いたケルンの所で次の休憩をとる。本来ならばこのあたりから種池山荘の小屋が見えるはずなのだが、尾根の上の方はガスっていてよくわからない。ここで見えた小屋が、歩いても歩いても近づいてこないのが嫌になってしまうという副隊長の言葉を思い出し、かえって小屋が見えない方がいいかも…、と前向きに考える。後ろには、蓮華岳や前に夏合宿で行った針ノ木岳が見えてくる。1枚岩を過ぎたあたりから、急坂が終わり尾根をトラバース気味に登っていく。「石畳」「水平岬」などの標識がこまめに配置されていたり、ガレ場の注意が書いてあったりと、かなり親切だ。沢に沿って大きな雪渓があり、注意深く横切る。途中ゴゼンタチバナ、トリアシショウマ、アキノキリンソウ、ニガナ、シロバナニガナなど低山の花が咲いている。

やがて階段を登ると、突然かわいい赤い屋根の種池山荘が現れた。14:14種池山荘に到着。階段の周りには、ハクサンフウロ、ヨツバシオガマ、ミヤマキンポウゲ、ウサギギクなどの高山植物がきれいに咲いている。残念ながら霧であまり展望はよくないが、右手側には明日登る爺ヶ岳、振り返ると岩小屋沢岳から針ノ木岳への縦走路、さらにその奥には雪を残した立山連峰の山々が見える。ちょっと肌寒いのですぐに小屋に入る。

部屋は何と個室。それぞれ6人用の部屋に、男子4人、女子5人とゆったりとしている。まずは談話室にて生ビールで乾杯!たくさん汗をかいた分、なんと生ビールのうまいこと!その後しばしワインを楽しむ。夕方には展望がよくなり、鹿島槍ヶ岳や剱岳も見え始めて、外に出てしばし撮影タイム。女子は花をバックに、ちょっと恥ずかしながらポートレートを撮り合う。隊長とウッディーさんは、ストーブのまわりに陣取りシャツなどを乾かしている。5時夕食。種池山荘の食事はおいしいし、サービスも行き届いていてなかなか良い小屋だ。その後は、個室のおかげで男子部屋にて消灯まで日本酒を楽しむ。眠くなるとすぐごろんと横になれる。ああ、幸せ、幸せ…。明日の天気を祈って8時に消灯。

〈2日目〉 薄曇り 一時小雨のち曇り
4:00起床。風は少しあるが、幸い雨は降っていない。5:00朝食。外は、昨日に比べてぐんと展望がよくなっている。扇沢の方には、手前に岩小屋沢岳から針ノ木岳への稜線、その左横にどっしりとした蓮華岳。岩小屋沢岳の後ろには立山、そして、ああ…憧れの剣岳も見えている!種池小屋の方を向くと、爺が岳の後方に美しい双耳峰の鹿島槍ヶ岳がすっくりとそびえ立っている。あの「牛首尾根」も見える。今日は、あそこを通り越して行くのだと気を引き締める。

5:45種池山荘を出発。昨日と同じ順番の隊列で爺ヶ岳に向かって歩き始める。しばらくは、お花畑の中を進んでいく。綿毛になったチングルマがかわいい。ハイマツの中をジグザグにぬうようにしてガレた登山道をゆっくりゆっくり登っていく。副隊長の今回のペースは、重い荷物となるべく汗をかかないようにとの配慮で、いつもに比べてスローペース。とてもありがたい。(それでも、コースタイムよりは速いが…)振り返ると、立山、剣をバックにした種池山荘が見えてきた。種池山荘の赤い屋根がかわいくて、絵になる風景だ。

6:30爺が岳南峰に到着。好展望に恵まれ、前方に鹿島槍、左手に立山、剣岳をずっと見ながら歩くのは、やはり縦走の醍醐味だろう。ただ、北方向鹿島槍の奥側に怪しい雲があるのが、心配だ。天気が崩れてくるのは一目瞭然。八峰キレット通過までこの天気がもつといいが…。そのためか、10分ほど休んですぐに出発。6:56中峰では記念写真を撮るだけ。この時はみんなまだ元気で笑顔がとてもいい。

爺が岳北峰を巻いていくと、やがて冷池山荘が見えてきた。7:40冷乗越通過。「遭難」の主人公達が登ってきた赤岩尾根をのぞき込む。けっこう急斜面だ。100mほど下ったところの冷池山荘を過ぎたあたりで休憩する。右手の長野県側から霧が上がってきているが、反対の富山県側からの強い風で押し戻されるため稜線を越えることができず、稜線を挟んで対照的な光景が広がっている。

