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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第439 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2016年6月11日(

行き先【奥多摩/千本ツツジ(1718m)〜鷹ノ巣山(1736.6m)

コースタイム:

JR新宿駅[6:46](ホリデー快速おくたま1号)〜JR奥多摩駅[8:21/8:25]〜タクシー(6270円、予約代410円含)〜峰谷集落(林道ゲート)[8:55/9:00]〜休憩[9:47/9:52]〜休憩[10:40/10:46]〜石尾根縦走路分岐[11:18]〜千本ツツジ[11:23/11:30]〜鷹ノ巣山避難小屋[12:20/12:25]〜鷹ノ巣山[12:42/12:47]〜榧ノ木尾根に入る[13:06]〜休憩[13:20/13:25]〜榧ノ木山[13:40/13:45]〜倉戸山[14:16]〜丹下堂[15:15/16:05]〜倉戸口BS[16:18]Beer Cafe VERTERE[16:45/18:30]JR奥多摩駅[18:38]〜立川駅[20:05]

トレイルマップ
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高度記録
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梅雨入り直後の山行で雨を覚悟していたが、幸運にも天気に恵まれた。今回はBeer Cafe VERTEREという奥多摩駅前に去年7月にオープンした地ビール工房での一杯がお目当てである。が、その前にがっつりロングコースをクリアしなければならなかった。

相変わらず奥多摩駅前はバスに並ぶ登山者で一杯だ。我々は予約したタクシーで峰谷というかなり奥の集落まで上がり、更に先の林道ゲートで下車。途中、峰谷バス停から歩く登山者数名を抜かしたが、峰谷バス停からだと小1時間歩かねばならない所をカットすることができた。

標高970m辺りから出発する。コアジサイの繊細な花が可愛く、ヒトリシズカが賑やかだ。エゾハルゼミの大合唱を聞きながら杉の植林帯を着実に登って行く。20分位で林道を横切ったが、そこに相模ナンバーの車が・・・、どこから入ったのだろう?後で地図を見たが不思議だ。どこまでもどこまでも良く手入れされた植林帯が続き、岩や木の根もなく、歩きやすい。鳥の声に耳を澄ますが、師匠に教わった成果が出ず、??の連続だ。うるさ過ぎるくらいのセミの合唱も太陽が雲に隠れるととたんに静かになる。

植林帯が終わり、自然林に囲まれたと思ってもまた植林が見えてきて・・・というのがずっと続く。登り始めて1時間半程で千分の一ツツジ発見!「千本ツツジ」という名がついている頂きを目指すのだから、これから先が期待できそうと思った。この辺りで、タクシーで抜かした2人連れの若者に抜かされた。速いなあ〜。そこから40分程で石尾根縦走路に上がり、ひと登りで標高1700mの千本ツツジに到着。峰谷バス停からコースタイム3時間半の所をタクシーと健脚揃いのお陰で、2時間15分程で歩くことができた。

千本ツツジの頂きでは蕨を採っている人がいてやや心が動く。頂上の山ツツジはまばらで、盛りは少し過ぎてしまっている。千本ツツジの名に相応しいのは、ここから東へ向かう石尾根縦走路沿いのようだ。頂きは南側が開けていて、三頭山が見えているよと教えてもらう。これから向かう東側には日蔭名栗山、その向こうには鷹ノ巣山の頭が見える。

10分程の休憩で先に進む。今日はお昼ごはんタイムは無しである。短い休憩毎におにぎりを頬張る。来た道を石尾根縦走路の分岐まで戻り、高丸山、日陰名栗山を巻きながら鷹ノ巣避難小屋へ向かう。石尾根は平坦で、道の両側が草地となっている所は開放感があり、見頃は過ぎていてもツツジのトンネルが美しく快適であった。50分程で鷹ノ巣避難小屋に到着。新しく立派な木組みの小屋である。トイレ、水場、ベンチにテーブルがある。ここまで順調に時間を稼いできたので、鷹ノ巣山へ寄って行くことにする。広い防火帯を25分程登る。振り返れば日陰名栗山が、右手下には峰谷の集落、大寺山の白い仏舎利が見えた。山頂は結構な人で賑わっている。前回山頂を訪れているメンバーは今回の方が展望が良くて大満足。しかし、人一杯が大嫌いな副隊長は証拠写真を撮るとすぐに出発。

