Welcome to our Web Site !

「いぃDay!」山岳会日本支部   


第467 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2017年1月21日(

行き先【道志/赤鞍ヶ岳(1257m)〜朝日山(1299m)

コースタイム:

JR立川駅[6:53](大月行)⇒JR藤野駅[7:24/7:30]⇒タクシー(7210円)大栗BS[8:08/8:11]→チェーンアイゼン装着[8:25/8:28]→休憩[9:14/9:21]→ゴトウ石[9:37]→赤鞍ヶ岳[10:39/10:44]→ウバガ岩[10:58]→休憩[11:20/11:28]→朝日山[12:20]→秋山峠[12:22/昼食/12:54]→休憩[13:30/13:40]→林道[14:00]→ドライブイン道志宿[14:30/15:07]⇒タクシー(6760円)やまなみ温泉[15:39/16:45]⇒タクシー(1990円)風里[16:58/18:45]→JR藤野駅[18:55]⇒高尾駅[19:07]

トレイルマップ
クリックすると地図が拡大します

高度記録
高度記録拡大は画像をクリック 

前日、夜に雪が降るという予報が出て、当日はどんなに積もっているかと思っていたが、藤野駅から乗車したタクシーの運転手さんも降りませんでしたと言う。道志みちに入るまでに藤野やまなみ温泉、少し外れるが、東尾垂の湯、道志みちに入ってからは、青根休暇村いやしの湯、紅椿の湯とこの辺りは温泉が多い。大栗BSまで約40分と、今日は登山口まで長い道のりである(タクシー代約7200円)。

バス停の少し先に「赤鞍ヶ岳」の標識があり、その先々も真新しい標識に誘導されて間もなく山道に入る。開けた場所でチェーンスパイク装着。下山時に切れてしまった副隊長の新品はこの時から鎖がたるんでいて不具合であった。ここでリス2匹をwatch。今日は風があって寒いが空の青さはとびっきりだ。雪があったり無かったりの道を20分程行くと、送電線の鉄塔があり、左の稜線を美しく伸ばした富士山が見えた。振り返れば加入道山、大室山がドーンと控えている。雪はそれほどではなく、チェーンスパイクのお陰で快適に歩ける。地図上では稜線まであと1/4程の所に記載されているゴトウ石は小さな岩で、ペンキで名前が書いてあった。そこからは地図に書いてある通り、急登となり、雪も多くなる。

巌道峠との分岐の稜線にやっと出た。稜線上は雪が大分深い。ここまでに約2時間、赤鞍ヶ岳までさらに20分弱かかった。しかも篠竹に阻まれて竹漕ぎもした。コースタイムでは1時間40分のところであるが、雪道は時間がかかる。赤鞍ヶ岳手前には雨量観測計があった。山頂は三角点があるのみで、通過してしまいそう。少し休憩して朝日山へと急ぐ。この調子では菜畑山へは無理か・・。

先人が付けた深い足跡に足を置き、時々がぼりながら進む。途中のウバガ岩からの展望が本日の一番の眺めであった。菜畑山の奥には今倉山、その奥に御正体山、そして富士山。南側には加入道山、大山、檜洞丸。しばし眺めを楽しむ。雪道は足にくる〜と思いながらもラッセルせずに歩けることに感謝して進む。朝日山山頂まであと少し、「竹之本」の標識がある秋山峠では大涌谷の湯けむりがよく見えた。こんなに近くに箱根が見える所なんだと驚いた。赤鞍ヶ岳から約1時間40分で朝日山に到着。山頂は平らで広い。下界からすでに4時間歩いている。今日はここまで。菜畑山へはトレースがない。やはり先人もここで止めておいたようだ。来た道を大涌谷の湯けむりが見えた秋山峠まで戻り、ここで昼食とする。

