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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第117 回:マンマミーア山行のご報告  

2017年6月3日(

行き先【丹沢/塔ノ岳〈表尾根〉(1491m)〜鍋割山(1272.5m)

コースタイム:

小田急線新宿駅[6:31](小田原行)小田急線秦野駅[7:38/7:46]⇒タクシー(5590円)富士見山荘(ヤビツ峠の先)[8:19/8:24]→休憩[9:14/9:17]→二ノ塔[9:28/9:32]→三ノ塔[9:50/9:56]→烏尾山[10:20/10:30]→行者ヶ岳[10:48]→休憩[11:15/11:19]→新大日[11:37]→木ノ又小屋[11:51/11:58]→塔ノ岳[12:25/12:48]→金冷し[13:01]→大丸[13:12]→小丸[13:31]→鍋割山[13:55]→後沢乗越[14:48/14:53]→栗ノ木洞[15:16]→櫟山[15:31]→寄BS[16:40/17:10]⇒新松田駅[17:38/17:41]⇒東海大学前[18:00/さざんか/20:10]⇒小田急線新宿駅[21:17]

トレイルマップ
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高度記録
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どちらかというと、表とか何々銀座とか百名山とか・・・・・ではない山に登ることが多いが、今日は正真正銘の丹沢表尾根を登る。ウッディーさんが年2回登っているコースである。

朝は天気よく空には雲一つない、空気は乾いている。タクシーで秦野駅北口よりヤビツ峠の先、富士見川橋まで行く。途中で追い越したバスは満員で、つり革にぎっしりと人が掴まっていた。バスは蓑毛が終点、そこから登山道入口まで25分、舗装道路を歩かなくてはならないところを私達はタクシーを使い、時間節約と体力を温存した。

富士見川橋には続々と登山者が到著する。3人組の若者たちがロックだかソウルだかの音楽をガンガンに鳴らしながら歩いてきた。うるさい、とにかく早く先に行って・・と思う。常連のウッディーさんも「今日は人が多いな。」と。

さあ、まずは二ノ塔目指して頑張ろう。九十九折の樹林帯を黙々と歩く、常に後ろを気にしていないと、先に行きたい人が張り付いている場合がある。若者にどうぞと云うと「いいえ、いいです」なんて返事が返ってくる場合があるからなかなか難しい。とにかくぞろぞろと常に人が歩いている登山道は、昨夏の双六岳以来ではないだろうか。

尾根に上がるまでは我慢の登りが続く。富士山と相模湾が見えて来た。二ノ塔はもうすぐだ。丹沢の魅力の一つは、登りながら海が望めることではないだろうか。表尾根はアップダウンが多いそうだが、よく整備されているのでとにかく歩きやすい。大山、愛鷹山が見える。

三ノ塔へは一度下り登り返す。山頂は広く、景色は申し分ない。これから目指す、いくつものピークが一望でき、遥か山の上にポツンと塔ノ岳と小屋がうっすらと見える。嬉しくてなんだか近く感じる。ウグイス、ホトトギス、ツツドリ、アオバト、ホオジロのさえずりが入れ替わり聞こえてくる。

大きく下り登り返したところが烏尾山。この先にクサリのついた岩場があり一気に下降する。そして痩せ尾根の急登を登りながら、ふと振り返れば海が見えている。カイサク小屋跡を過ぎるとまもなく新大日に着く。痩せ尾根が崩落しているがちゃんと木段がつけられている。木の又小屋にて休憩。あと少し、最後の急登を登り切ると塔の岳山頂に到着した。すごい数の人だ。

(鍋割山からの下山途中の会話・・塔ノ岳の山頂に何人いたかとの話になったところ、あにー「400人から500人はいたよね。」、ウッディーさん「そんなにいないでしょ。200人ほどじゃない。」、なおちゃん「中学校の遠足の子達がいたから一気に人数が増えるんじゃない?」、あにー「わかった、496人だよ。我々4人は下山したから。」一同「あははは」と。)