  9:10布引山到着。水分補給をして5分後にすぐ出発する。ここから、登りが続くため、隊列の順番を変えるよう隊長が指示。先頭は副隊長、続いてウッディー、ヒロ、くま、なお、のん、アユラシ、この、隊長の順に歩き出す。長い登りが続く中、副隊長が作るゆっくりだが乱れのない、まるで時計の針を刻むような規則正しいペースで、一歩一歩鹿島槍頂上へと進んでいく。

10:06ついに鹿島槍ヶ岳南峰に着いた。バテ気味のやや疲れた笑顔で記念写真を撮る。あの牛首尾根を確かめてみる。確かに今来た布引山への尾根と傾斜は似ている。視界がなく足踏みして3度グルグル回って方向感覚が鈍ると、違う尾根とは気づかないのも無理ないだろう。軽く行動食を取っていると、やはり雨がポツポツ降り出してきた。これから先の八峰キレットまで大丈夫かと不安ながらも、雨具を装着し気を取り直して10:30出発する。視界は急激に悪くなる。

途中、すれ違ったパーティから、キレットで滑落して一人死亡したとの情報を聞く。いったいどこのキレットなのだろう…。でも、ここまで来たらとにかく副隊長に付いて進むしかない。ここからは、また隊列の順番を変え、副隊長、ヒロ、この、ウッディー、くま、なお、のん、アユラシ、隊長の順になった。登り、下りに合わせてメンバーの状態を見ながら順番を決めるのも、リーダーの大切な任務だということを、改めて実感した。今回は9名という大所帯のパーティなので、なおさらこういう配慮は必要だろう。

南峰からは急な岩場を下り、吊尾根を進む。吊尾根は地図で見るとゆるやかだが、実際は岩がごろごろしていて足場が悪く、高度差はあまりない割には疲れがたまる。風が強くて時折体のバランスを崩しそうになることもある。幸い雨はすぐに小止みになり11:05鹿島槍北峰に到着。軽く行動食を取り、10分後にはすぐ出発する。このあたりからは、見下ろすとキレット小屋がすぐ近くに見える。…が、小屋までコースタイムでは2時間もかかる。それだけ難所ということなのだろう。いよいよ八峰キレットだと思うと緊張で身震いしてくるが、雨が止んだのが何よりと、とにかく前向きに考える。

岩場を下って進んでいくと、やがて鎖やはしごが出てきた。断崖絶壁で下を見ると足がすくみそうだが、鎖やはしごをしっかり持って慎重に歩くと問題ない。かえって、鎖がないところで躓いたり、ザックが何かにひっかかったり、落石などでバランスを崩して踏み外すのが怖い。12:10頃、大きなキレットを通過し、キレット小屋が見えたときにはほっとして、体から力が抜けそうだった。しかし、ここで油断してはいけない。キレット小屋直前まで、岩場の急な下りがある。よくこんな物凄い難所に小屋を建てたものである。先人の苦労を思うと感謝あるのみである。

12:25やっとキレット小屋到着!小屋前のベンチで副隊長は待ちきれずにビールを買ってくる。みんなでカンパーイ!!不思議なもので緊張して歩いていると、背のザックの重さを全く感じなかった。アドレナリン全開だったのだろう。

予定より早く着き、そこからは例によって酒宴が延々と続く。疲れた人は、部屋で休み飲みたい人はずっと飲み続ける。5:00の夕食後、外に出ると雲の隙間から、一筋の夕日の光が差し込み、猫又山などの山塊の一部を照らしている。さながら天使の降臨といったところか…。しばし、ここでしか見られない天体ショーを楽しむ。やはり、これだけ苦労したからこそ目の当たりにできる自然の神秘に出会えるから、山はやめられない。

ちなみにアユラシが収集した山小屋情報によると、滑落して亡くなったのは今日我々が通過した八峰キレットだそうだ。もし、それが事前にわかっていたならば、きっと足がすくんでしまっていたかもしれない。生と死は本当に隣り合っているものだと、実感。ご冥福をお祈りする。

明日は最後の難所。どうか天気がもちますように…。7:30消灯。    (by  クマ)



