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「いぃDay!」山岳会日本支部
第365回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告
2014年12月20日(土)〜21日(日)
行き先【那須高原/峰の茶屋周辺〜大丸温泉】
コースタイム:
東北新幹線東京駅[6:40](やまびこ203号)〜那須塩原駅[7:50/8:05](バス)〜那須湯本[8:55/9:00](タクシー)〜大丸温泉旅館[9:10/9:30]〜アイゼン装着[9:50]〜1P[11:18]〜峰の茶屋[11:57/昼食/12:40]〜大丸温泉旅館[13:47]
トレイルマップ
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高度記録
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和尚は3回目の参加で、雪山への初挑戦である。不安ではあったが、会員のアドバイスを基に装備を充実し、また階段登り降りで膝を鍛えて臨んだ。白く輝く山、また雪を寄せ付けない岩肌、張り詰めた寒気、自然のすべてに感動した山行であった。ちなみに、アイゼンはやはり10本歯が安定していて良い。
朝、予定通りに目覚め、食糧(会社帰りに買いあつめた酒、つまみ、緊急食糧(前田のクラッカー、乾パン、魚肉ソーセージ))と装備を確認して家を出た。始発電車で東京駅に向かい、なんとか新幹線には間に合った。那須まで1時間、新幹線ができて栃木の山が近くなったと感じる。日光周辺の山々が見えてきた、間もなく那須塩原駅である。
那須塩原で降り、程よい待ち時間で路線バスが出る。那須高原を登りながら1時間、那須湯本に到着。冬場はここが終点である。抜かりは無い、ここからは、なおちゃん手配のタクシーに分乗し、大丸旅館に向かう。先週の寒波で、例年より雪が多い。途中、九尾きつね伝説など聞きながら、大丸旅館に到着。ここが、今日のベースキャンプとなる。ベースキャンプに夜の食糧をデポし、那須岳登山口へ向かう。早々副隊長の指示にしたがい、アイゼンを装着。
既に、先行するグループが登ったようである。そこをトレースしながら副隊長を先頭に、ラッセル進行。雪で足元がしっかりしない、時折腰まで沈む、体のバランスが大事だ、体幹も鍛えねば・・・。副隊長に頼ってばかりはいられない、途中、先頭を5分交代で全員が分担。峠の茶屋(登山口)に到着。(夏場であれば、ここまでバスが来る。)
峠の茶屋から登山指導所を通り、鳥居を抜ける。積雪の為、大きく腰を折って拝礼するがごとく鳥居通る。狛犬は雪に埋もれて、顔と赤い毛糸の帽子しか見えない。(第138回、2006年12月のいいDay山行報告をみるとやはり赤い帽子をかぶっている)我々は、山岳信仰の聖地に入ったのだ。
樹林帯を抜けると、遠くに峰の茶屋避難小屋が見えてくる。茶臼岳の北側斜面を進み、右手には朝日岳の岩肌が迫っている。この谷は風の通り道である。『吹き飛ばされ注意!』 の看板がある。確かに風はあるが、今日は飛ばされるほどではない。峰の茶屋避難小屋に到着、11:57。避難小屋の陰で風を避け小休止。予定より1時間遅れである。積雪と初心者を含む行動で歩みが遅い。
流石山、大倉山、三倉山は、陽に白く光り神々しい姿を見せている。一方、茶臼岳、朝日岳はガスが下がってきて山頂が隠れだした。ここは、無理せずに避難小屋で昼食と暖を取り、ベースキャンプに戻るとの適切な判断。暖かいコーヒーをいただいた、旨い。
下山途中、学生さんらしき4人組みとすれちがう。大きな荷物にスコップまで背負っている。今からでは峰の茶屋を越え、三斗小屋温泉で野営だろうか。
下りは早い、一時間ほどで大丸温泉に到着。3時間半、6kmほどの雪山体験であった。温泉で疲れと暖をとり、ビールが旨い。
2日目は、ステンドグラス美術館を見学し、こちらのそばをいただいて、東京へ戻る。帰路、那須のご当地マンホールを探していたが、雪に隠れていたのか、残念ながら見つけられず。(by 和尚)
今回の参加者:隊長、副隊長、(くろちゃん改め)和尚、アヒルちゃん、のりちゃん、このちゃん、ひろちゃん、のんちゃん、なおちゃん
実働時間:3時間17分
累積登高差(+):542m
踏破距離:6.4km
☆ 泊まった温泉はこんな宿
☆ 一服したのはこんな店
☆ 打ち上げはこんな店
☆ 打ち上げ第2弾はこんな店
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