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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第414 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2015年12月5日(

行き先【中央線沿線/日尻山北尾根〜黒駒釈迦ヶ岳(1641m)

コースタイム:

JR立川駅[6:43](甲府行)〜JR石和温泉駅[8:31/8:38](富士山駅行バス)〜十郎橋BS[8:59/9:05]〜林道歩き〜登山道に入る[9:25]26号鉄塔[9:39]78号鉄塔[9:51]1P[10:02/10:05]〜2P[11:20/11:23]〜日尻山[11:47]〜3P[12:30/昼食/12:35]〜府駒山[12:38]〜釈迦ヶ岳[13:05/13:20]〜釈迦ヶ岳第三登山道[14:20/14:30]〜タクシー〜石和温泉(銭湯)[15:04/16:30]〜石和温泉駅[17:00]〜立川駅[19:02]

トレイルマップ
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高度記録
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副隊長も、日尻山北尾根は初めてとの事で、予習をしてきた和尚の活躍を期待された山行であった。日尻山北尾根は、1000m付近から露出した岩場を登る事になり、また頂が槍のように特徴的な山容の黒駒釈迦ヶ岳にしても、山頂直下の岩場は北アルプスの山々を思わせる。天候に恵まれ、大きな富士山を始め、360度の眺望に感動する事ができた。

さて、スパーあずさ1号で新宿から石和温泉へ向かう。塩山あたりから、あれが黒駒釈迦ヶ岳だと判る。メンバーより10分ほど早く石和温泉に到着。駅前ロータリーでバス停を確認。路線バスは甲府から御坂界隈を通り、河口湖へ抜けて行く(時間によっては富士山五合目まで行く)。バスは空いていて、登山客は僕ら4人だけ。 

十郎橋バス停から民家の横を通り、陸橋にてバイパスを超え、農地、桃園に入っていく。鉄塔を頼りに、北尾根へ取りつく方角を探る。鹿ネットの途中に扉を発見、扉を開けて入山。 日尻山北尾根の先端から、鉄塔、東電巡視路を頼りに登っていく。霜柱の上に、早朝通ったと思われる鹿の足跡を発見、更に鹿ネットに捕まった、鹿の角付き頭蓋骨を発見。

日尻山北尾根は登るほどに地形と植生が変化していく。樹林帯→岩場→土。桃園→赤松→岩団扇→ブナの巨木と続く。今日は好天に恵まれ、冬枯れで展望が良く、登るほどに遠くの山並みと甲府盆地が広がっていく。 

79号鉄塔から、幅1mほどの尾根道に入る。標高1000m辺りから大きな塊の岩が続く。慎重に手足のつかまる位置を確認しながら登る。・・・ロープの備えは無いので、要注意。 冬眠中の岩団扇か・・・紫色の葉っぱの群生。・・・さらに岩場が続く。

その後、ブナの巨木あり、枯葉と霜が緩んだような足元で歩きにくい。

日尻山(1,474m) 11:47(計画より約20分遅れ・・・眺望をたっぷり楽しんだせいか。その後登山道に入り、ペースを上げ、釈迦ヶ岳で時間を取り戻す事になる。)

日尻山山頂から、三角点を過ぎ、もうひと登り(30分ほど)して、林道(アスファルトの道)に立つ。200mほど歩き、何か獣道のように見える所から、再び登山道に入る。5分ほど歩くと、人の声が聞こえてくる。府駒山から黒岳に続く縦走路と合流。バリエーションはここで終了。 この後、黒駒釈迦ヶ岳まで、3グループ(10人ほど)と挨拶を交わした。

途中、手短におにぎりを食べ、始めのピーク、府駒山(1,562.4m)を越え、やはり岩場の急斜面を登り(ロープ有)、K駒釈迦ヶ岳(1,641m)に到着(1305)。お地蔵さんに挨拶をして、360度の眺望を楽しんだ。 山頂にご一緒した家族グループの女の子は、『やばい、最高〜』と歓喜。

・・・(南から)大きな富士山、裾野の端に愛鷹山、東に御坂山系、黒岳、向こうに三ッ峠山、本社ヶ丸。北に奥秩父の山々、大菩薩陵全貌、それから茅ヶ岳、金ヶ岳、その向こうに 八ヶ岳。遠くに北アルプスが・・・見えない(降雪?)。西に甲斐駒ヶ岳に始まり 雪を頂いた南アルプスの山々が連なる・・・アルプスの名の通りの迫力!そして、南に戻り、そこに十二ヶ岳、・・・( 副隊長が「あれはxxx」「あそこがxxx」と名前を上げてくれるが、残念ながら和尚だけが追つけない。)名残り惜しいが、下りなければ家に帰れない。予定の時間に下山開始(1330)。

