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「いぃDay!」山岳会日本支部   


429 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2016年4月2日(

行き先【中央線沿線/芦川北稜/春日沢ノ頭(1235m)〜滝戸山(1220m)

コースタイム:

JR高尾駅[7:06](甲府行)〜JR石和温泉駅[8:31/8:38]〜タクシー(5230円)〜鳥坂トンネル[9:05/9:15]〜鳥坂峠[9:30]〜春日沢ノ頭[10:10/10:15]〜春日山[10:32]〜林道を横切る(黒坂峠)[10:40]〜名所山[11:05/11:12]〜分岐[11:25]〜鴬宿峠[11:45/昼食/12:08]〜林道に出る[12:09]〜再び登山道[12:13]〜滝戸山[12:50/12:56]〜貉山〜金刀比羅神社[13:55]〜タクシー[14:10]4600円)〜石和温泉[14:35]〜モンデ酒造〜石和温泉[14:55/16:30]〜石和温泉駅[16:54](ホリデー快速ビューやまなし号)〜立川駅[18:25]

トレイルマップ
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高度記録
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今回は、笛吹市からその山麓界隈で春の花々を楽しみ、芦川北陵を歩く山行である。山を下りた後は、再び「石和温泉」で寛いだ。『天気予報は曇りでしたが昼過ぎからは青空が広がり、最後はワイルドな山歩きとなりました。桃の濃いピンク、桜の薄ピンク、スモモの白が入り混じり春爛漫の風景でした?』(メンバーの速報メールが感動を的確に伝えています)。

山歩きでは、鳥坂峠から西へ滝戸山まで約1000m〜1230mの間を、3つの峠を登り返す、Up-Downするコースである。滝戸山からは北へ方向を変え、藤垈村金刀比羅神社に向かうのだが、名所山以西は、昭文社の地図の範囲外で国土地理院の地形図(25,000分の1「河口湖西部」)、磁石、高度計の3点セットを使い、位置と目標を確認しながら歩いた(「いぃDay!」は山岳部である)。稜線は赤松、ミズナラの林で、春でもあり10種類ほどの鳥のさえずりを聞くことができた。晴れていれば葉を落とした枝の間から、北に甲府盆地、茅ヶ岳、八ヶ岳、南に御坂山塊、富士山を望むことができるのだが、葉茂る夏は展望が少ないだろう。

さて、大月あたりでは雨であったが、甲府盆地は曇り、富士山や南アルプスの山頂は雲がかかっていて見えない。840、石和温泉駅(標高270m)に僕らは集合した。昨年2015125日(黒駒釈迦ヶ岳山行)以来である。予約のタクシーで、笛吹川〜果樹園〜山裾を 運転手さんの説明を聞きながら、新鳥坂トンネルへ向かう(5300円÷4人)。どこもみごとに紅・白の花が咲き、春真っ盛りである。

新鳥坂トンネルの南側の口(1000m、915)到着。その西側の脇の旧道に「春日山登山口」のゲートがある。早速アブラチャンやダンコウバイを発見(がくのある方がアブラチャン)。旧道トンネル跡を左にみて山道に入る。10分ほどで鳥坂峠(1070m)。←西方向、春日山へ向かう。(→東は、釈迦ヶ岳へ続く) 歩きやすい稜線である。赤松、ミズナラの林を進み、春日沢ノ頭(1235m)に到着、右手に甲府盆地が見える。北には遠く八ヶ岳が薄らと見える。ここから200mほど下り、名前は無いが峠らしきところから登り返し、春日山(1157m1035)。 電波塔を過ぎて、次の峠へ下る。 

黒坂峠(1100)で林道を横断し、また登り返す、整備された防火帯の道。名所山(みょうしょやま)(1236m、1108)到着、今日の最高峰である。(ここも春日山との標識。ここらあたりひっくるめて春日山なのだろうか) 地図を見ながら西北西へ。右手に林道が見えてくる。『あの大木は何だ?』・・・ ナンジャモンジャの木、なぜかこの木は1本だけである・・・牧野富太郎博士により「リョウメンヒノキ」と学名がつけられた。ここは旧鶯宿(おおしゅく)峠(991)。 11451210、昼食(やっぱり、さっぽろ一番、塩ラーメンでしょ!)。

