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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第436 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2016年5月21日(

行き先【谷川連峰/白毛門(1720m)

コースタイム:

JR東京駅[6:36](上越新幹線MAXたにがわ401号)〜JR上毛高原駅[7:53/8:00]〜タクシー(7620円)〜土合橋駐車場[8:32/8:37]〜1P9:35/9:40]〜2P10:30/10:37]〜松ノ木沢ノ頭[11:01]〜3P11:30/11:35]〜白毛門[12:03/昼食/12:15]〜松ノ木沢ノ頭[12:55/13:00]〜4P13:40/13:45]〜土合橋駐車場[14:51/15:00]〜タクシー(8700円)〜真沢の森日帰り温泉(500円)[15:25/16:30]〜タクシー(1680円)〜上毛高原駅[16:40/17:26](上越新幹線とき334号)〜大宮駅[18:14

トレイルマップ
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高度記録
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天候にも恵まれ、谷川岳の雄大な姿と多くの花々を楽しんだ。 情報通りの急登で、「いぃDay!山岳会」の他、多くのシニア隊、女性隊、単独行の方々と「ふぅふぅ、はぁはぁ」言いながら挨拶を交わす一日であった。 

さて、僕ら8名は、MAXたにがわ401号に集まり、上毛高原駅で下車。予約していたタクシー2台で土合橋に向かう。(7200円/タクシー、約30分) 土合橋駐車場の奥が登山口である。駐車場には既に20台ほどの車が駐車していた。

土合橋(663m)、8:45出発。ここから1720mの白毛門まで、1000m強を3時間で登りきる事になる。登山道は変化に富んでいるが、解りやすい。まず、ブナ林をエゾハルゼミの声を聞きながら登る。800mくらいから登山道脇にシャクナゲの葉が見えてくる(この辺りでは花は終わったようだ)。ブナからヒノキに変わってくる。900mで小休止、水分補給。

ヒノキのウロ(1154m)を10:00通過。この辺りから登山道にヒノキの根っ子が複雑に表れる。躓かないように、滑らないように注意。さらに200mほど登ると、ブナとヒノキの混成林の間から谷川連峰が見えてくる。… おぅ〜、マチガ沢には少し雪が残っている。天神平スキー場や山頂はすっかり雪が溶けている。登山道脇には、ムラサキヤシオとトウゴクミツバツツジの紫、タムシバとオオカメノキの白が所々に見える。鎖の岩場(大きな岩)を越える頃、足元にはイワウチワ。右手が開けてきて、白毛門の東側稜線が見える。

続く岩場を手足を使って急登、そして松ノ木沢ノ頭(1484m)に到着、11:10。すでに森林限界を超えていて、展望良好。西側、アズマシャクナゲの向こうに、谷川岳、一ノ倉岳、茂倉岳。東側、白毛門山頂近くにジジ岩(大き目)、ババ岩(小さ目)が急斜面に突き出している。ショウジョウバカマ、イワカガミ、紫色のシラネアオイ、青色のタテヤマリンドウ・・・噂通り、花が楽しめる山でもある。

松ノ木沢の頭から10mほど下って、再度岩場をへばりつくように登り返す。真横にジジ岩、ババ岩が見える。

・・・ここで異変。気を付けていた膝は大丈夫だが、右足太腿の内側が攣ってしまった・・・まずい、白毛門山頂まで更に200m高度をあげる必要がある・・・、帰りは急な下りで時間がかかるだろう、遅れて日没になってしまっては隊に迷惑をかける・・・。ここで「B班」を結成し(と言っても1名のみだが)、松ノ木沢ノ頭をベースとし、昼食を摂りながら「A班」の帰りを待つことにする。

<教訓>
塩タブレット
を舐めること。(今後塩タブレットを持参。また日頃からおにぎりは梅干、鍛練にはスクワットを取り入れる。)
足を動かして固まらないようにして回復を待つこと。

B班は、尾根を登るA班の列を目で追いながら応援。A班は白毛門山頂を目指してさらに高度を上げて行く。谷川岳のゴツゴツした岩肌が目の前に聳えている。先ほど通り過ぎてきたジジ岩とババ岩も下方に見えるようになった。二つの岩が横に並んでいるように見え、まるで門のようである。岩の間の沢は白毛門沢と呼ばれているそうである。白毛門の山頂もすぐ近くに見えてきた。もうひと頑張りである。

岩場をガシガシと登り切ると、12時に白毛門山頂(1720m)に到着。案外大勢の人で賑わっている。360度の展望がぱあっと開けていて、気持ちが良い山頂である。西側には威厳のある谷川連峰、北側には、馬蹄形の尾根に続く笠ヶ岳、朝日岳、東側遠くに平ヶ岳、南側に武尊岳が見える。眺望を楽しみながら昼食を摂る。谷川岳そのものでなく、谷川岳を間近に眺められる山に登るのも良いものである。B班より下山を開始するというメールを受け取っていたので、こちらも早々に下山開始する。

A班とB班は松ノ木沢ノ頭で合流。急な下りに足元を注意しながら、「いいDay!」隊は無事土合橋に戻る、15:00。その後タクシーにて上毛高原駅近くの「真沢の森」旅館(日帰り入浴500円、一泊2食付で8500円)に向かう。途中水上温泉界隈では廃業した旅館が目に付き、寂しく感じられた。運転手の方からりんご「三日月」がとても美味しいと聞いた。今後、水上は谷川の登山・スキー・温泉・フルーツの里として活気を取り戻してくれるだろう。在来線にはSLが走り、鉄道マニアも集まるようだ。さて次回は「馬蹄形縦走」を目指そう。by 和尚)

今回の参加者:副隊長、ヒゲカズさん、和尚、このちゃん、ひろちゃん、アヒルちゃん、のりちゃんなおちゃん
実働時間:5時間35分
累積登高差(+)
踏破距離:


