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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第416回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2015年12月26日(

行き先【秩父/武甲山〜小持山〜大持山

コースタイム:

西武池袋駅[7:05](長瀞・三峰口行)〜横瀬駅[8:43/8:50]〜タクシー〜一の鳥居[9:01/9:05]〜1P[9:50/9:55]〜大杉広場[10:10]〜2P[10:37/10:45]〜武甲山[10:55/11:00]〜シラジクボ[11:25]〜小持山[12:07/昼食/12:30]〜大持山[13:04/13:11]〜妻坂峠[13:58]〜一の鳥居[14:22/14:30]〜タクシー〜武甲温泉[14:40/16:15]〜タクシー〜横瀬駅[16:31]〜小手指駅[17:38/17:44]〜西所沢駅[17:46]〜久呂無木[17:55]

トレイルマップ
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今日は「いぃDay!山岳会」の忘年山行である。参加者9名は小晴日和の清々しい一日を楽しんだ。まず一の鳥居から武甲山〜小持山〜大持山を周回し、奥秩父、西上州の山々を展望した後、武甲温泉で汗を流し、横瀬から西所沢へ移動。「久呂無木」でおいしい蕎麦を頂きながら、今年の思い出の山行について語らい、一年を締め括った。時間を忘れる一時であった。

さて、今日は西武池袋駅から705長瀞・三峰口行快速に乗り、横瀬に向かう。正丸峠のトンネルを抜けると大きく武甲山が見えてきた。横瀬駅(845)よりタクシーで一の鳥居へ(650/人)。すでに駐車場には30台ほどのマイカーが止まっている(900)。 

一の鳥居(518m標高)からコンクリートの登山道を登り始める(905)。気温は低いが、日がさして風が無く、心地よい。道は整っていて、2丁目、3丁目・・・と刻まれた石柱を追っているせいか、まずまずのペース、この道は御嶽神社に続く表参道である。生川の渓流沿いに岩魚の養殖場(釣り堀)有り。14丁目から土の登山道になる。18丁目、不動の滝。静かな杉の植林帯の中を登って行く。早速、朝の早い下山者とすれ違う。(『秩父山保存会、ボランティア』?? の腕章をつけていた。秩父の山々を巡視しているのだろうか。)九十九折の道を登り、32丁目、大杉広場(1000)に到着(1010)。大きな杉も残っている。

さらに高度を上げていく。誰かが打つ鐘の音が聞こえてきた、もうすぐ頂上のようだ。51丁目、御嶽神社、来年の安全を祈願し (1055)52丁目、武甲山(1304)山頂展望台に到着。北側直下にセメント工場、さらに秩父の町が見渡せ、少し霞んではいるが、西上州の山々、その向こうに雪の谷川山系が見える。展望台は広くないので、続く登山者に展望台を譲って神社に戻る。広い境内には立派なトイレ有(冬期使用禁止)、ベンチあり、それぞれに寛いでいる。昼食にはちょっと早いので、僕らは小持山に向け出発(1110)。北西、浦山口からも登山者が登ってくる。

山頂からシラジクボ(1088)まで、約200m急な尾根を下る(15分ほど)。続いて東側に杉の植林帯、西側にカラマツ、コナラ、ミズナラの自然林の間の広めの尾根を歩き、岩場を登って、3つ目のピークが小持山(1273)山頂である(1205)。山頂付近にはアカヤシオが芽を付けて冬眠中。山頂でゆっくり昼食を取り、大持山に向けて出発(1230)。小持山から大持山まで岩場の下り・登り、ロープ場、お尻が通らないくらいのV字の岩などがあり、この周回コースに変化を与えている。大持山の手前には「雨乞岩」なる迫り出した岩がある。下を見るにはビビってしまうが、展望良く北西側に両神山が良く見える。両神山をバックに記念撮影。

大持山(1294)到着(1305)。ここからは大持山の東肩、妻坂峠を通って一の鳥居まで約800mを下りる事になる。土の急斜面もあり、滑らないように注意。鳥首峠へ向かう分岐点「大持山の東肩」では、奥武蔵から奥多摩方面へ広く見晴らしがよい。僕らは正面に武川岳、伊豆ヶ岳を見ながら東の尾根を更に下って、妻坂峠(839)に到着(1400)。峠でタクシーを予約しておいて、一の鳥居へ整った山道を下り、沢沿いを歩いて、2ヶ所、林道を横断すると、間もなく一の鳥居である(1430)。スパッツを外してタクシーに乗り込み、武甲温泉へ向う。露天風呂に浸かって汗を流し(800)、ビールで乾杯。ここでは控えめにしておく、久呂無木」のご主人が各地の地酒と蕎麦を用意して待っているので。 (by和尚)