昼食後10分ほど歩いて林道の峠に出る。少し林道を歩き、滝戸山登山口の標識に従って山道に入る。南東にピラミッド型の節刀ヶ岳が見えた。滝戸山(1220m1300)到着。ここから北へ、笛吹市と甲府市との市境尾根を下山していく。滝戸山からの大きな尾根は、西、甲府市側へ向かっているので、5分ほど下ったところから東へトラバースし、市境尾根に取り付く。なかなか道は見つけられなかったが、なんとか尾根にのった。新しい踏み跡はないが、古の山道のようで、浅くU字に窪んだ道が続く。980m 貉山(山頂表示は無い)でしょう。・・・更に北へ下って、1400金刀比羅神社裏山道入口に到着。今日はここまでとし、タクシーを呼ぶ。ここも峠を越える一般道である。

境川河岸(境村)を車窓に花を見ながら市街へ向かう。日がさしてポッカポカの陽気になった。 1430「石和温泉」到着(5200円÷4)。時間調整を兼ねて裏手のワイン工場(MONDEワイン)売店で試飲をして、石和温泉に戻る。 

一番風呂だ、湯加減はちょうど良い。電気風呂ではビリッとくるようだ。食堂では予約客の為に料理の支度をしている。予約客(8人組)は、花見をして、温泉に浸かって、「ほうとう鍋」を楽しみに、ここ3年毎年通って来ているとのこと。メニューに無い「ほうとう鍋」は彼らの指定らしい。・・・中年高年の男女が入ってきた。町内会のお仲間?ご親戚一同かな?最高の花見企画だね。この銭湯を選び、ここで打ち上げをするあたりは、副隊長並みの企画力のある方がリーダーなのだろう。僕らは桜の下をほろ酔い加減で石和温泉駅に向かい、「ホリデー快速ビューやまなし号」に乗り込み、車窓から花見の続きを楽しんだ。by和尚)


今回の参加者:副隊長、和尚、ひろちゃん、なおちゃん
実働時間:4時間
累積登高差(+)
踏破距離:

☆ 温泉の前にこんな店 
☆ 日帰り温泉はこんな所 
☆ 帰りに乗ったのはこんな電車 
☆ 打ち上げはこんな店 



〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始
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01 鳥坂トンネルにて。
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02 これは旧道。
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03 ここから山道。
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04 峠までの道はしっかりしている。
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05 鳥坂峠。誰かに齧られた道標。
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06 峠から甲府盆地を見下ろす。
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07 峠から西へ。
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08 春は何処に。
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09 春日沢ノ頭の一つ手前のピーク。
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10 落ちていた道標の破片をつないで。
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11 稲山からの道。
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12 天気はいま一つだが・・・
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13 八ヶ岳の裾野が見えている。
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14 ここは古峠。春日山へ登り返す。
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15 春日山に到着。
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16 この標高は、明らかに間違っている。
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17 手製の標識もある。
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18 自然林と植林の間を進む。
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19 ここが黒坂峠。
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20 春日山を振り返る。
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21 名所山の登りは防火帯。
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22 夏は暑そう。
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23 名所山到着。芦川ではトヤンハチと呼ぶらしい。
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24 この辺り一帯を春日山と呼ぶのだろうか。
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25 防火帯は続く。
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26 ここで防火帯は二手に分かれる。
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27 眺めが利くところに出た。
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28 あれは飯田釈迦ヶ岳のようだ。
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29 こちらが滝戸山。
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30 これが鶯宿峠のナンジャモンジャの木。
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31 牧野富太郎が、リョウメンヒノキと命名したそうだ。
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32 大きさは御覧の通り。
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33 それにしてもこの木だけ、何故?
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34 ナンジャモンジャの木を眺めながらランチ。
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35 ダンコウバイ。
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36 また甲府盆地が見えた。
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37 車道から山道へ。
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38 ゆるゆると登れば・・・
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39 山頂到着。
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40 辺りはミズナラ。
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41 あとは下るだけ。
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42 道形はあいまい。
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43 下界は明るい。
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44 これはアブラチャンか。
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45 こちらはダンコウバイ。
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46 同時に楽しめた。
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47 ここが最後のピーク。貉山。
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48 貉山の直下はこんなところ。金毘羅神社裏参道入口の目の前。
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49 モンデワインでちょっと試飲。
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50 石和温泉近くにいた黒猫。
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51 石和温泉の和尚。この富士山絵は、きっと山中湖から。
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52 銭湯だが、温泉の証し。
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53 石和八幡の桜。
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54 明日は祭りとのこと。
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55 石和温泉駅前イオンにあった花桃。
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56 背戸の山は大蔵経寺山。
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57 久しぶりに立川の馬力。

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