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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第475 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2017年3月25日(

行き先【西丹沢/大ノ山(723m)~撫ノ平(956m)

コースタイム:

小田急新宿駅[631](急行小田原行、町田706、海老名駅717)⇒新松田駅[749/810](富士急湘南バス)⇒玄倉BS[854/8:57]→<P1[9:37/9:40]→大ノ山(723)[1016]→戸沢ノ頭[10:30]→遠見山[11:03]880m)→大杉山(860.8m)P2[1115/11:20]→小割沢ノ頭(845m)[11:57]→<P3[12:09/12:12]→橅ノ平(956)P4 [1236/12:45]→日向ノ沢ノ頭(762m)→林道に出る[13:55]→中川温泉ぶなの湯[14:02/14:40]→中川BS[1453](富士急湘南バス)⇒山北駅[1528]⇒タクシー(2200)⇒アサヒビール園[1543/17:15]⇒タクシー(1900)JR松田駅[1823](特急あさぎり6)⇒小田急新宿駅[1940]

トレイルマップ
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高度記録
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<山行概要>
山行時間:約5時間。晴れ後薄曇り、3℃くらい。食量:パン2、おにぎり1。水分量:1リットル(ポカリ)。 登山者無し、日本鹿2頭と遭遇(大ノ山あたり)。

コースは、丹沢湖北側道路、2番目の取りつき~大ノ山~遠見山~大杉山~橅ノ平~日向ノ沢ノ頭~中川温泉に下りる。ミツマタの花(群生)を楽しめる。道標、山名標はほとんどない。広い尾根では分岐が不明瞭、地形図からは想像できない痩せ尾根とそれに続く痩せた急登、急降下あり、気を抜くことは禁物、根に足を取られないよう注意、また朽ちた木に体重を掛けて掴まらない様に注意。地図・コンパス・高度計とGPSを利用したコース(尾根)選びが必要な熟達者向きコース。

<山行記録、感想>
メンバーはそれぞれ小田急新松田駅前、富士急湘南バス1番バス停集合。和尚は、新宿6:45発「あさぎり1号」にてメンバーを追いかけ、「松田駅」下車、南口から出て新松田駅前に行く。(南口ではSUICA読み取り機械は無い、切符を使いましょう、駅員さんが居れば事務所の中で処理してくれる) 松田界隈から富士山が大きく見える。

バスは、山北駅を通り、山間部へ入っていく。玄倉BS(330)着、富士山と早咲きの桜が見える。ビジターセンターは閉館したようす。自販機、トイレあり。バス停横に登山ポストあり。玄倉川橋を渡り、対岸へ。2つ目の取り付き場所(パイプの手すりあり)から入山。

始めから急登が続く、日本鹿(小鹿)2頭発見。この辺り大ノ山南斜面はミツマタの群生地である。ミツマタの花は8分咲きくらいで、香りは少し。ミツマタ狙いの登山ツアーは来ていない、僕らだけで静かに楽しみながら、大ノ山(723)到着。ここから橅ノ平まで稜線歩きとなるのだが、道標無く、また山名標はほとんどない。冬枯れの静かな尾根歩き、杉・檜に囲まれた広いなだらかな尾根ばかりでは無い。地形図からは想像できない痩せ尾根、急登・急降下もあるので、注意が必要。(確かに、詳細図曰く「熟達者コース」である)

また全行程で、根が表面を這っていて、躓かないように歩く、また木を掴んでも枯れているものがあるので、慎重に体重を乗せること。

地図で南から北へ追っていくと、大ノ山(723)の後、戸沢ノ頭(755m)、遠見山(880)、大杉山(860.8m)845mピーク、湯ノ沢乗越(780)810mピーク、小割沢ノ頭(845m)、橅ノ平(956)、ここで西に方向を変え、日向ノ沢ノ頭(762m)、そして南へ方向を変え、痩せた尾根を下り、最後に日向ノ沢に下りて、中川温泉の集落へ到着。

遠見山(880)から大杉山(860.8m)は広い尾根で、ここらから西に下れるが、遠見山→中川橋や、大杉山→中川温泉の分岐が不明瞭、辺りを充分見回してから、真の尾根を見つける必要があるのでしょう。845mピークでは、右(東側)に踏み行ったような尾根があるが、そこからは湯ノ沢乗越~小割沢ノ頭(845m)へは続かないので迷い込まないように。僕らは一旦そこを進んで引き返した(下から、横から見ると正解の尾根が見えるものだ) (トレイルマップ参照)

痩せ尾根、急降下・急登を越えて、橅ノ平の広場でほっと小休止する。ここから中川温泉に下りる計画だが、これが詳細図にも載っていない上級のバリエーションである。副隊長が辺りを偵察している。さて、西へ尾根を下る。途中日向ノ沢へ下りる木段があったが、僕らは日向ノ沢ノ頭へ向かい、あくまでも尾根を確保しながら中川温泉集落に到着した。…コース取りは難しいが、面白い。隣にも尾根が見えていたのだが、途中から消えてしまった。今、歩いているこの尾根が正解なのだ!

