コースタイム：

JR新宿駅[6:46]（ホリデー快速あきがわ1号）⇒立川駅[7:15]⇒武蔵五日市駅[7:55]→南沢あじさい山[8:46/9:05]→休憩[9:50/9:55]→休憩[10:46/10:50]→日ノ出山[12:05/12:30]→林道に出る[13:19]→つるつる温泉[13:40/14:39]⇒JR武蔵五日市駅[15:02]⇒拝島駅[15:19/15:22]⇒立川駅[15:34]

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「紫陽花が見られる山はないだろうか？」と検索していたら、ヤマレコで評判の良い場所を見付けた！今日はちょうど雨の予報、雨が似合う紫陽花を見に行こう。

新宿からホリデー快速あきがわ1号に乗車すると、雨の予報の今日はさすがに空いている。武蔵五日市駅から交番で道順を聞いて歩き始めると、ＺｉＺｉという赤い帽子、白い髭の木の人形が所々に現れて、道案内をしてくれる。いろいろな表情をしていて可愛らしい。あじさい山に着く前に、もう既に色とりどりの紫陽花が花盛りである。あじさい山の入り口で入山料500円を払って一歩山の中に入ると、紫陽花が道の両側に溢れんばかりに咲き乱れている。

現在87歳の南澤忠一さんという方がたった一人で47年間紫陽花を植え続けて、一万株のあじさい山を築き上げられたそうである。白、青、紫、ピンクなどの色とりどりの紫陽花がちょうど見頃である。道の両側だけでなく、山の斜面にまでびっしりと植えられているのには驚いた。奥の斜面の紫陽花と、手前の紫陽花が重なり合って見え、厚みのある花園を作り上げている。

あじさい山の奥に進んで行くと登山道となり、林道を超えて進むと、金比羅山・日ノ出山への分岐点となる尾根道に出た。せっかくなのでピストンとなるが金比羅山へ向かってしばらく歩いて行くと、雨脚が強くなって来た。道が滑りそうだったので、引き返して日ノ出山に向かって、金比羅尾根を登り始める。幅が広く、緩やかな道が続く。こんな雨の中、マウンテンバイクを押しながら下って来る人に出会った。確かに自転車でも走れそうな道ではある。当然トレイルランの人には数人出会った。

しっとり濡れた樹林帯の中を、傘を差しながらゆるゆると歩くのも、また良いものである。谷沿いに木が伐採されて、新たに植えた木がまだ小さく、眺望が開けている所が2か所あった。これらの木々が成長するまでに何十年掛かるのであろうか？

だんだん単調な道に飽きてきた。金比羅尾根は予想通りやっぱり長かった・・。

日ノ出山山頂直下に近づくと木の階段と石の階段が現れ、それを登り切ると山頂に到着。あじさい山を出てから3時間かかった。ちょうど雲が切れて、雨の日ならではの幻想的な眺めが眼前に広がっていた。こんな景色を眺められるからこそ、雨の日でも山に来てしまうのだ。東屋の中で景色を眺めながらお握りを食べていると、あっという間に雲が上がって来て真っ白になってしまった。

しばらく休憩した後はつるつる温泉を目指して下山する。歩き易い道を下り、1時間40分程でつるつる温泉に到着。名前の通り、お湯がつるつるしている。露天には檜風呂があり、木の柔らかさとお湯の柔らかさでほっこり癒された。温泉の目の前からバスに乗って、武蔵五日市駅まで戻れるのもありがたい。　（by　なお）

今回の参加者：あにー、ひろちゃん、なおちゃん
実働時間：5時間分
累積登高差(+)：
踏破距離：