15分ほど休んだ後は、鍋割山を目指す。新緑の眩しい木漏れ日の尾根道は快適であった。金冷しを経て1時間で着く。2月に来た時はまだ寒かったが、今日は乾燥した空気のおかげで日陰は涼しい。でもさすがに鍋焼きうどんを食べている人は少なかったと思う。

さてまだ3時間は歩かなくてならない。後沢乗越まで50分のコースタイムを40分で通過。そこを過ぎると、今までの喧騒が嘘のように誰とも会わなくなり、いつもの静かは山歩きとなった。途中の櫟山(クヌギ)では、雑草の背が高くなり全く見通せなくなっている。その後は鹿柵と茶畑を目指して下山する。茶畑はあまり変わっていなかったが、驚いたのはロウバイ園。葉が生い茂り、梅の実がたわわに実り、下草は伸び放題で景色は一変していた。

登山口出発8:30分、寄バス停着16:40分、久しぶりのロングトレイル、天気がよく展望も素晴らしくて丹沢表尾根を満喫した。 (by ひろ)

今回の参加者:ウッディーさん、あにー、ひろちゃん、なおちゃん
実働時間:7時間13分
累積登高差(+)
踏破距離:


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始
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01タクシーのお陰で30分の林道歩きをカット.JPG
2017年06月03日 08時23分
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02富士見山荘からのスタート.JPG
2017年06月03日 08時24分
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03まずは樹林帯の中を登る.JPG
2017年06月03日 08時29分
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04よく整備されていて歩き易いが、登山者は多い.JPG
2017年06月03日 08時57分
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05眺望が開け、海が見えた。丹沢ならではの楽しみ.JPG
2017年06月03日 09時18分
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06ヤマツツジ、綺麗な色.JPG
2017年06月03日 09時22分
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07二ノ塔、木陰で休憩.JPG
2017年06月03日 09時29分
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08大山が目の前に見える.JPG
2017年06月03日 09時29分
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09お〜、富士山が見えた!.JPG
2017年06月03日 09時32分
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10せっかくなのでアップでもう一枚.JPG
2017年06月03日 09時32分
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11次に目指すは三ノ塔.JPG
2017年06月03日 09時33分
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12また富士山が見える。富士山が見えるとついついテンション上がる.JPG
2017年06月03日 09時34分
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13特徴的な愛鷹山.JPG
2017年06月03日 09時35分
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14箱根の山々もよく見える.JPG
2017年06月03日 09時35分
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15枝先で綺麗な声で囀る鳥、ホオジロか?.JPG
2017年06月03日 09時44分
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16三ノ塔からの富士山.JPG
2017年06月03日 09時49分
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17富士山をバックに、とお願いしたが、富士山はどこ?.JPG
2017年06月03日 09時52分
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18大山の右側に海が見える.JPG
2017年06月03日 09時54分
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19連なる尾根の先に塔ノ岳と山頂の小屋が見える.JPG
2017年06月03日 09時55分
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20大きく下る.JPG
2017年06月03日 10時00分
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21富士山を眺めながら歩けるのは嬉しい.JPG
2017年06月03日 10時01分
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22烏尾山からの富士山.JPG
2017年06月03日 10時20分
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23真鶴岬や大島も見える.JPG
2017年06月03日 10時21分
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24尾根を吹き抜ける風が爽やか.JPG
2017年06月03日 10時40分
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25塔ノ岳がまた見える、少し近づいたか?.JPG
2017年06月03日 10時41分
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26先を歩く人たちが見える.JPG
2017年06月03日 10時50分
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27富士山に雲が掛かり始めた.JPG
2017年06月03日 10時56分
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28鎖場はちょっと渋滞.JPG
2017年06月03日 10時57分
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29変化に富んだコース.JPG
2017年06月03日 11時01分
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30ウツギの白い花が目を惹く.JPG
2017年06月03日 11時01分
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31次は丹沢に付きものの階段を登る.JPG
2017年06月03日 11時06分
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32塔ノ岳山頂の小屋を確認.JPG
2017年06月03日 11時09分
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33小屋がさらに近づいたか?歩く励みになる.JPG
2017年06月03日 11時23分
