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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第411 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2015年11月14日(

行き先【奥多摩/松生山(933.7m)〜浅間嶺

コースタイム:

JR新宿駅[6:46](ホリデー快速あきがわ1号)〜武蔵五日市駅[7:55/8:00]〜笹平BS[8:20/8:25]〜休憩[9:27/9:30]〜内蔵ノ助山[9:57]〜払沢ノ峰[10:18]〜松生山[10:51]〜天領山[11:01]〜入沢山[11:08]〜浅間嶺[11:20/昼食/11:50]〜そば処みちこ[12:27/13:40]〜払沢の滝[14:54]〜払沢の滝入口BS[15:13/15:22]〜タクシー〜瀬音の湯[15:30/16:56]〜武蔵五日市駅[17:21](ホリデー快速)〜立川駅[17:56]

トレイルマップ
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高度記録
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今回の山行は、浅間嶺から払沢の滝へ下る途中、時坂峠にある築400年の民家「峠の茶屋 みちこ」の蕎麦と料理が目的だ。土曜日の天気予報がどんどん悪くなっていき、久々のざんざん降りの山行かと覚悟して臨んだ割にはそんなに降られずスタートすることができた。

笹平バス停で下車。数馬方面へ数十メートル行った所が登山口だが、何も標識がなく分かりにくい。畑の横を登った先に立派な案内板があり、どうせなら入口に付けてほしいな、と思っていると植林帯の中をいきなりほぼ直登が続き、アキレス腱が伸び〜る。なのですぐに暑くなって衣服調整の休止。その後も変化のない植林帯が続き、ただただ上へ上へ登る登る。山と高原地図では破線のルートとなっている松生山山頂へは2時間半近くかかったが、その3分の2位は植林帯であったと思う。登山口近くには採石場もあり、この五日市辺りでは、山は生活の資源であるのを改めて感じた。単調な雨の山道だったが、直立する霧の中の杉林は美しく、頂上近くの広葉樹林帯に入ると急に辺りが明るく感じ、地面の落ち葉のパッチワークが綺麗だ。今回のルートで目立ったのはお手製木彫りの山頂標識。地図には載ってないピークの名前、内蔵ノ助山(783m)、払沢の峰(858m)を確認することができた。松生山(933m)の木彫りは字体が凝っている。

松生山山頂は笹尾根方面が開けていて、天気が良ければなあと悔やみつつ、写真だけ撮って先へ進む。またも木彫りの標識、天領山(936m)、入沢山(930m)と出会う。むむ、松生山より先の天領山の方が高いことに今気づいた!松生山から30分程で浅間嶺に到着。目の前に鎮座する御前山を覗くための穴の開いた杭も今日は用がない。本当なら御前山、大岳、御岳方面と笹尾根方面、共に見渡せる眺望の良いところだ。しかし、白く低い雲がたなびき、雨の中でも色づいた木々と常緑樹とのコントラストが美しかった。このまま「みちこ」に行くにはちと早すぎるというので、屋根付き休憩所とトイレのある所でまったりお茶タイムを過ごす。

ゆったりした時間を過ごした後は、お目当てのそば処へ。緩い下りを時坂峠方面へ30分程で到着。まだ作って時が経っていないのか真新しい水車がギーギーと音を立てて回っている。萱葺き屋根でないのが残念だった。びしょびしょの装備を中庭で脱いで、縁側から廊下に上がり、昔の黒ずんだ木戸や天井に囲まれた部屋で乾杯。特大手作りこんにゃくと金時草、八葉、わさび葉の天ぷらが珍しい。詳しくは副隊長ブログで。

みちこを出ると、「お代官休憩所」の看板があり、へえ〜。すぐに駐車場らしきものが見えた。こんな雨でも食べに来ている人がわりといたのは、な〜んだ、林道からちょいとで車でも来れるんだ。ここからは、山道に入ったり舗装道路に出たりを繰り返す。途中、山間の開けた場所では東山魁夷の北山杉を思い起こさせる、杉の緑と紅葉・黄葉の山をしばし堪能する。これ、写真じゃだめなのよね〜と言いつつもカメラに収めた。払沢の滝入口の集落では紅葉がとても綺麗であった。松生山から浅間嶺周辺は黄色系が多くここへ来ての真っ赤は目に留まる。払沢の滝入口にリュックをデポして、ウッドチップが敷き詰められた遊歩道の突き当りの払沢の滝を見学する。

払沢の滝入口バス停にタクシーを呼び、毎度お馴染みの瀬音の湯に向かう。駐車場を見てびっくり。こんな雨の休日だからこそなのか満車。浴場も裸でカランの順番待ちをしなくてはいけないのかと恐れたが、券売機の順番待ちを少ししただけで済み、つるつるの良いお湯でさっぱりすることができた。

笹平から浅間嶺までで3時間。雨模様の中、そば処という人参をぶら下げて意外によく歩いた一日でありました。 (by アヒル)

今回の参加者:副隊長、このちゃん、のりちゃん、アヒルちゃん、ひろちゃん、なおちゃん 夜の部のみ:凸さん
実働時間:5時間2分
累積登高差(+)
踏破距離:km
 
☆ 打ち上げはこんな店 Check!
☆ 日帰り温泉はこんな所  Check!
☆ 打ち上げ第二弾はこんな店 Check!


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始
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01 笹平から出発。
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02 標識はないが、ここが登山口。
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03 何故か、こんなところに最初の標識。
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04 植林帯の中を登る。
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05 モミの大木。
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06 結構、したたかな登り。
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07 濡れた落葉も悪くない。
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08 小休止は少し明るい処で。
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09 最初の名前があるピークは内蔵ノ助山。
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10 北側が雑木林。
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11 払沢ノ峰到着。
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12 辺りは雨に煙っている。
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13 松生山到着。
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14 味のある標識。
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15 この辺りは平ら。
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16 ハウチワカエデは黄色い。
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17 これも手作り標識。
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18 ここもだ。
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19 間もなく浅間嶺の展望台。
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20 折角だが視界悪い。
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21 正確には、ここは浅間嶺ではない。
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22 ちょっと視界が開けてきたか。
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23 東屋でコーヒーを沸かす。
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24 屋根があるのは有り難い。
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25 湯久保尾根が見えてきた。
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26 ここが、そば処みちこ。
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27 峠の茶屋付近からの眺め。
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28 錦を纏った山肌。
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29 まだ紅葉が楽しめる。
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30 雨模様もまた一興。
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31 これがヤツバ(ヤマゼリ)でないですか?
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32 時坂の集落。
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33 ここも良い感じに色付いている。
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34 払沢ノ滝へ行く途中に郵便局。
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35 忠助さんがどうしたのか。
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36 払沢ノ滝。
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37 このちゃん、ころげないでね。
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38 こんな能書き。
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39 バス停でタクシーを待つ。
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40 瀬音の湯で温まった。
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41 締めはこちら。凸さんにもおいでいただいた。

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