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「いぃDay!」山岳会日本支部   


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第421 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2016年2月6日(

行き先【奥多摩/倉掛山(1078m)〜数馬の湯

コースタイム:

JR立川駅[6:58]JR武蔵五日市駅[7:34/7:39](藤倉行バス)〜藤倉BS[8:27/8:36]〜林道[9:04]〜登山道[9:05]〜再び林道[9:32]〜休憩[9:34/9:39]〜分岐[9:46]〜風張峠[9:56]〜林道[10:04]〜アイゼン着ける[10:23/10:30]〜倉掛山山頂[10:47/昼食/11:07]〜奥多摩周遊道路[11:38]〜アイゼンはずす[11:50]〜浅間尾根登山道口・アイゼン着ける[12:04]〜御林山[12:20]〜アイゼンはずす[12:54]〜仲の平バスBS[13:11]〜数馬の湯[13:14/14:53]〜五日市BS[15:45]〜音羽を出る[17:13]〜武蔵五日市駅[17:21]

トレイルマップ
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高度記録
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/18日の首都圏の交通をマヒさせた大雪から約3週間がたつ。最初の土曜日は雪の状態を確かめに高尾山へ。先週はサイマル山をキャンセルして花咲山となった。さて、今日は予定通り。雪の量も減っていることだろう。

武蔵五日市より藤倉行きバスに乗り込む。ほぼ満席だが生活手段として利用されている方たちが少しずつ下車していくと車内はすいてきた。終点まであと10分ほどだなと思ったとき、小岩BSで登山グループ7、8人が降りて行った。まさかヒョンなことでもう一度出会うとは、その時想像すらしなかった。

終点の藤倉では我々と単独行氏2名が残った。(今後の参考に→藤倉BSのトイレは冬期は使用できません。)倉掛山はハイキングコースとしての案内がある。川沿いに進むと、民家の畑の間を抜けて道が続いて行く。すぐに二股に分岐、右の道を進むと林道にぶつかりまた分岐。真ん中の急登をしばらく進む。思っていたよりずっと傾斜がきつい道である。

再び林道にぶつかり進むと片方は行き止まり。右の道を行く。(行き止まりの民家に放し飼いの犬がいた。こちらをじっとみていたが近づいたらオオカミの様な遠吠えで吠えられた。)

どこかで尾根に取り付かなければならない。適当なところを上がり進むとまた林道に出た。かなり凍った雪が張り付いているのでアイゼンをつける。あともう少し。枯れ枝をかき分けながら登ると倉掛山の標識が見えた。山頂に到着した。まだ11:00前だが早めのお昼。眺めはまあまあで向こうに御林山が見える。薄日がさしてきて思ったほど天気は悪くない。

倉掛山を下りると奥多摩周遊道路に出た。道はきれいに除雪してあるが、山の斜面で工事を行っており一部片側通行になっている。車を誘導する方が凍てつく寒い雪の上に佇んでいるがどうみても暇そうである。聞くと1日30台程の交通量だそうだ。お疲れさまです。舗装道路をアイゼンで歩くのはきつい。ここで外す。

浅間尾根駐車場の先に数馬に続く登山道の入り口があり、再びここでアイゼンをつける。副隊長、スノーチェーンの着脱はかなりコツがつかめてきたそうで、さっと支度を済ませている。登山道の雪はかなり残っている。先行氏の足跡は歩幅も足の大きさも小さくて女性ではないかと憶測。

杉林の中をなだらかな道が続いていると、御林山への矢印。この先に大きなピークは見えないからたぶん頂上はすぐそこだろう。2分ほどで到着。偶然だろうが、倉掛山と御林山の高度は1078mで同じ。

あとはぐんぐんと下りるだけ。途中でアイゼンを外して足も軽く、あっという間に仲の平BSに到着する。数馬の湯は目と鼻の先である。今日は林道歩きが多かったが風張林道は通行止めでまったく除雪してないのでまだまだ雪はたっぷりある。点々と付いている足跡、うさぎ、てん?キジ?だろうか、ワクワクしながら歩くことができた。3週続けての雪遊びを堪能した。