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34振り返れば歩いて来た道のりも見える、三ノ塔ははるか遠く.JPG
2017年06月03日 11時33分
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35木ノ又小屋で休憩.JPG
2017年06月03日 11時53分
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36宿泊もできるようだ、生ビールの文字が目の毒.JPG
2017年06月03日 11時54分
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37清々しい風と海の眺めが元気の元.JPG
2017年06月03日 12時01分
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38富士山に雲が!見納めになるか.JPG
2017年06月03日 12時01分
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39塔ノ岳山頂まであと一登り.JPG
2017年06月03日 12時11分
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40山頂も間近、それにしても人が多いこと!.JPG
2017年06月03日 12時25分
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41富士山は雲の中.JPG
2017年06月03日 12時26分
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42遠くから見えていた山頂の小屋、尊仏山荘.JPG
2017年06月03日 12時26分
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43小屋の左側には丹沢山も見える.JPG
2017年06月03日 12時34分
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44人が多いけど休憩する.JPG
2017年06月03日 12時36分
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45如来尊佛が安置されている.JPG
2017年06月03日 12時38分
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46立派なカメラを持っていた方に撮影を依頼、写りはどお?.JPG
2017年06月03日 12時42分
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47見晴らしの良い山頂、富士山を中心にパノラマ.JPG
2017年06月03日 12時39分
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48大倉尾根への分岐、我々は鍋割山へ.JPG
2017年06月03日 13時01分
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49新緑の中の緩やかな道を・・.JPG
2017年06月03日 13時02分
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50ルンルン気分で歩く.JPG
2017年06月03日 13時03分
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51視界が開けると海が見える、良い気分!.JPG
2017年06月03日 13時27分
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52先に進むと南側に蛭ヶ岳が見えた.JPG
2017年06月03日 13時51分
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53ここを登れば鍋割山山頂.JPG
2017年06月03日 13時53分
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54この山頂も寛ぐ人で賑わっている.JPG
2017年06月03日 13時58分
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55座り込みたくなるような牧歌的な雰囲気だものね.JPG
2017年06月03日 14時02分
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56富士山はすっかり雲の中.JPG
2017年06月03日 14時00分
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57もうだいぶ疲れました〜.JPG
2017年06月03日 14時04分
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58鍋焼うどんでどこの山かわかるでしょ、とここで証拠写真.JPG
2017年06月03日 14時08分
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59櫟山からの眺め、あともう一頑張り.JPG
2017年06月03日 15時30分
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60林道を横切ってから、また登りだ〜.JPG
2017年06月03日 15時59分
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61は〜い、ちゃんと閉めましたよ.JPG
2017年06月03日 16時17分
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62茶畑に出た、もうすぐ寄だ.JPG
2017年06月03日 16時18分
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63青々して美しい茶畑.JPG
2017年06月03日 16時18分
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64ウツギの花も綺麗.JPG
2017年06月03日 16時23分
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65蝋梅にも実がなっていた.JPG
2017年06月03日 16時32分
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66葉が青々と茂っていて、花の時期とは別の所のよう.JPG
2017年06月03日 16時33分
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67東海大学前駅の「さざんか」で入浴後の乾杯.JPG
2017年06月03日 18時53分
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68かた焼きそば.JPG
2017年06月03日 19時00分
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69こんがり焼けた餃子.JPG
2017年06月03日 19時00分
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70豆腐が名物なんだそう.JPG
2017年06月03日 19時21分
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71さあて、お腹も一杯になったし、帰りましょう.JPG
2017年06月03日 20時02分

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