コースタイム:
JR高尾駅[7:06](普通甲府行)〜JR春日居町駅[8:28/8:40] 〜タクシー(2080円)〜登山口[8:58/9:08]〜兜山[10:15]〜展望台[10:17/10:36]〜林道[11:20]〜登山口[11:25/11:37]〜タクシー(1990円)〜岩下温泉旅館[11:55/12:37]〜タクシー〜シャトールミエール[13:10/14:55] 〜タクシー(1650円)〜JR勝沼ぶどう郷駅[15:03/15:13]〜高尾駅[16:31]〜JR八王子駅[16:37]
トレイルマップ
☆クリックすると地図が拡大します↓
|
高度記録
☆高度記録拡大は画像をクリック↓
|
「いちおう山に登って汗を流してからシャトールミエールに向かいます」とご案内にあるように、今回は6:4ぐらい(8:2?)で新酒のワインが目あて。そうはいってもまず兜山の確認をと思ったが、どの地図を見ればよいのかわからなかった。ネットで検索すると、山梨県のホームページに「兜山の森」という立派な案内があった。それによると、兜山は山梨百名山に選ばれており、ふもとから見ると兜のような形をしているのが山名の由来だ。古くは一宮町の浅間神社の祭典で、御神輿が武田の館へ通って行った道があるそうな。最近、笛吹市春日居町側から登れるハイキングコースが整備されたとある。
前日の予報では天気が今ひとつだったせいか、中央線は先週ほどの混雑ではなかった。ウッディーさんは横浜線の事故のために後から追いかけてくることになったが、凸さんが来ない。このちゃん、くまちゃんと一緒にルミエールに来るのではということで落ち着いた。
しかし、「こういう日はいろいろあるのよね」というなおちゃんの言葉通り、タクシーが常駐しているとばかり思っていた春日居駅にタクシーが一台もなかった。私などは駅から歩いていけると思っていた。地図をよく見れば、歩けば登山口まで2時間近くかかることがわかるのに。なおちゃんが急遽タクシーを手配してくれて、ようやく一同出発。
駐車場とトイレのある登山口から「新岩場コース」を登った。でも、木段はかなりすり減っていて、ちっとも新しい感じはしなかった。自然林の中を進んでいくと、すぐ下にゴルフ場が見えて歓声が聞こえた。岩場はまだかなと思っていると、足元に少しずつ岩が増えてきて、ほどなく5〜6メートルはあろうかと思う大岩が出現。岩登りの練習に使われる金具があちらこちらについていた。道はこの岩を回り込んでいる。その先には手も使ってよじ登る岩場が表れ、鎖場も2カ所あった。岩場を登り切ると頂上に到着。木立の中なのですぐに展望台に移動した。南から東南の方向にかけて、富士山を中心に節刀ヶ岳や鬼ヶ岳、釈迦ヶ岳、黒岳、三ツ峠山、滝子山までが見えた。思いがけずいい景色が見られてラッキーだった。
コーヒータイムをとって「山腹コース」を下山。きれいな自然林の中を下っていくと頂上からすぐのところで登ってくるウッディーさんに会った。ウッディーさんには山頂を目指してもらい、私たちはゆっくり下山した。全員そろったところで、タクシーに乗り込み岩下温泉旅館に向かった。
岩下温泉は1300年の歴史があり、立ち寄り湯になっている旧館は昭和8年に建てられたもの。国の有形文化財に指定されているそうだ。外見は昭和初期だけれど、中はモダンアートなども飾られてお洒落な感じ。廊下をお風呂の方に進むと、衝立で仕切られた先の左側に脱衣所があり、その奥が温かい湯船のある風呂場になっている。廊下の右側は半地下になっていて、お風呂は28度の源泉だ。まず左側のお風呂で温まってから、タオルをくるっと体に巻いて半地下に移動し、冷たい源泉につかるのが本式らしい。源泉には湯権現様が祀られている。昔の風情がなんともいい感じだ。さて、お風呂から上がったあとのお楽しみだが、残念ながらカフェに従業員の人が誰もいなくて、そのままシャトールミエールに直行することになった。
シャトールミエールはすでに盛り上がっていて満席状態だったが、このちゃんたちのおかげで座ることができた。新酒まつりが初めての私は何を飲むかちょっと迷ったが、まず新酒のマスカットベリーAをチョイス。少し辛口ですっきりした味わいだった。次はメルロー。マスカットベリーAよりも少し渋みがあってより好みだった。けっこうグラスが大きいので、何種類も飲めずに残念。チーズやソーセージなどの屋台の料理もおいしかった。電車の時間も迫り、タクシーでまたまた移動。車中から見た盆地を囲む山々が美しかった。
その後の打ち上げは残念ながら失礼してしまったのだが、今回は山よし、温泉よし、祭りよしの三拍子そろった1日だった。 (by 菊丸)
今回の参加者:副隊長、副隊長のお兄さん(アニー)、ウッディーさん、なおちゃん、ひろちゃん、菊丸 シャトールミエールから: このちゃん、凸さん、くまちゃん
実働時間:2時間8分
累積登高差(+):
踏破距離:
☆ 日帰り温泉はこんな所
☆ シャトールミエールはこんな所
☆ 打ち上げはこんな店
|