☆ 日帰り温泉はこんな所 
☆ 上毛高原駅はこんな所  
☆ 帰りに乗ったのはこんな電車 
☆ 打ち上げはこんな店
 


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始
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001 このちゃんとのりちゃんは間に合わず。
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002 撮り直し。ここが白毛門登山口。
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003 ヤマフジ。
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004 緩やかなのは僅か。
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005 すぐに急登が始まる。
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006 新緑が眩しい。
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007 九十九折りはここだけ。
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008 ガチ登りの始まり。
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009 野性味溢れるヒノキ。
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010 谷川岳が見えた。
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011 正面がマチガ沢。
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012 やはり雪の少なさが目立つ。
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013 眺めが癒し。
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014 下に土合駅が見える。
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015 ここで小休止。
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016 これも巨大なヒノキ。
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017 何故か天然のヒノキが多い。
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018 それもみんな、巨木。
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019 根の張りがすごい。
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020 イワウチワ発見。
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021 一ノ倉沢が見えてきた。
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022 行く手に白毛門が見えた。
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023 白毛門沢の滝。
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024 アズマシャクナゲ発見。
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025 やや盛りは過ぎている感じ。
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026 この先は期待が持てそう。
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027 背後に一ノ倉沢や幽ノ沢が見え隠れ。
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028 オオカメノキ。
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029 登りは依然、強か。
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030 こちらはオオイワカガミのようだ。
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031 ムラサキヤシオ。
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032 タムシバ。
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033 ここにもムラサキヤシオ。
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034 ムラサキヤシオとオオカメノキ。
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035 日当たりが良くなってきて暑い。
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036 スカイラインが西黒尾根。
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037 オオカメノキと和尚。
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038 岩が出てきた。
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039 岩の上からの眺め。
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040 手掛かりはしっかりある。
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041 ここにもムラサキヤシオ。
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042 背後に天神平が見える。
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043 オオイワカガミその2。
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044 オオイワカガミその3。
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045 オオイワカガミその4。
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046 谷川岳の全貌が姿を見せた。
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047 正面が一ノ倉沢、左マチガ沢、右幽ノ沢。
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048 視界が広がると気分も盛り上がる。
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049 オオイワカガミその5。
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050 ここを越えれば松ノ木沢ノ頭か。
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051 このアズマシャクナゲは見頃。
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052 アズマシャクナゲと谷川岳。
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053 松ノ木沢ノ頭に到着。
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054 あそこが白毛門。
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055 丸い一ノ倉岳の後ろに茂倉岳。右は武能岳。
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056 エチゴキジムシロ?
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057 見晴らしのいい尾根歩き。
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058 ジジ岩とババ岩が見える。
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059 白毛門山頂はなかなか近付かない。
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060 ここにもオオイワカガミ。
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061 行く手にジャンダルム。
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062 道は巧みに付けれらている。
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063 咲き終えたショウジョウバカマ。
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064 谷川岳と和尚。
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065 手足を駆使して攀じ登る。
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066 ジジ岩とババ岩と同じ標高。
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067 もう森林限界は越えたようだ。
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068 かすかに見える武尊山。
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069 日差しが強い。
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070 シラネアオイがここだけ。しかも見頃。
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071 こちらはタテヤマリンドウらしい。
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072 キスミレの仲間。茎が紅紫色なので、ナエバキスミレ?
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073 タテヤマリンドウと群落を作っている。
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074 何度も谷川岳。
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075 B隊はあそこでUターン。
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076 ジジ岩・ババ岩よりも高くなった。
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077 胸突き八丁。
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078 山頂は見えない。
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079 アルペン気分。
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080 もうひと息。
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081 谷川連峰とシャクナゲ。
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082 笠ヶ岳が見えた。
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083 朝日岳も見えた。
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084 武能岳とシャクナゲ。
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085 谷川岳とシャクナゲ。
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086 此処から見下ろすと、ジジ岩とババ岩は「門」である。
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087 山頂は目の前。
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088 やっと到着。
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089 笠ヶ岳&朝日岳とオオカメノキ。
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090 やれやれ。
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091 お疲れさんでした。
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092 山頂は賑わっている。
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093 笠ヶ岳&朝日岳とアズマシャクナゲ。
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094 腹が減った。
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095 何度も谷川岳。
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096 山頂の北側。
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097 山頂の南側。
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098 A隊の集合写真。
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099 山頂付近のアズマシャクナゲは丁度見頃だ。
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100 何度も谷川岳。
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101 谷川岳の左手奥は吾妻耶山。
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102 登山口は見えない。
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103 名残惜しいが・・・
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104 B隊が待っているので下山だ。
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105 下りは慎重に行こう。
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106 下の方の緑がきれいだ。
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107 このタムシバは見頃。
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108 初めて見たような。ツバメオモト?
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109 B隊とめでたく合流。
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110 もうすぐ見納め。
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111 ここはクサリで一気に下りる。
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112 余裕のひろちゃん。
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113 まだまだ下界は遠い。
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114 森林限界の下に来た。
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115 黙々と下る。
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116 谷川岳は一日中見えた。ありがたや。
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117 ヒノキの巨木まで戻ってきた。
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118 高い木はみなヒノキ。
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119 強かな根っこ。
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120 手掛かりとしては心強いが・・・
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121 下るうえでは少々邪魔物だ。
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122 急降下はここでおしまい。
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123 東黒沢を渡ればゴール。
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124 駐車場に到着。
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125 タニウツギの咲き始め。
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126 無事下山し満足。
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127 ここで汗を流した。
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128 上毛高原駅。
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129 この車両は我々だけ!
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130 大宮で打ち上げ。

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