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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第458 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2016年11月12日(

行き先【奥秩父/丹波天平

コースタイム:

JR立川駅[6:52]~青梅駅[7:29/7:40]~奥多摩駅[8:12/8:35](丹波行バス)~親川BS[9:20/9:23]~休憩[10:33/10:37]~丹波天平[11:31/昼食/11:50]~サオラ峠[12:31]~休憩[13:08/13:13]~丹波山温泉のめこい湯[14:16/15:33]~丹波山温泉BS[15:47]JR奥多摩駅[16:39/16:54](ホリデー快速6号)~立川駅[17:56]

トレイルマップ
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高度記録
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今日は紅葉シーズンの晴天!絶好の登山日和となり、電車も登山姿の人が一杯だ。奥多摩駅から出発する、どのバスも増便で対応している。長蛇の列が動いてバスの乗車が始まると割り込もうとする人がいたり、何やら殺気立っている。車掌さんが「皆さん山の仲間(怒!)」を連呼している始末。

満員の丹波行バス(私達は着席)に40分程揺られて親川BSで下車。私達以外にも2組(1組はサオラ峠から三条の湯にテント泊)が下車し、この後も道中しばらく抜きつ抜かれつとなる・・・というのも、いつもならサッサ~と抜かして行くところを歩き始めが大変ゆっくりだった。(これは日光沢山行でバテた私へのご配慮か・・、ありがとうございました)錦繍の山の向こうに真っ青な空!私はこんなにバッチリな天気の下、登山するのはいつ以来だろうか。

バス停から来た道を少し戻った所に「サヲウラ峠⇒」の標識がある登山口から急な山道をジグザグと植林の中を登っていく。着実に高度を上げて行くと、石垣が組まれた上に廃屋が現れる。登り始めから30 分〜1時間弱の間に数軒残っていて、井戸跡や水場もあった。こんな急斜面の山中で炭焼や狩猟で生活をしていたのだろうかと思いを馳せる。せっかくの晴天だが、山道からの眺望はあまりなく、集落跡の広場や所々の樹木の間から青空に映える紅葉の山肌を愛でる。

廃屋跡を過ぎると急登も終わり、平坦地が目の前に広がる。主にコナラの落ち葉を踏みしめ、枯葉や木々の匂いを吸いながら、緩やかな山道を気持ち良く歩く。そして、山行のご案内にも、運が良ければ黄葉のカラマツが見られるだろう・・とあった通り、カラマツ林が現れる。少し盛りを過ぎたか、鮮やかな黄色とまではいかないものの真っ直ぐな木立が美しい。今度はフカフカ、落葉松の落ち葉を踏みしめて歩く。そんなに多くはないが紅葉の木々も目を楽しませてくれる。コースタイム2:50のところだが、丹波天平には2:10程で到着。なんだがそんなに登った感じはしないが標高1342mと意外に高い。

天平と書いて「でんでいろ」。その名の通り広~くて平な地がずっと続く。運動会ができそうな、木の生えていない開けた所もある。天平尾根の南側はカラマツ林、反対側は自然林。カラマツ林の向こうには大菩薩が見えるが、雲に覆われている。北側には七つ石、雲取~三つ山~飛龍の稜線が見事にくっきり見える。こんなにはっきりと綺麗な稜線を見せつけられたら、雲取から飛龍へ行ってみたくなる。

カラマツ林と紅葉を楽しみながらサオラ峠まではコースタイム通り40分弱で到着。これまで静かなる山歩きだったのに、ここには(中)高年グループがうわっといて副隊長が見ないふりして先に行きたがる。サオラ峠(竿裏「さおうら」峠が本当)は三条の湯と飛龍への分岐点で、小さな祠があり、手を合わせる。なんでもない、と言ってはいけないが、軽いと思われる山に登っても、怪我などなく無事に登山できることへの感謝の思いが湧く。

サオラ峠からは急な下りが続き、1:10程で一気に丹波の集落まで下る。こちら側からは登りたくない気がするが、これまで少なかったもみじの赤が綺麗だ。丹波集落が見えてくる。背後の山に陽が当たった所の紅葉が映える。ここで、山と高原地図・奥多摩にある謎のマークが話題となる。下山口近くの「丹波」の文字の左側に四角にバラの花みたいなマークがあるが、これは一体何?シカ除け柵、携帯のアンテナ基地局?・・地図をよく見るともう一つ、道の駅たばやまの向かい側にも同じマークがある。登山に車を使わない私達にはあまり縁がなかったのでこれまで気づかなかったが、なおちゃんが紙の地図で凡例を確認したら、エネオスのガソリンスタンドの印であった!

