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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第355回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2014年10月4日(

行き先【奥多摩/日蔭指尾根〜六ッ石山(1478.8m)

コースタイム:

JR青梅線立川駅[7:05]〜青梅駅[7:40/7:44]〜奥多摩駅[8:21/8:25](東日原行きバス)〜大沢BS[8:35/8:38]〜登山口〜休憩[9:17/9:20]〜休憩[10:05/10:08]〜岩場[10:45/10:55]1080m地点(休憩)[10:56/10:59]〜休憩[11:45/11:48]〜狩倉山[12:17]〜六ツ石山分岐[12:30]〜六ツ石山[12:35(昼食)/12:55]〜ハンノキ尾根との分岐[13:20]〜休憩[13:40/13:43]〜産土神社[14:05]〜林道に出る[14:10]〜水と緑のふれあい館[14:30/14:45]〜奥多摩湖BS[14:59]〜奥多摩駅[15:17(天益)/16:57](ホリデー快速6号)〜立川駅[17:56]

トレイルマップ
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高度記録
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今日登る六ツ石山はずっと行ってみたいと思っていた山である。子供が小さい時に(もう16,7年も前のこと)、ボーイスカウトで行ったことがあるらしいが、記憶が定かではない。登山道から急に開けて、草原のような山頂と青い空が広がる風景はいまだに目に浮かぶ。一度山頂に立って、自分の記憶を確かめてみたい。

奥多摩駅に着くと増発便が出ていて、予定時間より10分早いバスに乗車できた。バスには乗客がびっしり、川苔山に行く人が多いのだろうか。私たちはそれより手前の大沢BSで降りる。少し道路を歩いたら、テープの巻いてあるガードレールを目印に山の斜面に取り付く。植林されたかなり急な斜面で、踏み跡もあるのか、ないのかわからないような所を、副隊長を追いかけて必死に登る。土がズブズブでなんとも登りにくい。登り始めから、バリバリ、バリエーション感全開である。久しぶりのバリエーションでワクワクする。副隊長によると、うっすら付いた踏み跡も人のではなく、獣のものの感じがする、とのこと(多分鹿、熊でないことを祈る)

アキレス腱伸びっぱなしの斜面を、ジグザグに黙々と登って行く。右側が杉、左側が檜の植林帯のちょうど真ん中を登って行く。行く手を遮る一つ目の岩は左から巻いてトラバースする。二つ目の大きい岩山は中央突破する。岩がしっかりしていて、手掛かりがあるので案外登りやすい。下から見たらそれほど大きくは見えなかったが、結局登り切るのに10分もかかった。アキレス腱伸び切りの単調な斜面に少々飽きていたので、岩場を楽しく登る。ここを登り切ると、明るい痩せ尾根に出る。周りは広葉樹となり、秋の訪れを感じさせる赤い葉が緑色の中にチラホラ見える。

気持ちの良い尾根歩きで、伸び切ったアキレス腱をちょっぴり休息させる。しかーし、まだあと400メートルも登らなければならない。三つ目の岩は左から巻く。時々登場する岩場が単調な急登から、気を紛らわせてくれる。再びアキレス腱の伸びる斜面と格闘するが、登り切ってしまうと、後はだらだらっと登るうちに狩倉山山頂に到着。細い木の幹に「狩倉山」と書いた紙が貼りつけてあるだけ。山頂と気付かずに通り過ぎそうだ。

山頂を過ぎると、防火帯の続く、緩やかな石尾根に出る。なんとなく見覚えのある景色だ。最後の斜面を登り切ると、急に視界が開け、こんもりした丘のような草原状の山頂が目前に現れる。「そうだ、そうだ、この山頂!」記憶していた通りの風景が広がっていた。あの時は真っ青な空が眩しかった。今日は残念なことにすっかりガスっていて、何も見えない。

足場の悪い急な斜面が続き、登りでがあった。山頂でお昼を食べていると、奥多摩湖の方から1グループが登ってきた。帰りはこの奥多摩湖へ向かう道を下る。針葉樹林帯の中をつづら折れの単調な道が延々と続く。眺望もなく急坂なので、この道を登って来るのはきつかったことだろう。早く湖畔に着けば、バスの待ち時間に琥珀色の液体が飲めるだろうと、そればかりを考えて半分走るように下って行く。1時間半で湖畔のレストラン「かたくりの花」に到着。バスの時間までにばっちり30分ある。ナイスタイム!

奥多摩駅前の「天益」で鹿肉の竜田揚げを食べる計画だったが、売り切れだった。もともと餃子のお店なので餃子を美味しくいただく。カウンターだけの小さなお店だが、気さくな女将さんのおもてなしの心が伝わって来て、居心地が良い。またぜひ鹿肉を食べに行きたいものだ。

ホリデー快速に乗り立川駅で下車し、北口にある「梅の湯」に行ってみる。銭湯なのにシャンプー、ボディーソープも揃っていて、ありがたい。「露天風呂」と表示があるので、「銭湯で露天?」と思って入ってみると、吹き抜けになっていて、天井はないようだ。照明を外のように暗くしてある。浴槽に浸かると、窓の外に小さな庭が見えるようになっていて、確かに露天風呂の雰囲気を醸し出している。綺麗で空いているし、高砂の湯より駅から近いので、ガールズたちは結構気に入った。(ただ入り口の部屋が漫画を読むスペースになっていて、かなり混雑していた。待つ身の副隊長はちょっと落ち着かなかったかも・・。)  (by なお)

今回の参加者:副隊長、ひろちゃん、のんちゃん、なおちゃん
実働時間:5時間15分
累積登高差(+)1325m
踏破距離:8.5km


☆ 水と緑のふれあい館内レストランはこんな店 Check!
☆ 本日の打ち上げはこんな店  Check!
☆ 打ち上げ2軒目はこんな店   Check!


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始
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01 大沢BSの先を左へ入る。今日の天気はいまいち。
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02 いわゆる鱒釣り場。
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03 2つ目のヘアピンカーブが登り口。
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04 いきなり急登。
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05 マムシグサの実が色付き始めた。
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06 植林帯には踏み跡があるような無い様な・・・。
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07 途中、本仁田山が見えた。
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08 小さな岩場が現れる。
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09 緩くなったところでひと休み。
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10 第一の岩場。
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11 足場は余り良くない。
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12 第二の岩場が見えてきた。
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13 ここは中央突破。
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14 岩の上の方が登り易い。
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15 第二の岩場の上は緩い尾根。
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16 ちょっと明るい所で小休止。
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17 紅葉も始まっている。
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18 淡い赤色が所々見える。
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19 標高1,250m付近に農大の標識。
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20 ここも、ちょっとしたミニラの背中。
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21 第三の岩場は左から巻いた。
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22 最後の登り。
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23 ここが狩倉山北峰。
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24 狩倉山(南峰)に到着。
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25 石尾根縦走路に出る。
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26 六ッ石山山頂。
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27 全く眺望なし。
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28 水根に向かって南下。
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29 ハンノキ尾根との分岐。
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30 色鮮やかなトリカブト。
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31 単調な道を振り返る。
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32 奥多摩湖が見えてきた。
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33 奥に見えるのは御前山か。
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34 天益で一杯。
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35 立川北口。
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36 ちょっと気になるスペインレストラン。
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37 スペインレストランのメニュー。ポテサラが気になる。
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38 梅の湯は、漫画だらけ。銭湯に見えない。
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39 梅の湯はフィギュアだらけ。これはワンピース?
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40 今日の打ち上げはここ。
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41 キクマツヤの店番?前にはいなかったと思うのだが・・。

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