山頂から防火帯を下る途中もヤマツツジが目を楽しませてくれる。鷹ノ巣山を巻いていた縦走路と合わさり、榧ノ木山へと下る。下り続けていたのが登り始めたと思ったら、小さな木の標識がある榧ノ木山に到着。鷹ノ巣山から1時間弱。ロングコースも後半でかなり疲れてきた。さてあとはビールを目指して下山に拍車がかかる。他のメンバーはここから倉戸山を経て熱海へ下るコースを紅葉の時に来ている。私も紅葉の時期に来てみたいものだが、幅広の尾根でうっかりすると道迷いしそうである。副隊長とウッディーさんはどんどん飛ばす。傾斜がきつい下りと言う訳ではないが、ここまでが長かったので私は倉戸山手前でいよいよ足が攣る。開けた山頂だが眺望はない倉戸山に到着。桜の時期が見事らしい。ここから男性陣は走り下りたいようであったが、それは止めていただき、無事に水をたたえた美しい奥多摩湖が見える下山口に到着。

湖畔に立つ丹下堂で湯上りに鹿肉で軽く乾杯!ここでビールを飲み過ぎないようにして、奥多摩駅前のビアカフェを楽しみに熱海BSからバスに乗る。水根BSからは、千本ツツジへ向かう途中で私たちを抜いていった2人組が乗ってきた。あれから七つ石に寄ってから私達と同じコースを水根沢林道で下ったらしい。健脚だなあ。今回、長い休憩無しで約6時間。これ位のコースにちょくちょく参加して体力脚力を鍛えたいものだ。 (by あひる)

今回の参加者:副隊長、ウッディーさん、このちゃん、ひろちゃん、のんちゃん、アヒルちゃん、なおちゃん
実働時間:5時間37分
累積登高差(+)
踏破距離:


☆ 日帰り温泉はこんな所 
☆ 打ち上げはこんな店
 


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始
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01 峰集落の一番奥までタクシーで上がっちゃいました。
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02 もう少々、林道を進む。
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03 コアジサイ。
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04 ここから山道。
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05 緩やかな登り。
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06 フタリシズカ。
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07 植林帯の登り。
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08 手入れが行き届いた植林。
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09 おや、これは何だろう。
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10 マルミノヤマゴボウか?
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11 ニガナの仲間。花弁が多いのでハナニガナか。
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12 小休止。
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13 Woodyさん、良い椅子見つけた。
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14 ハクウンボク。
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15 ちょうど満開。
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16 赤指尾根に出た。
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17 幅の広い尾根だ。
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18 ハクウンボクの花が落ちている。
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19 二回目の小休止。
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20 九十九折りの登り。
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21 植林から広葉樹林へ。
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22 もうすぐ石尾根縦走路か。
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23 ヤマツツジも現れる。
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24 縦走路に出た。
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25 千本つつじはこの上。
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26 千本つつじに到着。
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27 見頃のヤマツツジ。
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28 日影名栗ノ峰の奥に鷹ノ巣山。
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29 証拠写真。
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30 今度は日影名栗ノ峰をバックに。
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31 縦走路へ下る。
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32 平坦な縦走路。
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33 東へ。
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34 再び、ヤマツツジが現れる。
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35 ヤマツツジのトンネル。
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36 次から次へとツツジ。
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37 ヤマツツジの花のじゅうたん。
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38 ウマノアシガタ。
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39 クワガタソウ。
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40 マタタビの白い葉。
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41 誰でも見分けられる大岳山。
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42 防火帯に出た。
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43 鷹ノ巣山避難小屋に到着。
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44 いつもと変わらぬ雰囲気。
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45 内部もきれいだ。
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46 サラサドウダン。
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47 三頭山。
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48 眼下に峰集落。奥は大寺山。
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49 日影名栗ノ峰。
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50 こちらは雲取山。
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51 左から御岳山、大岳山、御前山。
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52 山頂からのパノラマ。
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53 とっとと記念写真。
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54 とっとと下ろう。
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55 だって山頂はひとだらけ。
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56 こちら側にもヤマツツジ。
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57 奥に榧ノ木尾根。
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58 ヤマツツジは緑によく映える。
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59 色が濃いヤマツツジ。
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60 こちらも見頃。
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61 ここを右へ。
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62 ここにもヤマツツジ。
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63 再び、ヤマツツジのトンネル。
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64 下りに備えて腹ごしらえ。
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65 榧ノ木山。
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66 駆け下れ。
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67 倉戸山。
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68 最後の休憩。
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69 倉戸山のモミジ。
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70 倉戸山のモミジその2。
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71 急な下り。
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72 眼下には奥多摩湖。
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73 熱海集落に下りた。
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74 丹下堂で。
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75 やっと、ビアカフェ・ヴァテレ。

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