Welcome to our Web Site !

「いぃDay!」山岳会日本支部   


第423 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2016年2月20日(

行き先【奥多摩/中指山(1314.6m)

コースタイム:

JR新宿駅[6:46](ホリデー快速おくたま1号)〜JR立川駅[7:15]JR奥多摩駅[8:21/8:25]〜タクシー(7620円)〜小菅村川久保BS[8:58/9:05]〜1P[9:58/10:05]〜中指山[11:25/11:30]〜標高1350m[12:18]〜2P[12:33/12:36]〜追分[12:40]〜アイゼン外す[13:00/13:05]〜藤タワ[13:28]〜のめこい湯[14:15/15:47]〜バス(1009円)〜奥多摩駅[16:40/18:05]〜青梅駅[18:45/18:46]〜新宿駅[19:54]

トレイルマップ
クリックすると地図が拡大します

高度記録
高度記録拡大は画像をクリック 

 今日の天気は、朝からどんより曇り空。いつ雨が降り出してもおかしくない。予報では昼前から雨が降り出し、夕方には大荒れとのこと。こんな日に山に登るとは、よほどの物好きにちがいないが、乗り込んだ「ホリデー快速奥多摩行き」の車両には、同じような登山客が他にも数名乗っていた。しかし、奥多摩駅に降りると、さすがに登山客は少なく、閑散としていた。こんなに人気の少ない奥多摩駅は初めてだ。

 2台のタクシーに分乗し、いざ小菅村方面へ。乗車したタクシーの運転手さんは警察官を定年退職後、タクシーの運転手に転身したとのこと。いざ退職して時間がありすぎると、仕事をしたくなるのだろうか・・・?40分後、小菅の登山口に到着。支度をしていると「どこから来たの?」と近所の人が声を掛けてきた。「こんな天気の悪い日に、しかもこんな所からどこに登るのか?」と言わんばかりに・・・。

 登山開始。「なにもこんな人の少ない日にわざわざこんな山に来なくてもよかったのに・・・。」と呟く副隊長。「確かに・・・。」と皆大笑い。いきなりの急登で、アキレス腱が伸びっぱなしになる。右側にシカよけの柵が続いており、つかまりながら登っていたが、途中「さわらないこと」という表示。電気線が通っていることが分かってヒヤリとした。柵は上の林道まで続いており、あわや無念のリタイアか?と思ったら、幸い出口を見つけ、無事通過。道路の反対側の階段を上がり、比較的なだらかなヒノキとアカマツの森林を順調に登っていく。途中、シカの集団が前方を横切っていく。コゲラが盛んに樹木をつついている姿も見ることができた。

 次第に寒くなり、雪が舞い始めた。瞬く間に積もってきたので、アイゼンを付ける。5人中3人はチェーンスパイクで、あっという間に装着完了。暫く登っていくと、風が出てきた。登り始めてから2時間半弱で山頂と思われる地点を通過。寒くてじっとしていられないため、腰を落ち着けて昼食というわけにもいかず、軽く食べ物を口に入れ、すぐに下山を開始した。「追分」の分岐点までは、多少のアップダウンがあるものの、比較的なだらかな尾根道を行く。途中、樹木にクマの爪痕を発見。雪が雨に変わる。

 「追分」からは、更に緩やかな斜面を下りていく。雪の上をシカの集団が通ったと思われる足跡がある。北側の斜面には雪が残っているが、南の斜面は雪がなく、石にアイゼンが引っかかるようになる。しかし、チェーンスパイク組は抵抗がないらしく、軽快な足取りである。仕方なく、一足早くアイゼンを外す。

「越タワ」の分岐からコンクリートの林道に出る。林道はそこかしこ落石や土砂で道がふさがっており、今日のような雨天時に通るのは怖い。途中、雪の上にウサギやキジかと思われる足跡を発見。一方、副隊長の足取りがいつにも増して速くなっていく。ビールモード全開?雪の上であろうと構わずどんどん走っていく。予定通り「藤タワ」から45分で、「のめこい湯」に到着した。

「のめこい湯」で冷えた体を温め、まったりした後、バスに揺られ、奥多摩駅へ。バスには我々意外一人の乗客しかいない。この日は当初予定していた奥多摩駅そばのビアカフェが運悪く貸し切りだったため、小料理屋「しんちゃん」で打ち上げとなった。なぜか、隣に座った地元の常連のお兄さんと大いに盛り上がったのだった。 (by のり)

今回の参加者:副隊長、このちゃん、のりちゃん、のんちゃん、ひろちゃん、なおちゃん
実働時間:4時間45分
累積登高差(+):1116m
踏破距離:11.9km

☆ 日帰り温泉はこんな所  Check!
☆ 打ち上げはこんな店 Check!
☆ 打ち上げ第二弾はこんな店 Check!