〈3〜4日目〉 晴れのち曇りのち雨

真夜中に風のゴウゴウ鳴る音で何度も目が覚めた。「朝には風が収まっていますように・・」と何回も祈りながら眠りに落ちたが、結局風の音を聞きながら起床する。身支度を手早く済ませ、外に出る。小屋の玄関先で、お弁当にしてもらった朝食の包みを開くと、なんと嬉しいことに「鰻が入っている!」。ほの明るくなってきて、小屋の正面に剱岳が黒々と聳えているのが見える。風が吹きすさぶ中、絶対的な存在感の剱岳と、思いがけない鰻に元気づけられて、辺りが明るくなると同時に出発する。今日の行程は、キレット小屋から岩場のアップダウンをいくつも繰り返して、標高2814mの五竜岳まで登り、そこから長い遠見尾根を下る、約8時間の超ロングコースである。

歩き始めると間もなく、東の空が茜色に色付いて来て、剱岳上空の雲も茜色に美しく染まる。しかし慎重に進まなければならない岩場が続くので、景色に見取れてはいられない。風が強いので、むき出しの尾根を歩く時には吹き飛ばされないように踏ん張って歩く。眺望の開けた尾根に差し掛かった時に、ちょうど太陽が雲海から力強く昇ってきた。何か神々しいものを感じる。鎖のある岩場と梯子をいくつか通過し、3段登りと呼ばれる鎖のない岩場を下りると、一番の鞍部、口ノ沢のコルに着いた。

長野側からどんどん雲が上がって来るが、強風が吹き下ろすので稜線を越えることが出来ない。山の自然の厳しさを感じさせる光景である。眺望の良い北尾根の頭に着くと、東側は雲海が押し寄せて来ているが、西側は青空の下に剱岳が堂々と見えている。北尾根で一休みした後もまだ緊張をゆるめられない岩場が延々と続く。G5を越えた時には、思わずフーッと安堵のため息をついてしまった。しばしの休憩の後、「残りはG4だ!」と気負った気持ちで岩場を登って行くが、気が付いた時にはG4を巻いて、五竜岳山頂への分岐点に着いていた。ここからは平行移動なので、呆気なく五竜山頂に到着する。G5の厳しい岩場を過ぎた辺りから雨が降り出していて、岩がしっとり濡れている。山頂で雨が強さを増してきて、昨年に引き続き眺望は全くゼロ・・・。緊張の続く岩場を無事に通過してこられたので、五竜岳山頂の景色はどんなであっても良しとしよう。

五竜山荘まで行って温かいラーメンを食べようと、レインウェアを着たらすぐに出発する。雨に濡れたために、急に岩が滑りやすくなった。去年一度歩いた道のはずだが、疲れと雨のためにやたらと手強い岩場に感じられる。1時間ほど下ると、五竜山荘に到着。残念ながら、ラーメンなど軽食は20分後でないと食べられないらしい。仕方なくお弁当の残りを頬張って、すぐに出発する。テレキャビンの駅までは、まだ長い長い遠見尾根が横たわっている。アップダウンはあるが楽勝で下りられる尾根だと思っていたら、鎖場が3か所もあり(傾斜は急ではないが)、「もう勘弁して!」と言いたくなる。西遠見山、大遠見山、中遠見山、小遠見山と連なり、小刻みなアップダウンが続く。雨の降りも激しくなり、もうヤケクソの気分でとにかく足を順番に前に出すことのみ考えていた。登山道には大きな水溜りがあちこちにできていて、浸水しないよう歩くのに気を遣う。

アルプスだいらからテレキャビンに乗り込んだ時には、乗り物のありがたさが身に染みた。麓のエスカルプラザで皆怪我ひとつなく無事に下山できたことを祝って、生ビールで乾杯する。緊張の強いられる、長い道のりを歩き通すのは本当に大変だったが、みんなの顔には疲れ切った中にも大きな達成感が満ち溢れている。冷たいビール、もう最高〜!!

