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「いぃDay!」山岳会日本支部   


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第452 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2016年10月1日(

行き先【中央線沿線/塩山駅〜恩若ノ峰(982.6m)〜勝沼ぶどう郷駅

コースタイム:

JR高尾駅[7:06](甲府行)〜JR塩山駅[8:12/8:21]〜道路を歩く〜登山口[8:59]〜休憩[9:10/9:15]〜恩若ノ峰[10:05]〜休憩[11:33/11:38]〜道路に出る[11:53]〜勝沼ぶどう郷駅[12:10/銀月/13:05]〜タクシー(720円)〜天空の湯[13:10/13:55]〜タクシー(1270円)〜勝沼ぶどう祭り〜シャトルバス(300円)〜勝沼ぶどう郷駅[15:13]〜高尾駅[16:30] 

トレイルマップ
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高度記録
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今日は本来大峰に登る計画であったが、朝から1日中雨が降るという予報なので、駅から駅へと歩けて、軽く登れる山に変更することにした。

高尾駅出発の時には道路が乾いていたのだが、甲斐大和駅に着く頃には窓ガラスに雨滴が付き始めた。塩山駅で下車し、レインウェアを着てから、道路を東の方へしばらく歩いて行く。駅を出る時には降っていた小雨もすぐに止んだ。やがて周りは果樹園となり、急な坂道を登って行く。メインはサクランボらしく、草取り作業をしている人を一人見かけた以外は閑散としている。駅から30分ちょっとで登山道に入るが、なだらかな道が続く。塩山の街の眺望が開けた所で小休止をする。先に進むと突然ススキの藪が現れ、ススキをかき分け、かき分け歩く。この先どんな道になることやらと思ったが、ここを抜けた後はゆったりした幅の緩やかな道がひたすら続いていた。道順を示す黄色のテープも短い間隔ではっきり付けられていて、迷うこともない歩きやすい道である。

勝沼ぶどう郷駅と山頂との分岐を過ぎると、ようやく登山道っぽい道になったが、そんな道もいくらも歩かないうちに恩若ノ峰山頂に到着。道が歩きやすかったせいか登山口から1時間ちょっとで着いてしまった。眺望もなく、枝に括り付けられた板の山頂標識がなければ、山頂に居る事すら忘れてしまいそうである。分岐まで同じ道を戻り、南西方向へ、勝沼ぶどう郷駅へ向かって尾根を下って行く。黄色テープの印が登りよりは少し小さくなり、間隔も広くなったが、確実に付いている。時々倒木はあるが、全般的に歩きやすい道である。良い道ではあったが、蜘蛛の巣だらけ。先頭を行く副隊長は枝で蜘蛛の巣を掃いまくり、腕が疲れるほどだったとか。蜘蛛の巣のお手本と言えるような立派な巣と、主の大きな蜘蛛を数回見かけた。道中、綺麗に実を剥かれた後の栗のイガがたくさん落ちていたが、食べたのはクマさんでしょうかね?遭遇したくないものだ。

やがて勝沼ゴルフコースが見えてきて、こんな天気でも駐車場にはたくさんの車が停まっている。道路に出たら勝沼ぶどう郷駅に向かう。桜並木の脇に旧勝沼駅ホーム跡が残されている。駅名標には昔の駅名が書かれていて、郷愁を感じさせる。副隊長が駅前で取材したい店があるとのことで、ちょっと立ち寄る。窓から「ぶどうの丘」が真正面に見渡せる、眺めの良い店で、窓を開けると涼しい風が入って来た。

駅まで行ってタクシーに乗り、天空の湯に行く。これから「ぶどう祭り」帰りのお客さんで混むらしいが、まだ運よく空いていて、見晴らしの良い露天風呂から雄大な景色を眺めながらゆっくりお湯に浸かった。その後、タクシーで「勝沼ぶどう祭り」の会場まで足を延ばしてみた。大人も子供もハッピを着て、それぞれのお神輿を担いでいた。町内挙げてのお祭りらしい(勝手にワイナリーのお祭りだと思っていた)。それでも目玉はワイン、甲州市のワイナリーが多数出店していて、ワイングラスを千円で購入すると無料でワインを試飲できるシステムになっていた。

帰りの電車が混まないうちにと早々に会場を後にする。帰りはシャトルバスで駅へ戻る。シャトルバスと聞き、てっきり無料だと思っていたら300円だった。まだそれほど混んでない電車に座ると睡魔が襲ってきた。ひと眠りした後で、副隊長のお兄様から高尾駅周辺の再開発が遅れているという情報を得ていたので、確認のため高尾駅で下車。「あさかわ」を目指していくと、年季入りの下方がちぎれている暖簾が我々を出迎えてくれ、ホッとした。おかみさんによれば、今年いっぱいは営業しているそうだ。

今日はそこらの裏山にハイキングに行ったようなものであったが、子供の頃家近くの山に遊びに行った事が思い出され、懐かしさを感じた。たまには素朴で静かな里山を歩くのも良いものである。雨が降った時にはもってこいのコースである。それにしても、地図には載っていないにも拘らず立派な道であったのには、びっくりした。途中植林の枝打ちがされていたので、作業道として活躍しているのであろうか。 (by なお)

今回の参加者:副隊長、なおちゃん
実働時間:3時間39分
累積登高差(+)
踏破距離:

☆ 山から下りたらこんな店 
☆ 日帰り温泉はこんな所 
☆ 勝沼ぶどうまつり 
☆ 打ち上げはこんな店  


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始
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01 塩山駅から歩き始める。
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02 朝から蒸し暑い。
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03 ビニールハウスはサクランボ。
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04 見える山は塩ノ山だけ。
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05 周りはサクランボ畑。
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06 見慣れない花が足元に。
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07 マルバルコウ(丸葉縷紅)らしい。
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08 樹林へ道は続いている。
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09 道形ははっきりしている。
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10 辿ってきた方向を振り返る。
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11 ススキを掻き分けるところもある。
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12 立派な道は続く。
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13 ガスってきた。
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14 キノコの季節。
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15 鞍部に出た。左が山頂。右は勝沼方面。
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16 歩きやすい道は山頂まで続く。
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17 山頂到着。
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18 予想通り、眺望ゼロ。
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19 尾根を南下する。
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20 なだらかな道。
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21 キノコはさっぱり判らないが、随分と巨大。
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22 左手にゴルフ場。
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23 行く手に「ぶどうの丘」が見える。
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24 こちらは塩ノ山が目印の塩山。
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25 踏み跡は続いている。
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26 烽火台?
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27 ・・・かと思ったら、違った。蚕影山とは、養蚕の神を祀ったものらしい。
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28 「通神社」とは?
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29 下りてきた尾根を振り返る。
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30 勝沼ぶどう郷駅には、隣に昔のホームがある。
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31 ホーム脇の桜は、甚六桜というらしい。
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32 これも歴史遺産の一つ。
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33 今日の目当ては、駅前の「銀月」。
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34 「銀月」から望む「ぶどうの丘」。
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35 昔風の駅前食堂とはちょっと違う。
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36 「天空の湯」の休憩所から。
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37 見通しは良くないが、これも一興。
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38 勝沼ぶどうまつりを覗く。
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39 締めは高尾駅前のここ。

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