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始
img0000.jpg
01 今日のホリデー快速おくたま1号の乗車率は最低。
img0001.jpg
02 階段を降りるのも、ほぼ我々だけ。
img0002.jpg
03 小菅村の川久保BSでタクシー下車。
img0003.jpg
04 他人の車の上から。
img0004.jpg
05 尾根をまっすぐ登る。
img0005.jpg
06 登り口はこんなところ。
img0006.jpg
07 鹿除けフェンスに沿って登る。
img0007.jpg
08 アキレス腱が悲鳴を上げる。
img0008.jpg
09 暑くなってきた。
img0009.jpg
10 フェンスの扉を発見。
img0010.jpg
11 これが無かったら、ここで敗退する恐れがあった。
img0011.jpg
12 扉はしっかり閉じましょう。
img0012.jpg
13 法面に沿って階段あり。
img0013.jpg
14 かなり古い階段。
img0014.jpg
15 あれは大マテイ山か。
img0015.jpg
16 標高950m付近、やや緩やかになる。
img0016.jpg
17 小休止。
img0017.jpg
18 小金沢連嶺がかすかに見える。
img0018.jpg
19 踏み跡が不確かなので、登りは直線的。
img0019.jpg
20 雲取山が見えた。
img0020.jpg
21 1034m点を過ぎると、こんな感じ。
img0021.jpg
22 ちょっと落葉樹林。
img0022.jpg
23 とうとう降ってきた。
img0023.jpg
24 よく見ると雨でなく雪。
img0024.jpg
25 中指山直下。
img0025.jpg
26 標識は見たらないが、一応、証拠写真。
img0026.jpg
27 ここが最高点(1350m圏)。このちゃんは・・・?
img0027.jpg
28 この辺りが一番冷えた。
img0028.jpg
29 たちまち雪が積もってきた。
img0029.jpg
30 右斜面の雪は、以前のもの。
img0030.jpg
31 辺りはすっかりガスの中。
img0031.jpg
32 北斜面には雪が豊富。
img0032.jpg
33 おっと、クマちゃんがなわばりを主張?
img0033.jpg
34 今日最後のピーク。もう後は下るだけ。
img0034.jpg
35 モノレールの終着駅?
img0035.jpg
36 追分。小菅村と丹波山村の標識がある。
img0036.jpg
37 我々は丹波を目指す。
img0037.jpg
38 踏み跡はある。
img0038.jpg
39 オンザロックに良さそうなツララ。
img0039.jpg
40 巨大な枝がもげていた。
img0040.jpg
41 もげた幹には巨大な穴。
img0041.jpg
42 越ダワを抜ければ丹波。
img0042.jpg
43 熊倉尾根にガスが纏わりついている。
img0043.jpg
44 青梅街道からのめこい湯へ。
img0044.jpg
45 湯気が上がっている。
img0045.jpg
46 のめこい湯に到着。
img0046.jpg
47 風呂上がりはコレ。
img0047.jpg
48 鹿肉味噌漬け焼きを喰った。
img0048.jpg
49 客は我々だけ。
img0049.jpg
50 まったりできた。
img0050.jpg
51 丹波発のバスもこんな乗車率。
img0051.jpg
52 西東京バスの売り上げに多大な貢献をした。
img0052.jpg
53 「しんちゃん」は初めて。
img0053.jpg
54 こんなに誰もいない奥多摩駅のホームも珍しい。
img0054.jpg
55 JR青梅線の売り上げにも貢献した。
img0055.jpg
56 新宿のこの店で打ち上げた。

 このちゃんTrailMaps INDEXへ