檜峰神社方面に下りる。岩場を急降下的に下りが続く(頭上と足元に要注意、落石厳禁。)。樹林帯に入る。(この道は昭文社地図には示されていないようだが、)落ち葉で踏み跡が見えないが、虎ロープがあり、林道まで導いてくれる。

『第三登山道』入口(檜峰神社手前、橋のあたり)の標識あり、車道に出る(1450)。脇の駐車場には、1台(3人グループが休憩中)帰宅の準備中。僕らはと言うと、食堂付銭湯『石和温泉』とビールを楽しみに、まだか、まだか、とタクシーを待っている。(by和尚)

<最近知った名言>
『 遠くの百名山より近くのバリエーション。それぞれの山には、それぞれの面白さがある。』

今回の参加者:副隊長、和尚、ひろちゃん、なおちゃん
実働時間:4時間49分
累積登高差(+):1561m
踏破距離:8.6km
 

☆ 銭湯はこんな所  Check!
☆ 打ち上げはこんな店 Check!


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始
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01 塩山駅で、和尚が乗ったスーパーあずさに抜かれる。
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02 十郎橋BS付近から、茅ヶ岳が見えた。
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03 バイパスに架かる新十郎橋をバックに。
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04 尾根の取り付きまで林道(農道?)を辿る。
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05 甲府盆地と奥秩父連山。
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06 金峰山にはちょっとガスが懸かっている。
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07 扉を開けて、猪鹿の領域へ。
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08 最初から急こう配。
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09 26号鉄塔に到着。
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10 日影はじんじん冷えてくる。
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11 次は78号鉄塔。
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12 78号鉄塔からの眺め。甲武信岳も見えてきた。
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13 これが甲武信岳。
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14 ひ~、鹿の頭蓋骨がネットに絡んでいた。
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15 相変わらず、日差しが得られないとけっこう寒い。
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16 踏み跡はしっかりしている。
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17 ここで1回目の休憩。岩場はこの先。
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18 岩が現れてきた。
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19 こう配は益々きつくなる。
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20 再び絶景ポイント。
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21 北岳も見えてきた。
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22 だいぶ登ってきたが、まだ日尻山は遠い。
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23 岩場の上は良い眺め。
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24 左のピークは京戸山あたり。右は大洞山か。
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25 何度目かの岩場の上。
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26 思わず振り返る。
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27 ここは慎重にクライムダウン。
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28 ここをよじ登る。
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29 次から次へと岩が現れ、退屈しない。
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30 イワウチワの群落。
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31 木々に覆われているので高度感はない。
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32 飛龍山まで見えてきた。
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33 パノラマ写真、失敗。
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34 2回目の休憩ポイントからの眺め。
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35 中央が国師ヶ岳。
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36 あの辺りが山頂かと思うと、そうでもない。
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37 ようやく日尻山山頂。
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38 初めて釈迦ヶ岳が見えた。
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39 ここが日尻山の南にある三角点。
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40 日尻山を振り返る。
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41 林道にぶつかる。
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42 ここは簡単に下りられる。
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43 林道を少々南下。
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44 途中、荒川岳と赤石岳が見えた。
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45 こちらは白根三山。
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46 ここから府駒山を目指す。
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47 小金沢連嶺が滝子山から大菩薩嶺まで見える。
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48 急斜面を直登。
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49 一般道に出た。
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50 ここが府駒山。
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51 残るは釈迦ヶ岳のみ。
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52 もうひとがんばり。
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53 釈迦ヶ岳山頂から、中央が本社ヶ丸、左が滝子山、右が三ツ峠山。
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54 中藤山越しに見る富士山。左端にちょこっと愛鷹山。
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55 地蔵の衣装が変わったような・・・。
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56 南アルプスは全部見えているようだ。
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57 今日の全ての眺めが、この山頂に集約されている。
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58 お疲れさんです。
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59 富士山と地蔵。
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60 地蔵に賽銭する和尚。背後は黒岳。
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61 これが愛鷹山。
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62 こちらは塩見岳。
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63 証拠写真。
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64 荒川岳、赤石岳、聖岳。
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65 大菩薩嶺から滝子山まで。
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66 奥秩父山塊。
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67 白根三山。右端の白い山は仙丈ケ岳か。
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68 甲府盆地はいいところにある。
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69 いつまでも眺めていたいが・・・
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70 後ろ髪を引かれつつ下山。
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71 この道は最短だが、やや荒れ気味。
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72 車道に出た。
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73 ここが登山口。
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74 ここは食堂付き銭湯だった。
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75 風呂上がりはこれに限る。
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76 街中から甲斐駒ヶ岳。
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77 石和温泉駅から、間ノ岳。
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78 同じく駅前から・・・
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79 ちょこっとだけ、富士山。
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80 これから立川行に乗車。
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81 立川南口。さて何処へ。
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82 フレンド書房と云う名の串焼きの店に入った。

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