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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第470 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2017年2月19日(

行き先【筑波山(877m)

コースタイム:

つくばエクスプレス秋葉原駅[7:00]⇒つくば駅[7:45]→つくばセンターBS[8:00](関東鉄道バス・つつじヶ丘行)筑波山神社入口BS[8:35/8:47]→チェーンスパイク装着[9:38/9:42]→御幸ヶ原[10:14]→男体山[10:27/10:30]→休憩[10:32/10:37]→女体山[11:05/11:08]→休憩[12:00/12:04]→チェーンスパイク外す[12:20/12:24]→江戸屋(日帰り温泉・900円〈神社前で100円割引券をゲット〉[12:35/13:30]→筑波山梅林筑波山神社入口BS[14:40]⇒つくばセンターBS[15:20]

トレイルマップ
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高度記録
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今回は都合により日曜日の山行となったので、サクサクっと行ける山、ということで副隊長にとって裏山のような筑波山へ。

つくば駅からバスに乗ると、「積雪のためつつじヶ丘までは行きません」とのアナウンスがあり、窓の外に目を向けてみると、道路の脇や駐車している車に数センチの雪が積もっている。筑波山神社入り口バス停で下車し、筑波山神社にお参りしてから神社左手にある御幸ヶ原コースを登って行く。さすが百名山、高校生グループ、若いカップル、小さい子供のいる家族連れ、壮年男性グループなどなど、老若男女が次々に登って行く。雪が踏み固められ滑りやすくなっていたので、チェーンスパイクを装着する。よもや使うまいと思ったが、念のため持参してよかった。まさしく「備えあれば憂いなし」である。

雪の白と木の緑とのコントラストを楽しみながら登って行く。常緑樹帯を抜けたら冬枯れの木立に囲まれることが多いが、筑波山ではさらに緑の木々が続いている。温暖な沼津アルプスを思い出させる。ネットで調べてみたら、以下の通り。

『筑波山は、ふもとから山頂にかけて植物の「垂直分布」が見られる。 山麓から神社裏にかけて、アカマツ、コナラ、スダジイを中心とした常緑樹、中腹がモミ、アカガシ、スギ、シキミの森林、山頂付近がブナ林となっている。 ふもとから中腹までが暖温帯性の常緑広葉樹林、山頂付近は冷温帯性の落葉広葉樹林、その間は、常緑樹林と落葉樹林の中間帯で、おおむね3つの森林帯に分かれている。特に山頂付近のブナ林は、植生上、貴重な存在とされる。
また、冬の筑波山では中腹の気温がふもとよりも暖かくなる気温の「逆転現象」が起こる。 「斜面温暖帯」と呼ばれるもので、筑波山の南斜面から西斜面にかけて、標高約200mから約300mのベルト状に気温が麓より2〜3℃高い場所をいう。』

筑波山には貴重な植物も多く、保護と研究が進められているそうである。登り始めて1時間半程で御幸ヶ原に到着。眼下に関東平野が大きく広がり、日光の男体山、女峰山、高原山などが見渡せる。ここからさらに10分ほど登ると、祠のある男体山(標高871m)に到着。やはり関東平野の大きさに目を奪われる。平野の遥か先に富士山、浅間山、八ヶ岳、那須連山が霞んで見える。霞ヶ浦や海岸線も見える。スカイツリーが細い鉛筆のようにヒョロッと見える。

御幸ヶ原まで戻ると、右手奥の方に女体山が見えている。30分程で祠のある女体山(877m)に到着。女体山の方が少し高い。ここもカカア天下らしい。石がゴロゴロした狭い山頂は大勢の人で賑わっている。見晴らしが良く、広大な関東平野が眼下に眺められる。関東平野の北東部に位置する単独峰的山なのだから、関東平野が一望できて当然なのであるが、前回来た時にはガスって真っ白だったので、改めて眺望の良さに感激してしまう。広々とした開放的な景色を眺めていると、自分の存在がごくちっぽけなものに思えてくる。