次のバスまで1時間半以上あり。のんびりと湯に浸かりビールで乾杯。さてそろそろとバス停へ。時間通りのバスに乗り込む。檜原街道は笹平で大きく左にカーブする、あ、ここは松生山(そば処みちこ)の時に降りたところだと思った瞬間、男の人が土塁の上で大きく手を振っている。バスはカーブの途中で停車(BSではありません)。乗り込んできた男性は「まだ何人がいるんです、待ってもらえませんか」と。OKを貰うと男性は後続の人に、「早く、早く!」と声を掛けている。2、3分停まっていただろうか?どやどやと男女入り混じった登山者がバスに乗り込んで来た。なんと、今朝同じバスで先に小岩BSで下車したグループであった。女性の一人は乗っていた乗客へ「お待たせしてすいません。」と謝っている。やっと発車。しばらくはバスを止めた男性の機転をほめたり「2時間近く待つところだったわ。良かった」などとお礼を言ったり、汗をふいたり上着を着たりチョコレートを仲間に配ったりしてた。やがて落ち着いた頃(たぶん10分以上は経っているだろう)、例の女性が「○○さん、いる?」と言い出して騒ぎになった。揺れるバスの中をウロウロして運転手さんに注意される始末。「先に行っていると思ってた。△△さんと一緒だったと思ったの。」と繰り返し言っている。どうやら一人置いてけぼりになったようだ。不思議なことにグループは7人いるのに騒いでいるのは4人ほど。一大事でしょうと思ったがどういう感覚なんだろうか。結局バスを停めた男性がメールを送り、置いてけぼり氏の無事を確認したようだ。年齢は我々より10歳程上だろうか。

松生山に行ったそうだがずいぶん時間がかかっているようで、踏み跡がなくてラッセルになったのではないかと考えられる。それにしても朝同じバスに乗り、こちらはゆっくりお風呂とビールを楽しむ時間がたっぷりあったのに山から駆け込んできた方々と同乗することになるとは・・。副隊長曰く「いぃDay!山岳会も10年後にこんなことにならない保証はない。他山の石にしなくては。」と。本当にそのとおりです。(byひろ)

今回の参加者:副隊長、このちゃん、ひろちゃん
実働時間:3時間53分
累積登高差(+)
踏破距離:

☆ 日帰り温泉はこんな所  Check!
☆ 打ち上げはこんな店 Check!
☆ 打ち上げ第二弾はこんな店
 
Check!


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始
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01 藤倉BSから、ここを目指すのである。
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02 折り返しのバスは、乗客ゼロ。
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03 落合橋を渡って、ここを登る。
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04 落合橋を振り返る。
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05 オオイヌノフグリはもうすぐ開花。
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06 すぐに暑くなってくる。
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07 中組の集落を見下ろす。
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08 もうすぐ倉掛の集落。
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09 きのこセンターがあった。
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10 浅間尾根の北斜面は雪が付いている。
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11 ここは右なのだろうが・・・
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12 ちょっと犬を取材。
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13 数馬の湯はあの向うか。
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14 ちょっと尾根に忠実に歩いてみたけど・・・
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15 林道があるので、こっちの方が歩きやすい。
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16 とは云え、尾根に上がるのは習性・・・。
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17 雪たっぷりの林道で。
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18 アイゼンのベルトを締めていたら・・・
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19 何故か、自然にこけました。
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20 山頂へは、この辺りから行ってみようか。
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21 放置自動車あり。ここも道のようだ。
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22 山頂へ適当に進む。
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23 もの凄い棘。これはタラノキ?
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24 山頂到着。
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25 南側は開けている。
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26 早めのランチ。
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27 林道はまだ先へ延びている。
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28 眺めが良いところへ出た。
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29 北向きの斜面だけ、白い。
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30 キジの足跡か?
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31 ヒトの足跡。
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32 ウサギの足跡。
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33 これも雨氷か。
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34 奥多摩周遊道路に出た。
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35 こんな時期に法面工事とは大変だ。
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36 奥多摩周遊道路は閉鎖されていなかった。
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37 周りは雪がたっぷり。
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38 ここからまた、山道。
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39 再びアイゼンを付ける。
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40 トレースはちゃんとある。
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41 手入れが良い植林。
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42 御林山に寄ってみた。
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43 これも手作り標識。
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44 さっきの倉掛山と同じ標高。
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45 植林の中は雪が深い。
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46 適度に雪が固いので歩き易い。
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47 御前山。その左手前がさっきの倉掛山。
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48 ここで浅間尾根から離れる。
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49 あっという間に仲ノ平。
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50 バス停前に酒屋発見。でも閉まっている。
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51 数馬の湯到着。
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52 温泉センターBSから乗ったときはこんな具合。
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53 これは取材済み?
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54 五日市のここに寄った。
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55 この店も気になる。
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56 以前、お世話になった「まるま」。
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57 ここで締め括りました。

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