予定より早く(余裕分を使わずに済んだ)、中川温泉「ぶなの湯」に着いた。中川BS1453発のバスで、山北駅に向かう。途中のバス停では、登山者が列を作ってバスを待っている。今日は臨時で2両が後から来るらしい。この時期、ミツマタの花見が超人気なのだ。

ミツマタに加え、ここ松田界隈では、桜「春めき」種が見ごろを迎えている…僕らも、さあビールとバーベキューで今日2度目の花見だ!(by 和尚) 

今回の参加者:副隊長、和尚、菊丸、ひろちゃん、なおちゃん 夜の部:アユラシ
実働時間:4時間45分
累積登高差(+)
踏破距離:


☆ 日帰り温泉はこんな所 
☆ 打ち上げ第一弾はこんな店 
☆ 打ち上げ第二弾はこんな店 
☆ 帰りに乗ったのはこんな電車  
☆ 打ち上げ第三弾はこんな店 


~ 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます ~

スライドショウの開始
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01 玄倉バス停にて。おや?
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02 ひょっこり富士山。
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03 桜と富士山。
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04 ここから登ることにした。
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05 最初は急登。
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06 眼下に丹沢湖が見える。
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07 アキレス腱、伸びる。
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08 とりあえず、急登はあそこまでか。
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09 ちょっとひと息。
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10 ミツマタ、発見。
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11 良く咲いているようだ。
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12 とりあえずひと安心だ。
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13 大ノ山のミツマタその1。
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14 大ノ山のミツマタその2。
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15 大ノ山のミツマタその3。
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16 大ノ山のミツマタその4。
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17 大ノ山のミツマタその5。
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18 大ノ山のミツマタその6。
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19 もうここで帰ってもいいかな。
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20 大ノ山のミツマタその7。
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21 大ノ山のミツマタその8。
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22 大ノ山のミツマタその9。
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23 大ノ山のミツマタその10。
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24 左奥の山は日影山。
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25 さて、先を急ごう。
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26 おや、またミツマタの群生。
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27 さらに上の方にも。
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28 甘い香りが漂う。
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29 こんなところにアンテナ。
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30 大ノ山のミツマタその11。
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31 大ノ山のミツマタその12。
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32 証拠写真。
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33 大野山。
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34 大ノ山のミツマタその13。
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35 日影山。
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36 大ノ山のミツマタその14。
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37 少々、藪漕ぎ。
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38 大ノ山はこのあたり。
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39 さらに北を目指す。
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40 右側はガレている。
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41 ここにもミツマタ。でもまだ蕾。
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42 戸沢ノ頭、到着。
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43 遠見山の登り。
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44 まだ続く登り。
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45 もう遠見山は過ぎた。
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46 遠見山から大杉山へ。
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47 大杉山を過ぎる。
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48 もうすぐ小割沢ノ頭。
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49 ザレた下り。
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50 足元不安定。
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51 更に下るが、これは間違い。
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52 10分ほどロス。テープが至る所にあって紛らわしい。
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53 小割沢ノ頭、と云いたかったが・・・
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54 見えた、ブナノ平。
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55 ヤセ尾根を辿る。
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56 ブナノ平に到着。
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57 手製の標識。
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58 確かに平らだ。
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59 和尚も到着。
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60 ゆっくりランチ。
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61 あれは大室山。
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62 いずれ、ここから更に北を目指すか。
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63 ブナノ平から下る。
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64 ザレていやらしい下り。
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65 ここは慎重さが必要。
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66 眼下に何故か突然、木段。
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67 極めてヤセた尾根。
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68 我々の行く手にも木段。
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69 762mピークに向けて登り返す。
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70 背後にブナノ平。
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71 脚立でフェンスを乗り越えようとしたが、不要であった。
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72 行く手に中川温泉街が見えてきた。
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73 もう迷うところは無い。
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74 結局、今日は誰にも会わなかった。
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75 すぐそばのミツバ岳は、さぞや大賑わいだろうが。
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76 ミツマタと桜。
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77 これは満開。
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78 ぶなの湯に到着。予定より1時間前倒し。
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79 これは大輪のミツマタ。
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80 あの奥がブナノ平。
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81 帰りのバスはご覧の通り。皆、ミツマタ狙い。
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82 丹沢湖より、大野山。
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83 ここで肉を喰った。
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84 アサヒビール園の庭で花見。
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85 春めき桜という、早咲き種だそうだ。
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86 新松田駅前のこの店、すごい。
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87 今宵も新宿に途中下車。
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88 岐阜屋で一杯やっていると・・・
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89 またアユラシ登場!

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