 ペンションABBY ROADのご主人が車で迎えに来てくれた。3日ぶりにお風呂に入って、さっぱりした後は、フルコースの夕食をワインと共に楽しむ。登山の余韻を味わいながら、皆で過ごす一晩はなんと贅沢な時間だろう。

 山小屋での2泊は余り良く眠れなかったので、久しぶりにふかふかのベッドでぐっすり眠ることができた。ペンションの優雅な朝食の後、ご主人に神城駅まで送ってもらい、松本行きの電車に乗り込む。本来は美しい景色を楽しめる大糸線沿線だが、今日は篠突く雨がけぶって湖がどうにか見えるのみ。景色は諦めて、途中下車する松本での、蕎麦と馬刺し、地酒などを大いに期待しよう。 (by なお)


今回の参加者:隊長、副隊長、ウッディーさん、アユラシ、クマちゃん、のんちゃん、このちゃん、ヒロちゃん、なおちゃん
実働時間:1日目3時間20分、 2日目5時間45分、3日目7時間45分
累積登高差(+)
踏破距離:km


☆ ペンションABBY ROADはこんな宿 Check!
☆ 本日の打ち上げはこんな店  Check!

〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始
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001 スタートは扇沢から。後ろに爺ヶ岳が見えている。.
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002 ここが登山口。.
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003 始めはごくごくゆっくりと。.
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004 最初の給水タイム。.
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005 まだまだ先は長いが、みんな余裕の表情。.
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006 ケルンに見えないが・・・.
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007 稜線が見えるようになってきた。.
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008 扇沢もだいぶ下に見える。.
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009 遥か彼方に種池山荘。.
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010 爺ヶ岳も見えてきた。.
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011 小まめに休んで給水。.
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012 その名の通り、この辺りはなだらか。.
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013 雪渓を横断する。.
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014 爺ヶ岳南峰も近くなった。.
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015 最後の登り。.
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016 種池山荘到着。.
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017 ハクサンフウロがお出迎え。.
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018 あー、早くビールが飲みたいー。.
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019 談話室にて。.
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020 すっかり落ち着いたところ。.
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021 鹿島槍ヶ岳が初めて見えた。.
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022 それ程すっきり晴れてはいなかった。.
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023 かっこよく撮ってね、と隊長。.
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024 くまちゃんと爺ヶ岳。.
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025 のんちゃんが持ってきてくれた越前の珍味へしこ。.
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026 隊長、ストーブで腰の周りを乾かす。.
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027 小屋の看板娘。.
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028 本日の夕食。.
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029 男部屋。4人で6畳という豪勢さ。.
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030 暮れなずむ蓮華岳と針ノ木岳。.
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031 すっきり貴婦人。.
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032 爺ヶ岳から岩小屋沢岳までのパノラマ。.
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033 黄昏時の山荘前。.
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034 チングルマ。.
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035 爺ヶ岳が良く見えてきた。.
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036 茫洋とした蓮華岳。.
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037 種池小屋と剣岳。.
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038 牛首尾根も良く見える。.
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039 これが種池。.
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040 夜明け前の種池山荘。.
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041 鹿島槍ヶ岳はまだシルエット。.
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042 向こうの山は頚城山塊か。.
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043 雲行きは昨日と変わりそうにない。.
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044 さて朝食。.
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045 これが朝食メニュー。大根おろしも付いていた。.
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046 弁当の中身はおにぎり2個。.
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047 出発前、水を調達。.
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048 岩小屋沢岳。.
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049 出発前の集合写真。.
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050 向きを変えてもう1枚。.
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051 さて張り切って行こう。.
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052 剣岳のクローズアップ。.
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053 種池山荘は風景にマッチしている。.
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054 冷池山荘も見えてきた。.
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055 爺ヶ岳南峰の穏やかな登り。.
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056 種池山荘がだいぶ小さくなった。.
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057 立山が光っている。.
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058 爺ヶ岳南峰到着。.
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059 針ノ木岳から鹿島槍ヶ岳までのパノラマ。.
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060 穏やかな山頂風景。.
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061 次は中央峰。.
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062 中央峰の登り。.
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063 とりあえず証拠写真。.
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064 さて次は鹿島槍ヶ岳。.
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065 冷池山荘までは緩やかに下る。.
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066 振り返るとまだ種池山荘は視界の中。.
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067 この辺りは穏やかな稜線歩き。.
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068 冷池山荘到着。.
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069 振り返ると長野県側からガスが上がってきている。.
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070 この辺りは少々お花畑。.
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071 だいぶ西風が吹いてきた。.
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072 牛首尾根。.
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073 背後の饅頭的山は黒部別山。.
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074 小休止。.
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075 鹿島槍ヶ岳への登りにかかる。.
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076 風も強くなってきた。.
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077 牛首尾根と剣岳が重なって見えるようになった。.
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078 鹿島槍ヶ岳南峰に到着。.
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079 牛首尾根。冷池への稜線と同じに見えますか?.
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080 五竜岳がようやく見えた。.