今年の振り返りと来年の予定≫
恒例の「久呂無木」での忘年会、5月の仙元峠の帰り以来である。食と地酒と、店員さんが変わった事は「山を下りたら…」にお願いするとして・・・。

各メンバーが今年の振り返りの報告をし、来年の予定を話し合った。途中、参加できなかったメンバーからのメール連絡もあり、大盛況であった。
思い出に残る山行: 霞沢岳(眺望、そして副隊長代理を務めあげた充実感)、奥日光〜根名草山、笠取山(テント泊)、稲子岳(テント泊)、後立山縦走(夏合宿)、龍王岳、三国山・・・それぞれの思いが熱く伝わってくる。

山行日数トップ3: 63(副隊長)5655(なおちゃん、ひろちゃん)。・・・ ちなみに、和尚は13日(なお、報告書10件はトップ3に入るものと思われる)。

突然の封印宣言 と 来年の目玉: 剱岳を除く北アルプス、古の峠道(十文字峠)を封印するとの副隊長からの突然の発表に・・・会場は一時騒然となるも、一応諒承。一方、鎌倉アルプス(梅見)、三斗小屋〜大黒屋(那須リベンジ、南月山は封印)、尾瀬から〜日光沢温泉、八ヶ岳、両神山(既に上半期分計画に入っている)、トンネルを歩いて抜けて雪の上高地など、わくわくする計画が発表された。


今回の参加者:副隊長、ウッディーさん、和尚、このちゃん、アヒルちゃん、ひろちゃん、のりちゃん、のんちゃん、なおちゃん
実働時間:4時間27分
累積登高差(+):1284m
踏破距離:10.4km
 

☆ 日帰り温泉はこんな所  
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〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始
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01 この案内図の登山道を反時計回りに歩きます。
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02 今日のメンバー。久しぶりに男子3人。
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03 この橋を渡る道は、シラジクボへ行く。
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04 ここから山道。
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05 しばらくは植林帯。
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06 不動滝の水場。
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07 まだ二十丁目。山頂は五十三丁目だそうだ。
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08 道はとても歩きやすい。さすが参道。
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09 ちょっとひと休み。
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10 大杉、到着。あと60分とある。
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11 立派な杉。
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12 辺りの杉とは風格が違う。
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13 岩がゴロゴロしてきた。
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14 植林の向こうが白っぽいのは石灰岩のせい。
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15 こう配はあるが、九十九折りなので楽チン。
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16 日溜りで。
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17 御嶽神社に到着。
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18 この神社もかつては山頂にあった。
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19 山頂。眼下は採石場。
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20 秩父盆地。遠くは上州の山々。
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21 谷川連峰。
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22 北にはやや雪雲があるがまずまずの天気。
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23 こちらは浅間山。
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24 揃って記念撮影。
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25 左端に両神山。
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26 立ち去り難い眺めだが、そろそろ出ましょうか。
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27 小持山と大持山が重なって見える。
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28 振り返ると武甲山。
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29 常に気になる両神山。
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30 シラジクボ。ここから登り返す。
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31 武甲山は右半分(東半分)が植林。
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32 武甲山をバックに。
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33 小持山の登り。
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34 なかなか強かな登り。
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35 山頂直下のアカヤシオ。蕾が期待を膨らませる。
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36 小持山到着。
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37 ここで昼食。カップラーメン、美味し。
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38 秩父側から見る武甲山とは全く異なる風貌。
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39 小持山の下りはちょっと慎重に。
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40 小持山と大持山をつなぐ尾根はこんな感じ。
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41 ときどき武甲山。
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42 見通しが良い処にでた。両神山も見える。
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43 そこで集合写真。
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44 両神山、クローズアップ。
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45 左端は甲武信岳あたり。
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46 もうすぐ大持山。
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47 大持山、到着。
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48 ニ子山が見えている。
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49 こちらは関東平野。
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50 ここも植林と自然林の境を進む。
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51 ここが分岐。右へ行くと鳥首峠。我々は左。
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52 筑波山は良く見えない。
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53 関八州見晴台や顔振峠も見えている(はず)。
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54 左手の尖ったピークが小持山。右は武甲山。
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55 明るい尾根をゆるゆると。
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56 妻坂峠までの尾根は気持ちが良い。
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57 妻坂峠はもうすぐ。正面は武川岳。
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58 妻坂峠は少々寒い。
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59 ここから一の鳥居までは30分。
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60 武甲山も角度が変わると違った風貌。
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61 一の鳥居に戻ってきた。
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62 今日はここで温まった。
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63 最終目的地の「久呂無木」に到着。
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64 獺祭スパークリングで乾杯。

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