下山はいきなりの急斜面がしばらく続き、何回か滑った。この下山道は無生野から朝日山に登った時に下山しているはずなのだが、全く覚えていない。困ったものだ。急降下が終わり、ほっとした所で休憩。その後、入道山を巻いて更に下ると、加入道山がどーんと前方に見えてくる。副隊長の不良品チェーンスパイクはとうとう片方が切れてしまった。最後は、ゲートを開けて下界へと戻った。下山は雪の急斜面にも関わらずほぼコースタイム通りであった。

道志みちに出てからタクシーを待つ間のドライブインは、優秀なリサーチャーのお陰で、美味しいつまみとビールにありつける快適な店であった。本当にいつもながら、ありがたいことです。(by あひる)

今回の参加者:副隊長、アヒルちゃん、ひろちゃん、なおちゃん
実働時間:5時間14分
累積登高差(+)
踏破距離:


☆ 山から下りたらこんな店 
☆ 日帰り温泉はこんな所 
☆ 打ち上げはこんな店  


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始
img0000.jpg
01 大栗BSからスタート。
img0001.jpg
02 ちゃんと道標はある。
img0002.jpg
03 歩き始めは冷えるね。
img0003.jpg
04 ここからチェーンスパイクを付けることにした。
img0004.jpg
05 今日は天気は良い。
img0005.jpg
06 倒木に惑う。
img0006.jpg
07 早く日向に出たい。
img0007.jpg
08 富士山だ。
img0008.jpg
09 山頂付近は、地吹雪に包まれている。
img0009.jpg
10 林道を横断したあとは急登。
img0010.jpg
11 送電線の鉄塔に出る。
img0011.jpg
12 あそこは大室山。
img0012.jpg
13 日溜りの中を。
img0013.jpg
14 あっちは檜洞丸。
img0014.jpg
15 こっちは畦が丸か。
img0015.jpg
16 まだ穏やかな登り。
img0016.jpg
17 この石がなんだって?
img0017.jpg
18 九十九折りになってきた。
img0018.jpg
19 雪も増えてきた。
img0019.jpg
20 強かな登り。
img0020.jpg
21 でももうすぐ稜線。
img0021.jpg
22 縦走路に出た。
img0022.jpg
23 トレースはちゃんとある。
img0023.jpg
24 富士山がきれいに見えた。
img0024.jpg
25 地吹雪も収まったようだ。
img0025.jpg
26 富士山の右は御正体山。
img0026.jpg
27 赤鞍ヶ岳はまだか。
img0027.jpg
28 笹藪に突入。
img0028.jpg
29 檜洞丸は高い。
img0029.jpg
30 赤鞍ヶ岳に到着。
img0030.jpg
31 稜線を西へ。
img0031.jpg
32 一番手前が朝日山。その奥が菜畑山。遠い!
img0032.jpg
33 ちぎれ雲と富士。
img0033.jpg
34 こちらは小金沢連嶺。
img0034.jpg
35 あれは大岳山。
img0035.jpg
36 先人のラッセルは有り難い。
img0036.jpg
37 気持ちが良い稜線歩き。
img0037.jpg
38 だが進みは悪い。
img0038.jpg
39 朝日山はもうすぐ。
img0039.jpg
40 おや、箱根の山だ。
img0040.jpg
41 ここを登れば朝日山。
img0041.jpg
42 朝日山に着いた。
img0042.jpg
43 朝日山、なう。
img0043.jpg
44 菜畑山はあっちだが・・・
img0044.jpg
45 トレースはノウサギだけ。
img0045.jpg
46 峠に戻ってランチ。
img0046.jpg
47 あとは下るだけ。
img0047.jpg
48 休むのは日溜りに限る。
img0048.jpg
49 さて、下ろう。
img0049.jpg
50 林道に出たところに道標。
img0050.jpg
51 堂々たる加入道山。
img0051.jpg
52 富士山もお疲れさまでした。
img0052.jpg
53 ゲートはちゃんと閉めてください。
img0053.jpg
54 道志のお食事処「道志宿」。
img0054.jpg
55 やっぱりビール。
img0055.jpg
56 やまなみ温泉で汗を流す。
img0056.jpg
57 今日の仕上げは藤野の「風里」。

 このちゃんTrailMaps INDEXへ