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081 こちらが冷池山荘への稜線。.
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082 では出発しますか、と言っているうちに雨がぱらついた。.
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083 一瞬、虹が見えた。.
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084 北峰へは一旦、急降下。.
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085 岩が濡れたので慎重に。.
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086 一転してこれから登り。.
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087 北峰を見上げる。.
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088 五竜岳までは見た通りのズッキンバッコンだ。.
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089 北峰到着。.
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090 さていよいよキレットへの下り。.
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091 微かにキレット小屋が見えた。.
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092 まだキバナシャクナゲが咲いていた。.
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093 落石注意。.
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094 小屋の手前のギャップがキレットなのだろう。.
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095 足元が見えないほどの急激な落ち込み。.
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096 ゆっくりと下降を続ける。.
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097 ここがキレットの入口。.
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098 足元はしっかりしているが、高度感はたっぷり。.
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099 どうしてこのような地形が出来たのか。.
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100 ここに道を通したのもエライと思う。.
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101 後立山連峰はここで分断されているようだ。.
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102 左を見ると足がすくみます。.
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103 ギャップを回り込んだところ。.
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104 今度は右側が絶壁。.
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105 クサリさえ持っていれば安心。.
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106 ここを登ると、反対側の眼下に小屋が見える。.
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107 小屋に着いた〜と思っても・・・.
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108 まだこれだけの下りがあるので慎重に。.
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109 何をさておいても先ずコレ。ありがたや、エビス。.
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110 つくづく凄い処に小屋を建てたと思う。.
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111 虎口を脱してリラックス。.
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112 今日の夕食。.
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113 小屋の夕食は2交代だった。.
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114 何か落としたらぜったい取りに行けない。.
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115 夕食後は夕焼けを見ながらまた一杯。.
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116 スポットライトのような夕陽。.
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117 朝食代わりの弁当。.
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118 なんとウナギの蒲焼も入っていた。.
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119 朝焼けの剣岳。.
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120 まだ眠そうなひともいますが、緊張して行きましょう。.
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121 さらば、キレット小屋。また来る時があるだろうか。.
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122 それにしても凄い場所にある。.
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123 もう振り返る余裕なし。.
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124 鹿島槍ともさようなら。.
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125 さて目指すは五竜岳。.
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126 そろそろ日の出か。.
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127 長い梯子の下り。.
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128 下から見上げると月が見えた。.
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129 だいぶ明るくなってきた。.
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130 ご来光。.
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131 立山、剣岳にもご来光。.
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132 五竜岳を前にしてまだまだ下る。.
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133 剣岳も輝いている。.
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134 まだまだ下る。.
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135 こういうところは落石が怖い。.
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136 緊張のしどころ。.
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137 この辺りまでは良い天気だった。.
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138 素晴らしい眺めに、ほっと一息できる。.
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139 雲海の谷間に山が見えるが・・・。.
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140 鹿島槍ヶ岳がだいぶ遠くなったが・・・。.
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141 五竜岳はなかなか近づかない。.
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142 口ノ沢ノコル。.
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143 五竜岳がだんだん大きく高くなってきた。.
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144 鹿島槍ヶ岳の山頂は雲に隠れてしまった。.
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145 北尾根ノ頭到着。.
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146 ここでも小休止。.
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147 小まめに給水と腹ごしらえ。.
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148 五竜岳の本格的な登りは未だこの先。.
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149 脆い岩の下り。.
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150 さてこれからが登り。.
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151 G5が大きくなってきた。.
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152 再び落石し易い登り。.
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153 風も強くなってきた。.
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154 風が弱い処で小休止。.
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155 来し方を振り返る。.
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156 最後の登り。.
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157 ついに到着。この先、雨により暫く撮影なし。.
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158 白岳の下り。.
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159 大遠見辺り。まだ先は長い。.
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160 やっと小遠見。.
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161 ところ変わって翌日のペンションABBY ROAD。.
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162 神城駅前。みんな晴れ晴れ笑顔。.
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163 松本駅前の蕎麦屋「蔵のむこう」で。.
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164 帰りのあずさ車内で。これを全部、のんちゃんが飲んだわけではありません。.

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