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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第431 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2016年4月17日(

行き先【中央線沿線/甲東不老山(839.4m)

コースタイム:

JR高尾駅[8:07](甲府行き)〜JR上野原駅[8:25/8:38](不老下行バス)〜不老下BS[9:03/9:06]〜林道歩き〜登山道に入る[9:25]〜神社[9:47]〜1P[9:57/10:00]〜不老山[10:30/10:32]〜高指山[10:55/昼食/11:05]〜和見峠[11:35]〜瀬淵山[11:55/12:05]〜神明神社[12:18]〜桑久保BS[12:35/12:38]〜タクシー(3700円)〜上野原駅前・一福食堂〜上野原駅[13:32]〜高尾駅[13:49/13:54]〜立川駅[14:11]〜梅の湯

トレイルマップ
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高度記録
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今回はイレギュラーに日曜日の山行となったので、なるべく近場で、副隊長もまだ行ったことのない甲東不老山に登ることになった。

今日は雨の予報、さすがに登山客の姿は少ない。花の季節になると、バス待ちの列ができる上野原駅でさえ閑散としている。が、いつもの、バスの案内をしてくれるおじさんは今日も健在である。行き先を聞かれたので「不老下」と告げると、手書きの地図を取り出して、不老山への道順を懇切丁寧に説明してくれる。我々は逆回りで登る予定であったが、おじさんの行き届いた説明に心を動かされた(?)副隊長が一言、「せっかくだから、この地図通りに行こう」。雨は降り出していないが、初めからレインウェア着用での出発である。

我々以外の乗客一人が早々に下車し、バスは貸し切り状態となる。終点の不老下バス停で降り、林道を歩く。早速数種類のスミレの花が我々を出迎えてくれた。20分程で登山道に入る。ついこの間まで冬枯れであった木々も芽吹き始めていて、目にも鮮やかな若葉色が山を彩っている。20分程登ると神社の祠がひっそり建つピークに着いた。彩を添えているミツバツツジとヤマツツジ越しに中央高速道が一望できる。

よく手入れされ植林帯の道を、鳥のさえずりに時々足を止めながら約1時間登ると、不老山山頂に到着。南側が開けていて、中央高速道の談合坂サービスエリアがよく見える。その上の山腹には住宅街(「コモアしおつ」)が切り開かれており、さらにその奥には高柄山が見える。山のあちこちには新緑のパッチワーク模様ができている。かろうじて曇り空をキープしているので、思ったよりは眺めが良い。

さらに30分歩くと高指山に到着。展望のないひっそりした山頂であるが、ヤマザクラの木が1本だけあり、ちょうど満開であった。ベンチを陣取り、桜を愛でながら早めの昼食をさっさと摂る。その後は杉や桧の植林帯の道を転げんばかりに早足で下る、下る。そろそろ皆の頭の中を、ビールの泡のイメージが占領し始める頃である。

下り切った所の和見峠から少し登り返すと瀬淵山山頂で、靖國之宮という神社(山頂にあるのに立派な建物)、その隣に陸軍の大きな碑「忠魂碑」が建っている。見晴らしの良い場所を選んで碑を建てたのだろうか。さらにその奥がパラグライダーの飛び出し場所になっている。何はともあれ、ここから空に向かって飛び出したら爽快なことであろう。「暑くてたまらない」とウッディーさんがレインウェアを脱ぎ出したので、「レインウェアを脱ぐと雨が降り出しますよ〜」と副隊長と二人で止めたのだが・・・。

やはりウッディーさんがレインウェアを脱いだ途端、雨がポツポツと降り出し、神明神社に着く頃には本降りとなった。次のバスは2時間後なので、桑久保バス停までタクシーを呼ぶ。バス停には運よく屋根が付いていたので、タクシーを待つ間、雨宿りできた。駅前の一福食堂の前で降ろしてもらい、お店に飛び込む。それこそ、汗の乾かないうちにビールで乾杯!帰りの電車の時間に合わせて店の外に出てみると、あれまあ〜、真っ青な空が広がっていた。ウッディーさんに「レインウェアを脱がなければ雨降らなかったかもしれませんよ〜」としつこく言いながら、ガラガラの電車に乗り込む。

標高はあまり高くない静かな里山を、小さな春を見つけながら歩くのも良いものである。(by なお)

今回の参加者:副隊長、ウッディーさん、なおちゃん
実働時間:3時間4分
累積登高差(+)
踏破距離:


☆ 山から下りたらこんな店 
☆ 銭湯の待ち時間にはこんな店 
☆ 銭湯はこんな所 
☆ 打ち上げはこんな店
 

〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始
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01 甲東下バス停。
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02 ここは右。
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03 タチツボスミレ。
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04 これはキケマン。
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05 まだしばらく車道。
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06 ここにもタチツボスミレ。
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07 今日はすみれデー。
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08 桑久保西区の集落。
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09 目の前が談合坂SA。
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10 これはキランソウらしいが・・・?。
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11 ここから漸く山道。
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12 始めは植林。
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13 今日は風が強いが、気温も高い。
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14 祠があった。標高は600m付近。
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15 ヤマツツジとミツバツツジの競演。
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16 ここで小休止。
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17 ミツバツツジを見上げながら。
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18 植林帯の登り。
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19 今まさに芽吹きの時。
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20 標高740m付近で一旦緩む。
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21 あそこが甲東不老山か。
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22 山頂の東側は明るい。
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23 山頂からの眺め。やや露出オーバー。
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24 やや露出不足。
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25 立派な標識。
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26 大野貯水池が見下ろせる。
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27 雨は一向に落ちてこない。
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28 エイザンスミレが一輪。
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29 高指山に到着。
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30 ヤマザクラ。
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31 まだ早いが昼食。
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32 ここからは左へ向かう。
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33 強い風で、立木が揺れている。
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34 道標には、和見峠を示すものはない。
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35 あの奥は雨降山。
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36 しっかりした道。
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37 ここが和見峠。
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38 人為的に削った切通しのようだ。
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39 甲東観光協会なんてあるんだ!
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40 杉や檜の若木。
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41 スミレ。
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42 タチツボスミレは多い。
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43 見通しが良くなったら瀬淵山。
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44 奥は上野原の市街地。
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45 右奥はコモアしおつ。
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46 コモアしおつのクローズアップ。
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47 立派な社。
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48 靖國ノ宮とある。
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49 風は強いが気持ちが良い。
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50 ここはパラグライダーの離陸点らしい。
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51 あっという間に下界。ここは桑久保東区。
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52 立派な個人宅。
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53 足元にはシャガ。
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54 しだれ梅。
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55 所々赤いのが不思議。
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56 おや酒屋だ!しかも「大」までついている。
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57 ここでちょっと喉を潤していたら・・・
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58 こんなに晴れた。
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59 まだ梅の湯が開いていなかったので、ここで時間調整。
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60 さっぱりしました。
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61 今日の締めはここ。

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