下りは白雲橋コースを、名前が付けられた大きな奇岩を眺めながら下って行く。(岩がゴロゴロあるので火山かと思ったら、実際には火山ではなく、隆起した深成岩(花崗岩)が風雨で削られて形成されたとされる。)昼近い時間になっても、どんどん人が登って来る。女体山から1時間半程で筑波山神社に戻って来た。神社の隣にある「江戸屋」の日帰り温泉に立ち寄る。立派な宿でゆったりと気持ち良く温泉に入ることができた。

筑波山神社入り口バス停まで戻り、その先にある筑波山梅林まで足を延ばしてみる。ここには1000本の梅があるそうだが、白梅、薄い紅梅、濃い紅梅が入り混じって咲いているのが綺麗だ。梅林は山麓にあるのでずっと上り坂、風呂上りのビールで乾杯後なのでできる事なら坂道は遠慮したい。見返り台まで登った所で一応満足したので引き返す。

帰りは観光バスに使う大型バス一杯に乗客が乗り込み、つくば駅へ向かう。(by なお)


今回の参加者:副隊長、のんちゃん、ひろちゃん、なおちゃん
実働時間:3時間25分
累積登高差(+)
踏破距離:


☆ 日帰り温泉はこんな所 
☆ 打ち上げはこんな店  


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始
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01 筑波山神社から、女体山を見上げる。
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02 今日も良い天気。
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03 先ずは境内へ。
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04 階段を登る。
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05 立派な鈴。
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06 雪を被った狛犬。
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07 そう、今朝雪が降ったらしい。
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08 アイゼンを履くほどではない。
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09 日影は雪化粧。
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10 日向は殆ど融けている。
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11 暫し止まって雪景色。
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12 木々にも雪化粧。
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13 御幸ヶ原に到着。
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14 日光男体山は目立つ。
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15 男体山へ。
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16 男体山山頂の本殿。伊弉諾尊。
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17 微かに富士山も見えている。
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18 富士山クローズアップ。
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19 こちらは霞ヶ浦。
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20 では下りよう。
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21 再び、御幸ヶ原。
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22 男体山の祠が見える。
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23 次は女体山。
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24 女体山の祠も見えるんだ。
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25 もうすぐ女体山。
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26 この上が山頂。
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27 女体山本殿。伊弉冊尊。
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28 ここからも微かに富士山。
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29 霞ヶ浦。
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30 ロープウェイがやってきた。
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31 証拠写真。
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32 白雲橋コースから下山。
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33 大仏岩。確かにそう見える。
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34 北斗岩。
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35 天空の北斗星のように決して動かないことを意味している。って、岩はみんなそうだろ。
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36 どれが大黒天の袋なのか判らない・・・
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37 そう云われれば・・・
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38 これは有名。
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39 潜ってみました。
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40 これも有名。
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41 確かに、ちょっと勇気がいる。
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42 本当に微妙に引っかかっているだけ。
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43 残念ながら白蛇は見えず。
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44 登山口に戻った。
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45 ここで温まった。
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46 ちょうど一時間後。
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47 梅林に寄ってみた。
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48 筑波山の梅その1。
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49 筑波山の梅その2。
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50 筑波山の梅その3。
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51 筑波山の梅その4。
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52 筑波山の梅その5。
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53 筑波山の梅その6。
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54 筑波山の梅その7。
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55 筑波山の梅その8。
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56 筑波山の梅その9。
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57 筑波山の梅その10。
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58 筑波山の梅その11。
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59 筑波山の梅その12。
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60 筑波山の梅その13。
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61 筑波山の梅その14。
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62 筑波山の梅その15。
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63 ポカポカ陽気で眠気が襲う。
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64 スカイツリーが見えているはず。
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65 ここに寄った。
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66 今日もいい一日でした。
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67 つくば駅前から筑波山を振り返る。

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