今日は天平の名の通り、広々とした尾根歩きが大変気持ちよく、黄葉・紅葉の静かなる山をゆったりと味わう事ができて、とても癒された山行でした。副隊長、みなさん、ありがとうございました! (by アヒル

今回の参加者:副隊長、アヒルちゃん、ひろちゃん、なおちゃん
実働時間:4時間25分
累積登高差(+)
踏破距離:


☆ 日帰り温泉はこんな所 
☆ 帰りに乗ったのはこんな電車  
☆ 打ち上げはこんな店  


~ 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます ~

スライドショウの開始
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01 親川BSからスタート。
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02 道標はちゃんとある。
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03 今日も良い天気。
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04 ゆるゆると登る。
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05 晴れてこその紅葉。
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06 今日も期待できそう。
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07 陽の光に透かして見る紅葉がいい。
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08 まだゆったりとした登りが続く。
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09 同じ方向に進むパーティは4つ。
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10 廃屋が現れる。
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11 立派な石垣の道。
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12 七ツ石山は、この奥か。
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13 集落跡の上はちょっと登り。
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14 今年のモミジは赤くなり切れない。
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15 七ツ石尾根。
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16 九十九折りの道。
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17 傾斜はゆるくなってきた。
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18 落葉で道形は曖昧だが、所々テープがある。
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19 随分と平らになってきた。
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20 もうこのあたりは保之瀬天平か。
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21 この先は・・・
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22 丹波天平まで・・・
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23 きわめてゆるやかな登り。
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24 それにしても登りとは云えない登り。
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25 落葉松林出現。
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26 やっぱりちょっと色付きが・・・。
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27 明るいから、まあいいか。
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28 黄色と黄緑色の調和。
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29 径は変わらずゆったり。
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30 まだまだあります。
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31 モミジ系が彩り。
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32 これはオオイタヤメイゲツか?
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33 オレンジ系のオオイタヤメイゲツ。
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34 晴れていればそれも佳し。
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35 落葉松かモミジか。
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36 このあたりが一番モミジの色付きが良い感じ。
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37 なかなかのんびり歩いている場合ではない。
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38 ハウチワカエデ?
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39 オオイタヤメイゲツ。
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40 グラデーションが良い具合。
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41 この樹が浮かび上がって見える。
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42 こちらはブナか。
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43 広いところに出た。
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44 ここが丹波天平のようだ。
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45 なるほど、平らだ。
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46 小さな手作り標識。
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47 ちょっと早いがランチ。
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48 証拠写真。
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49 この先も平ら。
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50 振り返ると、やっぱり平ら。
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51 この先もゆるい道。
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52 ここはまるで運動広場。
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53 落葉松林。
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54 雲取山が見えそうで見えない。
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55 右端は雲取山らしい。
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56 三ツ山らしき山。
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57 雲取山がようやくはっきり見えた。
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58 この先がたぶん、飛龍山。
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59 尾根はだいぶ狭まってきた。
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60 落葉松林はまだ続いている。
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61 サヲウラ峠に、人がウジャウジャいる。
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62 地元の人が中川さんを神様にしたようだ。
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63 神様には、誰のお墨付きが必要なんでしょうか。
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64 大菩薩嶺が見えている。
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65 さあ、後はのめこい湯だ。
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66 こっちはナラ系の樹。
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67 丹波側は明るい。
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68 狭い道。
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69 こちらは色付きが良い。
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70 高い樹ばかりで・・・
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71 見上げるには首が痛いし・・・
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72 クラクラして道から・・・
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73 転げ落ちないよう・・・
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74 注意しないと。
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75 そうこうしているうちに、丹波。
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76 あそこの弛みは大丹波峠。
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77 フェンスに付いた扉が3重にあった。
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78 丹波BS前に、営業中のお食事処発見。でも、入るのは躊躇った。
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79 のめこい湯に到着。
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80 良い天気のまま到着。
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81 お疲れさまでした。
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82 ホリデー快速6号。こんなに空いている。
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83 立川に着いたら餃子屋へ。
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84 美味そうな羽根つき。
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85 店の兄ちゃんと。

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