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「いぃDay!」山岳会日本支部   


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第401回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2015年8月29日(

行き先【奥多摩/浅間嶺

コースタイム:

JR新宿駅[744]〜JR立川駅[811](ホリデー快速あきがわ3号武蔵五日市行)〜JR武蔵五日市駅[848/900](数馬行バス700円)〜上川乗BS[935/940]P[1027/1035]〜浅間嶺[1107/1115]〜小岩浅間[1127]〜一本松(一本杉)[1220/1225]〜民宿・浅間坂(木庵) [1310/(入浴600円)/1445]〜浅間尾根登山口BS [1455](武蔵五日市駅行バス900円)〜東町BS[1542]〜居酒屋まるま[16001730]〜ヨルイチ見学〜武蔵五日市駅[1750/1754]〜立川駅 [1737] \(^0^)/

トレイルマップ
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今年の夏はおかしい。まだ8月は終わっていないというのに秋風が吹き、秋雨前線出現。「もう水浴びの陽気じゃないかな・・・」と、沢歩きから軽い尾根歩きの浅間嶺に行先変更。個人的には、下山後の立ち寄り湯「民宿・浅間坂」の癒し処「木庵」のテラスで風に吹かれながらビールを飲むことを期待しての参加だった。

朝から霧雨。「テラスでビールは期待できないな〜」とちょっぴり残念に思いながら家を出発。新宿からの電車は先週よりも空いている。雨の日に山に出かける酔狂な者はやっぱり少ない。武蔵五日市駅からのバスも空いている。先週は増発して3台も出たのに・・・。夏休み最後の土日というのに淋しいことだ。(西東京バスもさぞがっかりしたことだろう。)

一週間前に気持ちよく水遊びをした南郷BSを過ぎ、上川乗BSで下車。立派な門構えの旧家前がバス停で、登山口は道の反対側である。民家の裏手からすぐに鬱蒼とした山道になる。登山道は杉の植林地を辿っていくが、下草が生い茂っていてヤマジノホトトギス、ミズヒキ、キンミズヒキ、ヤブハギなどが目を楽しませてくれる。露に濡れるのでレインウエアのズボンをはく。花たちに秋の訪れを感じるが、湿度がかなり高く汗が流れる。やはり夏だ。ゆるゆると山腹を辿っていく。開けたところに出た。雲が沸き立つ幻想的な風景だ。ん?梅雨の景色か?季節がわからなくなる。

浅間嶺に到着。展望が良いはずの場所だが今日は真っ白。ポツポツと雨粒が落ちてきたので傘をさしながら歩く。小岩浅間から人里峠を越えて一本松へは本当にのんびりした尾根歩き。この道はかつて檜原村本宿と数馬をつなぐ主要道路だったようで、“馬でも登れる”緩やかな道である。

自生のレンゲショウマが一輪ひっそりと咲いていた。考えてみたら、真夏にこのような低山に来ることは考えられず、自ずと真夏の花を愛でることはない。レンゲショウマに出会えたのは、今年の夏がこんなに早く涼しくなったおかげだ。

一本松到着。軽く昼食を食べながら、目指す民宿「浅間坂」に電話を入れるが繋がらない。「もしかして、休業?」不安がよぎる。「浅間坂」が休みだったら、数馬温泉センターまで足を伸ばせばいいか・・・と言いながらも「浅間坂、営業していて〜」と祈る思いである。猿石を過ぎるとほどなく数馬分岐。地図ではギザギザ綴れ折りの道だが斜度は緩やかで全く苦にならない。一旦車道を横切り砂利道を下ると民家が見えてくる。民家を過ぎて角を曲がったところに「木庵」はあった。

「木庵」前にのぼり旗が立ち、暖簾も出ている。女将さんが温かく迎えてくれて、もちろんお風呂も沸いているとのこと。「電話したんですよ」と伝えるが女将さんも???の様子。「まずはお茶でも・・・」と勧められたが、サッと支度してお風呂に入る方が先。お風呂は木庵の奥に佇む別棟。日によって入れ替えするのだろうが、本日の女風呂は檜風呂、男風呂は岩風呂。沸かし風呂だというが心なしかしっとり感のあるいいお湯だった。

「木庵」の玄関は開け放たれ、風が通る。生憎の雨のせいで「テラスでビール」は叶わなかったが、なんとも心地いい空間でゴクッとビールを堪能する。あ〜至福の時だ!女将さんの手料理のサービスはありがたい。福生の石川酒造の地ビール「多摩の恵」も味わえて嬉しかった。

浅間尾根登山口BSから武蔵五日市行のバスに乗車。今日は年に一度の「ヨルイチ」を取材するために、終点一つ手前の東町BSで下車し、16時の開店と同時に居酒屋に入って取材。「ヨルイチ」は武蔵五日市の言われである“市”を現代に再現しようと、町おこしイベント的に実施しているもので、商店街の各店がそれぞれ準備して「ヨルイチ」=露店を出すものらしい。所謂お祭りの露店とは違う。夕闇に包まれてから、もっと賑わうのだろう。祭りの雰囲気に触れながら駅に向かった。

今日のコースは「雨が降ったらこんな山」(副隊長ブログ)に相応しい。民宿「浅間坂」のお風呂と癒し処「木庵」とのセットで◎。でも、より良いのはやはり晴れの日でしょう。浅間嶺の展望所からの眺めや、山合から開けた眺めを楽しみたいし、なんてったって「木庵」前のテラスで風呂上りのビールをゴクゴクやりたい。また訪れたいコースである。 ( by のん \(^0^)/

今回の参加者:
副隊長、くまちゃん、のんちゃん、ひろちゃん、なおちゃん
実働時間:3時間9分
累積登高差(+):504m
踏破距離:10.3km
 

☆ 日帰り温泉はこんな所  Check!
☆ 打ち上げはこんな店  Check!
☆ 打ち上げ第二弾はこんな店 Check!

〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始
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01 ここがスタート。雨はまだ降っていない。
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02 馬でも通れる緩い登り。
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03 ヤマジノホトトギス。
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04 気温は低いが、湿度は高い。
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05 見晴らしの良い処に出た。
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06 ガスが山に纏わりついている。
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07 しっかり手入れされた植林帯。
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08 浅間尾根に出た。
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09 ほぼコースタイム通りで浅間嶺到着。
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10 眺めは全くないので、早々に出発。
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11 巻き道は通らない。
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12 小岩浅間、通過。
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13 ハンモックのような蜘蛛の巣。
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14 883mピークの北側は伐採されていた。
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15 人里峠。「ひとざと」ではなく「へんぼり」。
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16 一輪だけ、レンゲショウマ発見。
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17 なかなかピントが合わない。
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18 浅間石宮。
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19 何やら歴史を感じさせる。
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20 何キノコ?
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21 一本杉、到着。
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22 浅間坂の店に電話中。しかし出ない。
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23 笑っているように見える観音様。
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24 こんな岩もある。
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25 サルの手形ってこれか?
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26 一旦、車道を横切れば、浅間坂はもうすぐ。
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27 ここが木庵。開いててよかった。
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28 女湯はこんな感じ。
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29 こちらは男湯。
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30 風呂上がりはやっぱりビール。
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31 木庵はこんな処に建っている。まるで清水の舞台だ。
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32 浅間坂(湯)の看板がすごい。
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33 味のあるバス停。
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34 今日は五日市のこの店に入った。
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35 今日は年一回の「ヨルイチ」だった。
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36 ヨルイチの会場のひとつ。
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37 色鮮やかな百日紅。
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38 狐の嫁入りってこと?
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39 なかなか華やかである。
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40 締めは立川のこの店。

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